
●古墳時代
Prince Shotoku promulgates Seventeen-Article Constitution.
労(ろう)惜しむなと 十七条。
604年 十七条憲法 聖徳太子
蘇我馬子と協力しながら政治を進めた聖徳太子は、603年に才能や功績に応じて個人を評価する冠位十二階を定め、冠の色で役人を区別した。また604年には十七条憲法を制定し、国家の役人としての心構えを説くとともに、仏教を敬うこと、天皇に服従することの重要性を強調し、中央集権国家の建設に着手した。
冠位十二階の制 徳仁礼信義智(冠位は当時 霊視基地。)
問題
2013立命館・文法済営などA方式
下線部1冠位十二階の制に関連して、次の史料はこの制度に関する『日本書紀』の記事である。
始めて冠位を行う。大[ ア ]・小[ ア ]・大[ イ ]・小[ イ ]大[ ウ ]・小[ ウ ]大[ エ ]・小[ エ ]・大義・小義・大智・小智、并(あわ)せて寄せて十二階。軌並びに当色の絁(きぬ)をもって縫えり。……」
空欄[ ウ ]にあてはまる、もっとも適当な語句を下から一つ選び、記号で答えよ。(ア.徳 イ.礼 ウ.仁 エ.信)
(答:イ)
2010大学入試センター試験
問2 下線部a四天王寺は、蘇我馬子とともに戦った、ある皇子(王)が創建したと伝えられている。この人物が国政にかかわっていた時期の出来事について述べた文として正しいものを、次の1~4のうちから一つ選べ。
1.世襲による氏姓制度とは異なり、個人の功績や才能を評価する冠位の制度が定められた。(〇厩戸皇子の記述)
2.中国南朝に使者を派遣し、倭と朝鮮半島南部での軍事指揮権を示す称号を求めた。(478年など倭の五王の記述)
3.倭国では大きな争乱が起こり、しばらく収まらなかったが、諸国が共同して女性の王をたて、約30国からなる連合体をつくった。(×239年など邪馬台国の記述)
4.稗田阿礼によみならわせていた神話や伝承、歴史などを、太安万侶が筆録し、書物として完成させた。(×712年古事記の完成)」
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