しんちゃんの大工日記・2

三重県で伝統工法による無垢材と土壁の
家作りをしています。
奮闘中の棟梁の姿を嫁が綴っています。

棟梁の父 作 【大きな樽】

2008-10-29 06:27:41 | 大工日記
棟梁は 松阪市の店舗へのリフォームが一段落し 只今
とある会社の別荘(保養所)の 囲炉裏製作に取り掛かっています。

今年の冬は 別荘に来た会社の方達が、新しい囲炉裏を囲めるように
頑張ってます。



棟梁が現場に出ていて 人気のない昼間の工場で
こんなものを見つけました。




          大きな大きな樽です。
       どうやら まだ製作途中のようです。



どれくらい大きいかと言うと・・・・






  6歳の末っ子が入ってしまいそうな位の大きさです。

(なぜか裸足の末っ子。なんだか妙に樽とマッチしています)(笑)






この樽は どうやら おじぃちゃん(棟梁の父)が作っているようです。
材料は杉だそうです。


こんな大きな樽 何に使うのかと言うと
今年の冬 ひじきを蒸すのに使うのだそうです。


昔ながらのひじき漁。
じいちゃん手作りの樽がどうやって使われるのかは また
このブログでもUPしたいなと思っています。
(今年は嫁もひじき漁に初挑戦しようと思ってます)









こんな大きな樽を作ってしまうじいちゃんですが
じいちゃんも大工さんだったわけではありません。


うちの工務店は 棟梁が1代目なのです。


でもなんでも作ってしまう器用なじいちゃんを見ていると
やっぱり 血筋なのかな・・と思ったりもします。








西井建築工務店ホームページ
コメント (4)
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