「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

【情報】SEALDsメンバー、学者、弁護士らが「ReDEMOS-市民のためのシンクタンク-」を設立(2015/12/14)

2015-12-14 23:59:12 | 情報提供


<K.Mより>
 昨年の11/24の日比谷公会堂の九条の会の集会&パレードに参加した職場OBと現役有志で「生協だれでも9条ネットワーク」がつくられて、安倍政権の暴走をとめようと声を上げてきた1年でした。閉塞感を打ち破ったのはまず「SEALDs」などの若い世代の行動でした。学者やママさんやミドルズやオールズまで従来の革新の勢力を超えた人々が声を上げ、動き出した姿に希望を抱くことができました。それでも意気消沈することも少なくない日々が続きます。誕生日の今日もアップダウンの末に帰宅したところ、びっくりポンのバースデイプレゼントとして受け止められる情報が!
 SEALDsメンバーたちが政党へ政策提言できる新団体を設立するという報道が続いていましたが、12/14に「ReDEMOS ―市民のためのシンクタンク」設立の記者会見があったということです。彼らに連帯してやれることをやっていきたいと決意を固めました。皆様、よろしくお願いします!


SEALDsのFacebookの記事より転載します。

【「ReDEMOS-市民のためのシンクタンク-」発足】

本日(12/14月曜日)、「ReDEMOS-市民のためのシンクタンク-設立記者会見」が行われました。奥田愛基さん、上智大学教授の中野晃一さん、弁護士の水上貴央さんほかが登壇し、ReDEMOS設立に至った経緯と概要、活動方針などについての説明がありました。
今後の動きに注目です。
しかし、最も重要なことは、一人一人が、今この社会で起きている問題を自分事として引き受けて、行動していくことです。いつだって問われているのは、私たち一人一人の判断と行動です。

詳しい内容は、HPをご覧下さい。
ReDEMOS
HP :http://redemos.com
Facebook: https://www.facebook.com/redemosjpn/
Twitter: @ReDEMOS_JPN
・・・・・・・・・・・・・・
○「SEALDs」メンバーらシンクタンク設立(NHK newsWEB)→該当記事はすでに削除されたようです。

○SEALDsメンバーら、新団体設立 政党へ政策提言(朝日新聞)

○「SEALDs」メンバーら政策提言シンクタンク設立「わくわくするコンテンツ提供したい」(弁護士ドットコムニュース編集部

○シールズ学生ら研究機関設立 立憲主義実現の政策提言へ(西日本新聞)

「ReDEMOS」のHPより、以下引用。「設立宣言」的なものと思われる。

わたしたちが望むのは、日本に生きる一人ひとりの自由と尊厳を大切にする社会です。わたしたちはそのために、立憲主義に基づき、自由と民主主義の価値を尊重する政治を求めます。

戦後70年を迎えた2015年の夏、日本では立憲主義と民主主義をないがしろにするかたちで安保法制の立法が強行されました。沖縄の辺野古基地建設の問題も、選挙によって示された沖縄の民意だけでなく、法治国家の正当な民主的プロセスも無視するものであると大きな反発を招きました。日本社会はいま、多くの課題を抱えています。その解決策については、様々な立場から自由闊達な議論が行われるべきです。しかし、そうした民主的な論争は、立憲主義、自由、民主主義といった根本理念が尊重されて、初めて健全に機能するものです。民主主義国家にふさわしい、尊厳ある個人の自由を保障するためには、一定の平等や公正な分配が達成されることも不可欠です。さらには、日本は国際社会と連帯し、東アジアの平和構築へ向けた責任ある判断をしていけなければなりません。

わたしたちは経済や生活保障、安全保障といった個別の政策について、包括的かつ領域横断的に研究します。そしてその知見を日本社会に対して発信し、めざすべき社会とはどのようなものか、大局的なヴィジョンを提示していきたい、と考えています。わたしたちは個々の政策的な垣根を超え、個人の尊厳や自由を尊重する社会の実現に向けて、政策アイデアの刷新を行い、具体的な制度づくりや取り組みを進めていきます。いま求められているのは、危機に瀕している立憲主義と民主主義とを取り戻すことだけではありません。自由、民主主義、平等、公正といった普遍的な理念を実現するアイデアと制度を、つねにアップデートさせていくこともまた、わたしたちの重要な仕事です。

最後に、ReDEMOSとは、民衆(DEMOS)への応答(Re:)の意味です。国会前抗議やデモを原点とするわたしたちが、日本の民主主義を問い直し、わたしたちの考える社会のヴィジョンを示し、市民相互の広く活発な応答関係を構築することで、日本社会が進むべき未来のあり方を探りたい。その思いで名づけました。一人ひとりの尊厳を大切にする社会。それがわたしたちの構想する、未来の日本の姿です。

(追記)
上記の朝日の記事から引用しておきます。
 安全保障関連法に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」のメンバー奥田愛基さん(23)らが学者や弁護士とともに、政党への政策提言などを行う新団体「ReDEMOS(リデモス)」を設立し、14日に参院議員会館で記者会見した。「国会前抗議を原点に、日本の民主主義を問い直す場をつくる」という。
 リデモスは「DEMOS(民衆)への応答」との意味で命名。市民のためのシンクタンクと位置づけ、安保法制など政治課題に関する情報発信や、議論の場の提供、政党や市民への政策提言をメールマガジンやイベントなどを通じて行う。
 代表理事に奥田さん、理事には「安全保障関連法に反対する学者の会」でも活動する上智大の中野晃一教授、参院の地方公聴会の公述人を務めた水上貴央弁護士の2人が就任。学生数人が研究員になり、テーマに応じて専門家や弁護士と連携していく。


コメントを投稿