昨年2019年12月下旬、2,000羽超ものトモエガモ (巴鴨) の大群が、島根県美郷町の江の川に飛来しているとの新聞記事が出ました。
環境省が絶滅危惧II類 に指定しているトモエガモ自体が珍しいのに、2,000羽超の大群 は見たことも聞いたこともないと専門家も驚くコメント付きの記事でした。
これは見に行かねばならないと思いましたが、天気の悪い日が続き、行けたのは、文字通りの年末でした。
先ず、2,000羽超のトモエガモの大群(肉眼レベル、中望遠、大望遠)を見て下さい。
トモエガモは全長40センチで、オス は肩羽が伸びており、オスの繁殖羽は頭部に黒、緑、アイボリー、白の巴模様 が入り、和名の由来になっています。
トモエガモのオスには、嘴基部から眼の上を経由して後頭部まで伸びる白いラインがあり、また首周りにも白いラインがあります。
トモエガモのオスには、肩から横腹に白い帯があるのも特徴です。
他方、トモエガモのメス の特徴は、嘴基部に白い斑紋があることです。
また、トモエガモのメスは喉が白いのも特徴です。
最後に、トモエガモの番(つがい)の姿を見て下さい。
尚、トモエガモは、広島県の希少種 にも指定されています。
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