しんちゃんの大工日記・2

三重県で伝統工法による無垢材と土壁の
家作りをしています。
奮闘中の棟梁の姿を嫁が綴っています。

「粋だなぁ~」って思うこと。

2009-11-30 07:19:58 | 土壁



大直しが施された壁は、中塗りまで 乾燥させます。
乾燥中の土壁には、いつも このような 「松の葉」の印がコテでつけられています。



「【松】は 【待つ】 とかけられているんだよ」



以前 そう教わりました。







粋だな~。

















さぁ! 今日から月曜日です。




【伝統工法・土壁の家】の現場には
引き続き、左官屋さんに入っていただいて
和室の中塗り、その他のお部屋には珪藻土を施工させていただきます。





一方 地鎮祭が済んだ 【門出の家】の現場は
基礎工事が順調に進んでいます。







そして


いつも「のんびり屋すぎる!」と棟梁にダメだしをされる嫁は
12月の声を聞き、あせって
お歳暮の手配、工務店のカレンダー巻き、年賀状の手配・・・と
プチパニック状態です(苦笑)








忙しい日々が続きますが
健康管理に気をつけて 頑張りましょう。
















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土壁の大直しの工程が始まりました・・・

2009-11-27 06:42:37 | 【伝統工法・土壁の家】 
無垢の木でつくる 【伝統工法・土壁の家】。
現場は大工工事の内部造作もほぼ終わり、左官屋さんに現場に入っていただいています。


上棟が済み、子舞竹を編み、荒壁が塗られた土壁のうえに 
まずは【大直し】という工程で塗りを重ねていきます。






今回 【伝統工法・土壁の家】の現場では
こちらの和室には 荒壁から大直し中塗りと工程をすすめ、
数ヶ月から1年ほど乾燥期間を置いたのち
仕上げ塗りをさせていただく予定です。





押入れ部分には、大直しののち、漆喰を塗られます。

漆喰は、防水性や調湿機能に優れているため、
古くから土蔵や家屋の土で造られた壁の上塗り材としても用いられてきました。


しんちゃん家の住むこちらの海辺の田舎町にも築100年ほどの漆喰壁の蔵が
まだまだ沢山残っています。

去年 施工させていただいた 築140年の古民家再生現場でも、140年前の
竹子舞、編まれた藁、土がそのままの状態で力強く残っていました。


海辺ゆえの風の強さや潮風、幾度となく通り過ぎていった地震や台風などの
自然災害にも耐えて
今なお 現役で蔵として活用されていたり、
土壁をそのままに再生させ住居として住まわれています。




伝統工法も土壁も
大切に大切に次世代へと繋いでいけたらいいな。


もっともっと沢山の人達に 
その良さと強さが分かってもらえる日がくるといいな。










継続は力なり。











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継がれていく職人技・・・伊勢神宮宇治橋二十年に一度の架け替え

2009-11-26 06:24:46 | 頑張れ職人さん


式年遷宮を4年後に控え、伊勢神宮の新しくなった宇治橋を
子供達と渡ってきました。







        こちらが新しくなった宇治橋。





   そしてこちらは架け替えられる前の今年1月の宇治橋。
   (この宇治橋は平成元年に架け替えられたものですね)


こうして写真を並べてみると、よく分かりますね。







なぜ二十年に一度 このように架け替えられるかというと
式年遷宮の建て替えに携わる職人さん達の技を
継承していくためでもあるのだそうです。


例えば 子供達が間から覗き込んでいるこの木曽檜の高欄(こうらん)(欄干のこと)は
350もの材を釘一つ使わず、仕口、継ぎ手で組み上げ 
最後に敷板(普段私達が歩いている所の板が敷板です)に空けられた穴にいっきに落とし込むのだそうです。




そしてその高欄が落とし込まれた敷板は
船大工の伝統技法である【すりあわせ】という技法によって
雨水が橋脚に漏れないようにしているのだそうです。
【すりあわせ】は、昔から船大工が船底に施した技法です。


