「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

【参加報告】1/7「戦争止めよう!安倍9条改憲NO!2018年新春のつどい」(寄稿)

2018-01-08 23:59:26 | 参加報告

<管理人より>
 1/7「戦争止めよう!安倍9条改憲NO!2018年新春のつどい」の参加報告を、東京カズちゃんさんからご寄稿いただきました。以下にご紹介いたします。
【参加報告】1/7「戦争止めよう!安倍9条改憲NO!2018年新春のつどい」(寄稿)
<東京カズちゃんさんよりの寄稿>(冒頭の写真も)
 1/7の午後は「戦争止めよう!安倍9条改憲NO!2018年新春のつどい」へ参加した。会場の北トピア・さくらホールには1,300人が参加した。
 1/4に安部首相が9条改憲に意欲を示したが、戦後のコンセンサスだった専守防衛を破って集団的自衛権に踏み込み、北朝鮮の核ミサイルを口実に軍備拡張を推進する首相に戦後の平和憲法の改悪への着手をさせてはならない!今日はみんなその気持ちを新たにした。

 集会では俳優の松尾貴史さんがミニトークとして、安部首相などの物真似をしながら、「ますます嫌な空気になってきてる。ゆるゆるゆでガエルになりつつあるのでは。政治がおかしくなっているのに徐々に慣らされていくのがこわい。憲法を為政者側からこうあるべきなどと言い出すのはおかしい、本来は国民の側から変えたいということであるはずだ。右や左ではなく、私は憲法を応援していく」と会場を笑わせながら楽しく語った

 次に憲法学の石川健治先生が以下の概要を話した。
●今年は明治150周年だが、開国以降日本は不平等条約を改定するために文明国をめざした。その最大の課題が近代的な憲法を創ることだった。それには権利の保障と権力分立が含まれないといけない。明治憲法はこの要素に国体の尊重を加え、2つの流れが取り込まれた。
●戦後、憲法9条は軍事力の統制を果たしてきた。9条は軍隊の正統性を剥奪することで、軍事力を統制してきた。これが9条改憲をすると現状維持ではなく、統制無き状態になってしまう。個別条項であっても、シビリアン・コントロールや政軍分離が担保されないといけないはずだが…。
●ニーチェは「怪物と向き合う時は自分が怪物とならないように注意すべきである」と言った。現在の北朝鮮は1930年代の日本の国防国家の姿になっている。が、それに対応するに私たちが怪物(=国防国家)になってはいけないと思う。

 政党からは青木愛(自由党)、小池晃(共産党)、福山哲郎(立憲民主党)の各氏が挨拶した。他にママの会から弁護士・長尾詩子さんの主催者挨拶と、東京、取手、埼玉、横須賀の市民運動のリレートークがあり、地域での様々な取り組みが報告された。

(追記)
(1)生協労連がyoutubeにてライブ配信してくれたようです→こちら
(2)東京新聞1/8付け朝刊の記事は、こちら
(3)共同運営ブログ「連帯・共同21」の1/8付けの岡本敏則さんの報告記事は、こちら

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【参加の呼びかけ】「戦争止... | トップ | 【情報】1/16長谷部恭男先... »

コメントを投稿