年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

うだつ(卯建) (その2)

2008年08月26日 | 写真~その他
8月23日の「うだつ(卯建)(その1)」と同じく 四国は徳島県美馬市貞光町の「うだつ」を見て頂きましょう。 
 
(その1)の脇町の「うだつ」は単層でしたが、貞光町は二層が多いこと(つまり、それだけ大資産家だった証と言えます)と、「うだつ」の正面に漆喰細工の「鏝絵(こてえ)」が描かれているものが多いことが特徴です。 本来の防火壁という目的に加えて、装飾的な要素を前面に出したことから、益々「うだつ」=「大資産家」+「風流人」というイメージを与えようとしたものでしょう。 
↓の右側が「鏝絵(こてえ)」付きの二層うだつの例です。 
 
  
 
色々な二層うだつを見てください。 「うだつ」の先端の瓦は「軒飾り」と言って、初期は鳥衾(とりぶすま)や鬼瓦だけでしたが、次第に破風(はふ)や懸魚(げぎょ)、宝珠(ほうしゅ)、家紋などが付け加えられるようになりました。
 
  
 
  
 
  
 
貞光町の「うだつ」の街並みです。 
 
  
 
尚、「鏝絵(こてえ)」の写真は後日(その3)としてアップする予定です。 
 
コメント