年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

公的年金 0.4% 引き下げ (2022年1月)

2022年01月31日 | 定年・再雇用・年金

 
去る1月21日 厚労省は「今2022年度の公的年金額を0.4%引き下げる」と、ひっそり発表しました。
 
その結果、国民年金の支給額は、40年間保険料を納めた満額で、月額64,816円になり、21年度比259円減になります。  厚生年金は、平均的な給与(43.9万円)で40年間勤めた夫と専業主婦のモデル世帯では、月額219,593円になり、21年度比903円減になります。
 
令和4(2022)年度の改定に使う指標は、前年の年間値で、
  物価変動率=▲0.2%
  賃金変動率=▲0.4%
 
年金制度は現役世代から高齢者への仕送り方式」のため、物価だけでなく、現役世代の賃金変動を重視して毎年改定されます。
 
昨年は、新型コロナウイルス禍で賃金が下がったので、6月に受け取る4月分から改定されます。 今回の改定は、2年連続のマイナスで、2014年度の▲0.7%に次ぐ水準です。
 
一方、最近の物価は、原油高や円安で上昇傾向にあるので、高齢者の生活はより厳しくなりそうです。
 
 
尚、詳しく知りたい方のために、厚労省の発表は(→ こちら)です。
 

 

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