ただ今現在は、木造の船を作る船大工は殆どいなくなってきています。

だからこそ、このように一つ一つの技法が遷宮によって受け継がれていくことは
本当に意味があるものなのですね。








今回 こちらの宇治橋を任された棟梁さんは60代。
実に3度目の宇治橋架け替えなのだそうです。

この棟梁さん世代の技と心意気が又次の世代へと繋がれていきます。

次回 20年後の宇治橋架け替えの時には、今回の架け替えに携わっていた
若い世代の職人さんが指揮をとってくださることでしょう。







宇治橋を渡ると、伊勢神宮の中は まさに只今紅葉真っ盛りでした。











神宮のなかでは 4年後の式年遷宮に向けて【遷宮の匠】達が
仕事に打ち込んでいる姿を拝見することもできました。















次回20年後の宇治橋架け替えの時には三人の子供達は
それぞれが30歳前後の歳になっています。


もうその頃には、こうやって三人が仲良く並んで宇治橋を歩いている光景は
見れないでしょう。


もしかしたら
彼女や彼氏と腕を組んで歩いているかもしれません。
いえいえ
もう新しい家族を持って赤ちゃんを抱いている子もいるかもしれません。

もちろん親である私達とは多分 一緒には歩いていないと思います。








でも不思議と寂しいとか、そんな風には思いません。
むしろ逆に 
出来れば それぞれがそれぞれに 
大切な友人や、パートナーや、新しい家族と 共に
こうやって新しい宇治橋を渡ってくれていてほしいと願っています。









そして
自分自身はというと



新しくなった宇治橋を
共に60代になった棟梁とゆっくりと渡ってみたいなぁ。
と思います。



20年後も変わらず付き合い続けているであろう大好きな友人達と
おしゃべりをしながら楽しく渡るのもいいなぁ。とも思います。











20年後も又 こんな風に 
遷宮の建て替えに携わる沢山の職人さん達の技と心意気を見せていただけることを
楽しみに待っていたいと思ってます。











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今日は【お伊勢さん】へ・・・・

2009-11-24 06:45:25 | 嫁のつぶやき
3連休が終わりました。
皆さんはよい休日を過ごされましたでしょうか?!



棟梁は 無垢の木でつくる【伝統工法・土壁の家】の内部造作のラストスパートで
連休はやはり仕事に出かけました。

連休返上のおかげで、ようやく内部造作もほぼ完成をむかえ
現場はいよいよ昨日から左官屋さんに入ってもらって
珪藻土塗りの工程に入っています。








さて相変わらずの連休難民族の嫁と子供達はというと・・・



土曜日に子供達の通う小学校の文化祭があったため
連休明けの今日も代休でお休みになってます(泣)





でも平日の代休は、渋滞や人ごみが苦手ななしんちゃん家にとっては
絶好のお出かけ日和。







というわけで







(こちらは今年の1月の伊勢神宮の宇治橋の写真です)
(遠くのほうで水色のコートを着てこちらを見ているのは末っ子)







式年遷宮を4年後に控えて新しくなった
宇治橋を子供達と見てこようと思います。




20年に一度の架け替え行事。
受け継がれていく伝統・技・心意気。













【お伊勢さん】
ここらの人は伊勢のことをこう呼びます。


この呼び方。
私も大好きです。









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新たな家造りに向けて・・・・【門出の家】 地鎮祭

2009-11-19 06:31:11 | 【三重の木の家・門出の家】
11月18日(水) 大安吉日のこの日。
新たなおうちつくりに向けて 地鎮祭がとりおこなわれました。





今回 若いご夫婦が新たな新生活への出発地点とする為のおうちつくりを
うちの工務店がさせていただけることになりました。

本当にありがとうございます。


今回のおうち作りは
住まわれるご夫婦の新たな門出となり
今からこの地で始まる新生活の拠点となります。
これから、お二人で家庭を築き上げていかれる大切なおうちです。

また、そのご夫婦をそばで暖かく見守る
ご両家のお父様やお母さま、おじいさま、おばあさま

皆さんの想いが
沢山つまった大切なおうちつくりをさせていただけることに
改めて責任感を感じています。






地鎮祭は工事の無事進工、竣工と、土地・建物の安全を祈願するものです。
地鎮祭のなかでとりおこなわれる一連の流れには一つ一つ意味があります。


・・・・・・地鎮祭の順序と手順・・・・・・・・・・・・・・・・・

1.修祓(しゅばつ)の儀       参列者の心身を祓い清めて、神に近づく行事です。
 

2.降神(こうしん)の儀       払い清めた祭場に神をお迎えする行事です。
 

3.献饌(けんさん)の儀       神饌を供える行事です。
 

4.祝詞(のりと)奏上        最も厳粛、かつ最重要行事です。
 

5.切麻散米(きりぬさんまい)の儀  祭壇に供えられた神酒、米、塩、切木を中央及び四隅にまいてお祓いをする行事

6.鍬入(くわいれ)の儀       苅入(かりそめ-鎌入れ)および穿初鋤入れの行事です。
                   鎌入れ-鍬入れ-施主 鋤入れ-建設業者

7.玉串奉奠(たまぐしほうてん)の儀 玉串を捧げ、神への崇敬の心を表す行事です;

8.撤饌(てっせん)の儀       神官が神前に進み、神饌を上げる行事です。


9.昇神(しょうしん)の儀      降神の儀でお迎えした守護神を元の御座にお返しする行事です。
 

10.直会(なおらい)の儀       関係者が、神饌の神酒のおさがりを頂戴して、関係者の和楽を尊ぶ行事です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






