年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

ガーデニング・リーブ (Gardening Leave) (2008年3月)

2008年03月23日 | 日々雑感

直訳すれば「庭いじり休暇」ですが、同業他社に転職する場合、最新業務ノウハウの流出防止や業務(営業)妨害防止などの為に、転職元が直ぐに転職を許さず、強制的に取らす有給休暇のことです。 英国金融街シチーから始まり、今では欧米の金融業界の慣行になっているようで、日本でも外資系の金融/証券会社が本国から持込んで来たようです。

元々はF1レースチームの技術者の引抜き防止策が始まりと言われていますが、バックオフィス職員やトレーダー補助員などの場合は、直ぐに転職できますが、上級職になれば数ヶ月間もの「庭いじり休暇」になるようです。

先の定年記念旅行のことを色々書いておりますが、東京に住む外資系証券会社に勤める愚息が、平日にも拘わらず我々夫婦にフルアテンドしている印象をお持ちになって、おや? と思われた方がおられるかも知れません。

その通りでして、愚息は2月から3ヶ月間の「庭いじり休暇」中です。 愚息の転職は、実は次が4社目でして、3ヶ月間と聞いて長いなぁ~と思いましたが、それだけ重要なポジションにいるということなんでしょうし、我々夫婦がとやかく言うことはありません。 4月末までの「庭いじり休暇」中の行動計画も聞いております。 今、愚息は「彼女」と一緒に2週間のハワイ旅行中でして、ゴルフと乗馬三昧の計画で、うらやましい限りです。

仮に私めが同業他社に転職するとなると、「庭いじり休暇」はどの位の長さになるんでしょうか?  定年退職して再雇用の嘱託の身とはいえ、即日転職可というのでは、少し悲しいですよね。  
ご自分の「庭いじり休暇」がどの位になるのか、皆様も一度考えてみられては如何でしょうか?



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