「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

【参加報告】12/10「高江オスプレイ・パッド、辺野古新基地の建設を許さない!東京集会」(寄稿)

2016-12-12 23:59:14 | 参加報告

<管理人より>
「高江オスプレイ・パッド、辺野古新基地の建設を許さない!東京集会」に「生協だれでも9条ネットワーク」から5名が参加してきました。参加報告のご寄稿をいただきましたので、以下にご紹介いたします。

【参加報告】12/10「高江オスプレイ・パッド、辺野古新基地の建設を許さない!東京集会」(寄稿)

<東京カズちゃんより>
 12/10の午後は曰比谷野外音楽堂にて「高江オスプレイ・パッド、辺野古新基地の建設を許さない!東京集会-最高裁は沖縄の民意に応える判決を!」の集会へ参加した。3,900人が集まったとのこと。

 野党4党の挨拶の他、辺野古や高江で反対運動をしている方々からも発言があった。参院「沖縄の風」の糸数慶子議員は「今日12/10は世界人権デーで、政府は標語として「みんなで築こう 人権の世紀 ~考えよう 相手の気持ち 未来へつなげよう 違いを認め合う心~」を掲げているが、これは沖縄には当てはまらない。沖縄では選挙を通して8割の県民が新基地建設に反対を示したのに立法・行政・司法はそれを無視している」と訴えた。
 500名超の本土から派遣された機動隊が沖縄の人たちの非暴力市民運動を力で押さえつける行為、土人、シナ人と呼ぶ差別的発言は容認できないこと、これを強要・容認している安倍政権は沖縄の新基地建設に反対する県民の声を無視していることなどが問題提起された。


 成蹊大学の武田真一郎先生(行政法)は9/16の福岡高裁判決を批判して、その内容には2つの誤りがあったと指摘した。「1つ目は、本来、翁長知事が前知事の埋め立て承認の決定を職権にて取り消ししたことが違法か否かを審議しないといけないのに、前知事の埋め立て承認が適法か否かを争点にしてしまった。2つ目は辺野古の新基地は唯一の解決策と裁判所が踏み込んで認定したことで、政策的にも異なる選択肢がある中で司法権を逸脱した。」最高裁がこれについてどう判断するか注目したいと思う。

 最後に、久しぶりに銀座へデモをしてきた。冷たい北風が吹いて寒い中、銀座の街中をパレードしてそれなりにアピールできたかと思う。


(追記)
藤原一也さんも参加している共同運営ブログ「連帯・共同21」の12/10付け記事「藤田観龍&星英雄:「高江・辺野古に基地はいらない」と3900人が東京・銀座をパレードした」はこちら

【情報】戦後世界史市民ネット2016年度『「20世紀の世界史と日本史」の学習と理解に関する調査報告書』発行と12/10シンポジウムの開催

2016-12-08 23:58:13 | 情報提供


<管理人より>
メンバーの大久保厚さんよりご寄稿をいただきました、以下にご紹介いたします。
【情報】戦後世界史市民ネット2016年度『「20世紀の世界史と日本史」の学習と理解に関する調査報告書』発行と12/10シンポジウムの開催について

「すべての大学に教養科目『戦後世界史と日本』を!市民ネットワーク」(略:戦後世界史市民ネット)
事務局長 大久保 厚
(webサイトはこちら

 当会は、2014年11月かつて1970年前後に早稲田大学に学んだ学友たちによって結成され、本年2016年4月に各地の大学で教鞭をとる教員の協力により、同年に参政権を得る新入生を含む2500名の大学生を対象に「20世紀の世界史と日本史の学習と理解に関する調査」(略:「20世紀史理解度調査」)を実施しました。

