しんちゃんの大工日記・2

三重県で伝統工法による無垢材と土壁の
家作りをしています。
奮闘中の棟梁の姿を嫁が綴っています。

山・川・海~思いやりの森造成運動に参加してきました。

2008-10-27 08:43:13 | 嫁のつぶやき
   10月25日(土曜日)。



この日嫁は、三人の子をおばぁちゃんに預けて 
岐阜県加茂郡東白川村のある東白川村森林組合に行ってきました。
「山・川・海~思いやりの森造成運動」の植栽のイベントに参加するためです。

今年は地区の女性部のリーダーをおおせつかっているので、色んな行事が
入ってきます。
こころよく送り出してくれるおばぁちゃんや棟梁、家族のみんなに感謝です。

この日は 早朝5時出発 片道5時間をかけて東白川村に着きました。
山間の静かな集落です。空気が澄んでいます。





この日は 総勢約400名の人たちが 
ハナノキやケヤキ、コブシ等1400本を植栽しました。

この植林の事業は今年で8年目を迎えました。
8年前に植栽した木は 実や花をつけるようになってきたそうです。

嫁も軍手とクワを持って10本ほど植栽をさせていただきました。





植栽に参加していた小学生の少年達が大人になっても
この山の自然がこうして守り続けられていることを願ってやみません。





何十年も前から山の木々や自然を守り続けてきてくださったからこそ
日本の そして三重の木を使って 
こうして棟梁が日々家造りを続けさせてもらえているのだな・・と
改めて思いました。






植栽のあとは 地元の方が作ってくださった 炊込みご飯と野菜いっぱいの
豚汁をいただき、地元の夫婦デュオ「O=2」さんの素敵な歌声を
聞かせてもらいました。
キロロ「ベストフレンド」が最後に流れ 感激!!

澄んだ空気と澄んだ声。
とても居心地の良い空間でした。


今回一つだけ 残念だったのは 
私が大好きなブログのお母さん「山里の木地屋さん」の住む加子母村が
目と鼻の先だったのに バスでの団体行動がゆえに 足を伸ばせなかったこと。

でも絶対 いつか会いに行きたいお母さんです。





東白川村の皆さん。
本当にありがとうございました。





何かと役がつくと大変な事が多いのも確かですが
それ以上に 沢山の人たちとの新しい出会いに恵まれ 
体験できなかったようなことを体験させてもらえています。

イヤだイヤだと不平不満を言う前に 
与えられた事を一生懸命こなし
その中で経験したことや得たものを 
これからの生き方にプラスにしていきたいと思っています。




西井建築工務店ホームページ
コメント (8)
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