祝詞を聞かせていただくといつも本当に厳かな気持ちになります。


これからも初心の気持ちを忘れることなく
一つ一つの工程を誠実に丁寧に積み重ねていきたいと思います。





施主様はじめご親族のみなさま。
これからどうぞよろしくお願いいたします。

本日は本当にありがとうございました。






















新たな家造りにむけて【門出の家】の地鎮祭が無事とりおこなわれた後

午後からは
棟梁は【伝統工法・土壁の家】の内部造作の現場に急いで戻りました。
内部造作もいよいよ大つめです。






忙しい日々がしばらくは続きます。
健康管理に気をつけて 踏ん張っていきましょうね。

ファイト 棟梁。








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舞姫・・・受け継がれていく行事

2009-11-18 08:02:30 | 田舎の風景
先日の日曜日。
地元の神社で【神祭】という秋祭りが行われました。



この日の為に 一生懸命 奉納の舞を練習した4人の舞姫の女の子達も
いよいよ本番の日を迎えました。



朝早くから 髪を結い上げ、お化粧をし仕上げに赤い口紅をひいた舞姫さんたちは
日頃の【おてんば娘】の面影が消え、みんなが本当にきれいでした。

舞姫の女の子達は、みんな小さな時から知っている子供達ばかりだったので
紅をさしたその【大人と子供の間】の美しさに、既に踊りが始まる前から
ウルウルでした。






みんな大きくなったね。 そして踊りの練習もよく頑張りました。








        奉納踊りが厳かに始まりました。



娘が舞姫の衣装で踊る姿に改めて胸がジーンとしました。







奉納踊りが無事終わったあと、棟梁とツーショットでパチリ。
この棟梁の嬉しそうな笑顔!!

嫁とのツーショット写真ではこんな表情は絶対しませんね(苦笑)











子供の成長の過程の一こまを
こうして家族みんなで見ることができたことに感謝したいと思います。













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薪ストーブ レンガ設置工事

2009-11-17 07:35:51 | 【伝統工法・土壁の家】 
無垢の木でつくる【伝統工法・土壁の家】。

現場は左官屋さんによって、薪ストーブのレンガ設置工事をしていただきました。













薪ストーブの煙突も、今は このように二重構造になっており
防火面や蓄熱面でも安心してご使用していただけるような構造になっています。









内部造作に入ってからは、細やかな作業の積み重ねの毎日です。
疲労が腰にくる棟梁、昨晩 仕事を終えてから
かかりつけのカイロの先生の所へ行ってきました。



完成を心待ちにしてくださっている施主様の為に
今日も棟梁 頑張ってます。







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まだ見ぬ施主様へ・・・ケヤキの天然乾燥材

2009-11-12 08:23:00 | 原木からの家造り
「魚をしんちゃんの工場の冷蔵庫へ入れといたでな~。又食べてや~」

と知り合いの漁師さんから電話をいただきました。
いつもありがとうございます。


早速 そのお魚を今晩のご馳走に・・と嫁は工場へ走ります。
(自宅と工場は車で10分弱程かかります)






棟梁は現場に出ていて留守でした。




刻みなどをする加工の工場のほうも、こちらの製材工場のほうも
シーーンと静まりかえっていました。








製材工場のほうには、天然乾燥中の材がならんでいます。







この材は二年ほど前に原木から製材した欅(けやき)ですね。

原木だった時の2年前のブログはこちらから。「まだ見ぬ施主様へ・・ケヤキの原木」









天然乾燥中の材を在庫で置いておくことは
小さな工務店の【経理担当者】にとっては、
本当に本当に厳しく・・
正直辛いことのほうが多いです。


でもなんとか・・踏ん張って頑張っていきましょう!



【「小さな幸せ」を「大きな幸せ」と感じられる人が
本当の意味で「本当に幸せな人」なんだよ】

私の好きながばいばぁちゃんの言葉の一つです。

家族が小さな幸せの中で笑顔いっぱいの日々を暮らしていけたら
きっと大丈夫でしょう。













工場の冷蔵庫には
30センチから40センチくらいある大きな大きなヒラメが入っていました。


その夜 その頂いたヒラメをお刺身にして家族みんなでおいしく頂きました。
子供達は、贅沢にもそのヒラメの刺身でお茶漬けにして
「めっちゃうまいーーー!」と嬉しそうに食べてました。







このひと時が

「小さな幸せ」だけど「大きな幸せ」 なのだと思います。















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エール交換・・・同じ自営業の嫁として

2009-11-10 08:15:20 | 嫁のつぶやき



このブログをきっかけに
またまた 素敵な方との出会いに恵まれました。

うちのブログにコメントをくださっている【海っこママさん】と
昨日はお会いする機会に恵まれました。


海っ子ママさんもしんちゃん家と同じこの町で
旦那様と鯛の養殖・販売をされている自営業のお嫁さまです。


始めて海っ子ママさんからコメントを頂いた時
同じ町に住む、自営業を営む嫁という同じ立場から、同じように旦那さんの
仕事を頑張って発信している方と知り
本当に嬉しかった記憶があります。



そして昨日 やっと始めてお会いすることが出来ました。
ブログで感じる海っ子ママさんそのままの 本当に素敵な女性でした!





