しんちゃんの大工日記・2

三重県で伝統工法による無垢材と土壁の
家作りをしています。
奮闘中の棟梁の姿を嫁が綴っています。

適材適所・・・・

2008-10-10 06:23:24 | 原木からの家造り







製材所の中は いつも綺麗に掃除がしてあり 整理整頓されて

天然乾燥中の材が並んでいます。


なかには 今年6歳になった末っ子が生まれる前から 乾燥させてある
ものもあります。




木にもそれぞれの個性があり癖があります。
だから 乾燥させる時間も おのずと 木によって違ってきます。




そして その個性や癖を最大限に生かすことができるように
適材適所を見極めます。






子供と同じだなって思います。

クラス委員に向いてる子、 図書委員に向いてる子、
クラス委員向きではないけど 生き物係なら誰にも負けない子。


飲み込みは早いけど、すぐ忘れちゃう子。

飲み込みは時間がかかるけど、いったん自分のものになるととても
伸びる子。





どの木がよくって 

どの子が優秀で



とか そういうのではなく・・・・



その木や その子が持つ
一番よい個性を生かすこと。



そしてその
適材適所を見極める為の 
確かな目を培うことも大切なのですね。

だから 毎日が 勉強!
頑張ろう!





西井建築工務店ホームページ
http://www.isesima.jp/nishii/index.html




コメント (16)
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