 これは18歳参政権の付与という新たな政治環境のもとで、日本社会が直面する進路選択にあたって「熟考を要する諸問題とその所在に関する基礎的な理解と、それを可能にする最小限必要となる歴史の基礎知識」を問うたものであり、調査は今日大学に期待される「自立的判断思考能力をもつ市民への自己形成」を促す教養教育の必要性を改めて如実に示す結果となりました。
 とりわけ、学校教育の現場では、「教育の中立性」を口実に中立性を保持すべき行政が教育内容に介入するという憲法とは真逆の事態が進行し、政権党の戦前回帰と教育現場への圧力と統制が強まり、立憲主義からの離脱と集団的自衛権の行使、戦争法による自衛隊の派遣、憲法改正への準備が公然と進められる局面を迎えつつあります。

 当会では、このような環境のもとで、先に実施した「20世紀史理解度調査」に鹿野政直文学部名誉教授を初めとする歴史教育に関わる8名の高校・大学教員からのコメントを掲載した調査報告書を10月末に発行し、来る12月10日に「戦争実感を持たない世代に戦争を始めとする歴史像をいかに育てるか」をテーマに「「20世紀史理解度調査」シンポジウムを開催します。

【12/10シンポジウムの開催要項】
・日時:2016年12月10日(土)午後2時〜午後5時
・場所:明治大学駿河台キャンパス12号館10階2103教室
・対象:高校生、青年、大学生、留学生、大学院生、高校教員、大学教職員、市民
・費用:500円(高校生、青年、学生、院生、26歳未満は無料)
・申込: URL:http://unico.s1.weblife.me/sos/

【提題者】
・佐貫 浩氏(法政大学教授)
 〜「教育の中立」を担保し、学生自らの価値形成と歴史像をいかに育てるか〜
・斎藤 一晴氏(明治大学他非常勤講師)
 〜日中韓の共通した歴史像の形成のもとに国民的和解の道をいかに切り開くか〜
・草川 剛人氏(帝京大学教授)
 〜戦争の実感を全くもたない世代に戦争を軸とする歴史像をいかに育てるか〜
*シンポジウムの詳細はこちら

●なお、「20世紀史理解度調査」報告書は以下の方法でご購入頂きたくお願いします。

【報告書仕様と購入方法について】
 *報告書仕様:A4サイズ 46頁 
 *コンテンツ:以下目次をご参照ください。
 *頒布価格:1000円(送料215円)
 *送料215円を含めて1215円を以下に振込ください。
  払込先:口座記号番号:00200-0-(右詰め)136775
   加入者名:戦後世界史市民ネット

 *調査報告書目次などの詳細はこちら

【参加の呼びかけ】12/10「高江オスプレイ・パッド、辺野古新基地の建設を許さない!東京集会」

2016-12-07 23:59:09 | 参加のよびかけ


<管理人より>
11月の19日行動と一緒に集会名が仮称の段階でお知らせしていましたが、集会名称が以下のように確定しています。沖縄県民に連帯の声を上げていきましょう。

【参加の呼びかけ】
「高江オスプレイ・パッド、辺野古新基地の建設を許さない!東京集会―最高裁は沖縄の民意に応える判決を!―」

日時:12月10日(土)13:30~ ※集会後デモあり
場所:日比谷野外音楽堂
主催:基地の県内移設に反対する県民会議
  「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会
   戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会

※「総がかり行動実行委員会」のHPからの情報はこちら
※「生協だれでも9条ネットワーク」の幟旗は、日比谷野外音楽堂の入口付近に13:00頃から立てる予定です。何かの際の連絡は藤原さんの携帯までお願いします。

<K.Mより>

上の画像は、全労連(全国労働組合総連合)が取扱い団体になっている沖縄統一署名=「沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」です。東京の連絡会ルートで日本生協連労働組合にも取り組み依頼があったようで、私も四ツ谷の職場の仲間の方々に協力をお願いしているところです。署名用紙を預かって広めていただけるようであれば、こちらのコメント欄にでもご連絡をお願いします。

全労連沖縄統一署名用紙→表はこちら
 裏はこちら