現場で海っ子ママさんに棟梁にも会ってもらうことが出来ました。



その後 ゆっくりと

私は棟梁の目指す家造りのこと。
海っ子ママさんは鯛の養殖や販売のこと。

それから
お互い自営の嫁という立場での色々なこと。

そんな事を話あいました。


色んな思いに、色んな姿勢に
本当に共感させていただくことが多く 

お互いがお互いの話に
「一緒!一緒!一緒だね~」と何回も頷きあいました。









私も海っ子ママさんも

どちらかというとPCにも疎く(苦笑)
【経営】や【営業】などという分野もどちらこというと苦手な分野のようです(苦笑)




ただ
自分の仕事に一生懸命向き合い取り組む旦那様の頑張りを
誰よりも見近に見てきて、
その事を誰よりも強く「発信していきたい」という気持ちを持っています。


ブログ発信にしろ・・
HP作成にしろ・・・


【SEO対策って何のこと?】【検索エンジンにかかるってどういう意味?】
【リンクを飛ばすってどこに飛んで行くの?】みたいなレベルだけれど(苦笑)



きっと
頑張って【一人でも多くの人に発信していきたい】【わかっていただきたい】という基本の気持ちを持ち続ければ

それがいつかは、

根が張り、芽が出て、実をつける(ここまではいくのは正直う~んと険しい道のりだけれど)

と信じてお互いこれからも頑張り続けていきましょうね。


海っ子ママさんにお会いできて 本当によかったです。
ありがとうございました。








写真は 海っ子ママさんが 棟梁にと作ってくださった【手作り生姜蜂蜜】と
本好きな私にとお手製の消しゴム判子で作ってくださった【しおり】です。


海っ子ママさんの暖かさそのまんまの贈り物に感激。


生姜蜂蜜はさっそく今朝 棟梁と二人で暖かいお湯で割っていただきました。






お互いが【宣伝下手】と自負しあっているので
こんなことをするとかえって海っ子ママさんに叱られちゃうかもしれませんが、

ちょっとだけ 海っ子ママさんと旦那様が手塩にかけて作ってらっしゃる
【鯛の西京漬け】 ここでご紹介させてもらっていいですか? 海っ子ママさん!



誠実で暖かなご夫婦が作り出す 【たいの西京漬け】はこちらからどうぞ。
(海っ子ママさん これが多分【リンクを飛ばす】ってことかと・・自信ないけど(苦笑))









素敵な方との出会いを大切に・・・





今日も頑張ります。










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俺の大工修業⑰・・・体重制限のかかった椅子

2009-11-09 08:02:33 | 俺の大工修業
「しんちゃんの大工日記」のこのブログを読んでくれているみんな。
そいでもってそん中でも この俺の一人前の大工になるための険しい道のりを
綴った「俺の大工修業シリーズ」ファンのみんな。
いつも俺を見守ってくれてありがとう。

このシリーズもいつの間にか17回目になったんやて。
マジかいな?!


俺が一人前の大工さんになる頃には何回目くらいになってるんやろ。
ちょっと心配になってきたで・・


気合い入れて頑張るで!






最近の俺はというと 大工の親方でもある父ちゃんの道具に向かう姿勢を
この目に焼き付けながら修業中や。




         これが親方の父ちゃん。





           そしてこれが俺。



どうや?!
ちょっとは、様になってきたんとちがうか?
今日は、助手付きやでな。






その助手も調子に乗ってこの有り様や。



あかん。全然あかん。
まだまだ腰に重心が全然いってない。ダメやダメや。
まだまだ お前にノコギリを持たせるんは10年早い。




まぁ せいぜい 兄弟子の俺のノコギリや金槌の使い方を目で盗んでおけよ。







ほれっ ちゃんと板を持っとれよ。
俺の黄金の手に手元が狂って釘が刺さるからな。








やっと完成したで。
親方 どうや?! 俺もなかなか腕を上げたやろ?!








まぁ 今後の課題としては

「いかにして座ってもグラグラせえへん【安定感】のあるものを作り出すか」と



なんといっても 俺の母ちゃんも安心して座れるように

「【体重制限】のない椅子をどのようにして作り出すか」 やな。











大工の道は まだまだ 険しく遠い。




俺 今日も頑張るで! 見ててや。みんな。












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