その晩 嫁には 野望があった。
その野望は 三人の子供たちが寝静まってから
冷蔵庫の中にある 三連プリンの「プッチ○プリン」の最後の一個を
食べてしまおう! という とてつもなく大きな野望だ。
うちの子は三人なので 三連プリンや三連ヨーグルトなんかを買うと
当たり前だけれど 母までは回ってこない。
それに いつも子供たちには
「寝る前には甘いものは食べたらあかんで!」と言っているし
毎晩 寝る前に 腹筋運動やストレッチに励んでいる棟梁の横で
ムシャムシャとプリンをほおばるには かなりの覚悟がいる。
その日の夜は
その野望を実行するには もってこいの夜だった。
子供たちは 早くから寝付きそうだったし
棟梁はこの日 県外に出ていたので 帰宅は深夜になると連絡があった。
今夜しかない! と思った。
だから
いつもより 少し早めに寝室の電気を消し 子供たちに
「おやすみ。私のかわいいエンジェル達」
と聖母のように優しい声でおやすみの挨拶をし
とりあえずは 自分も布団に入り たぬき寝入りを決め込んだ。
あくまでも たぬき寝入りなので
コンタクトを取ったあとの必需品である眼鏡はかけたままにしておく。
数分後 きっと寝つきの良い子供達は三人とも 深い眠りに落ちていくだろう。
そこから 棟梁が帰宅する深夜までが待ちに待った 嫁の野望を果たす時間だ。
眠れ 眠れ 子供達。
さぁ 眠れ 深く眠れ・・・・
眠れ・・・・
ねむ・・・
ね・・・
・・
「ただいま・・・」
深夜1時。 控えめに音を立てないように戸をあけて棟梁が帰宅した。
ふっと そこで 目が覚めた。
しまった! やってしまった。
子供を寝かしつけるつもりが 嫁まで深い眠りについてしまっていた。
いや
これはいつものことだけど ← (本当にいつもです。byしんちゃん棟梁)
今夜は 野望を実行に移すべく大切な夜だったのに・・・(泣)
あまりにも寝つきの良い自分自身を責めながら
ふと 自分のお尻の下に違和感を感じた。
なんだろう?! と思って お尻の下に手をやると
強度近視でビン底級の眼鏡が 見るも無残に 割れていた。
どうやら あまりの寝相の悪さにかけたままの眼鏡が いつの間には外れて
しまって自分のお尻の下にひいていたらしい・・。
プッチ○プリンの代償は あまりにも大きすぎた・・・・(号泣)
嫁のお尻の重さも あまりにも重すぎた・・・・(号泣)
「わ、わ、わ 割れとる・・・・」 と動揺している嫁に
棟梁は ちょっと 吹き出しそうになるのをこらえながら
「お前・・眼鏡屋さんへ行ってこいよ」 と言った。
嫁は 「うん。そうするわ・・・(泣)」と言いながら
棟梁には
「これはプッチ○プリンをこっそり食べようとした代償である」
ということは絶対内緒にしておこうと 心に誓った。
小さな小さな野望が
大きな大きな代償を生むことになった。
ということを 今日は 伝えたかった嫁なのでした(泣)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おしまい・・・・・
追伸・・かなりの強度の近視の為 眼鏡屋さんには在庫がなく本社工場からの
「お取り寄せ」になるとのことで 嫁は5日間ほど
【片目だけレンズなし】という おまぬけな姿で夜は過ごしています。
西井建築工務店ホームページ
http://www.isesima.jp/nishii/index.html
その野望は 三人の子供たちが寝静まってから
冷蔵庫の中にある 三連プリンの「プッチ○プリン」の最後の一個を
食べてしまおう! という とてつもなく大きな野望だ。
うちの子は三人なので 三連プリンや三連ヨーグルトなんかを買うと
当たり前だけれど 母までは回ってこない。
それに いつも子供たちには
「寝る前には甘いものは食べたらあかんで!」と言っているし
毎晩 寝る前に 腹筋運動やストレッチに励んでいる棟梁の横で
ムシャムシャとプリンをほおばるには かなりの覚悟がいる。
その日の夜は
その野望を実行するには もってこいの夜だった。
子供たちは 早くから寝付きそうだったし
棟梁はこの日 県外に出ていたので 帰宅は深夜になると連絡があった。
今夜しかない! と思った。
だから
いつもより 少し早めに寝室の電気を消し 子供たちに
「おやすみ。私のかわいいエンジェル達」
と聖母のように優しい声でおやすみの挨拶をし
とりあえずは 自分も布団に入り たぬき寝入りを決め込んだ。
あくまでも たぬき寝入りなので
コンタクトを取ったあとの必需品である眼鏡はかけたままにしておく。
数分後 きっと寝つきの良い子供達は三人とも 深い眠りに落ちていくだろう。
そこから 棟梁が帰宅する深夜までが待ちに待った 嫁の野望を果たす時間だ。
眠れ 眠れ 子供達。
さぁ 眠れ 深く眠れ・・・・
眠れ・・・・
ねむ・・・
ね・・・
・・
「ただいま・・・」
深夜1時。 控えめに音を立てないように戸をあけて棟梁が帰宅した。
ふっと そこで 目が覚めた。
しまった! やってしまった。
子供を寝かしつけるつもりが 嫁まで深い眠りについてしまっていた。
いや
これはいつものことだけど ← (本当にいつもです。byしんちゃん棟梁)
今夜は 野望を実行に移すべく大切な夜だったのに・・・(泣)
あまりにも寝つきの良い自分自身を責めながら
ふと 自分のお尻の下に違和感を感じた。
なんだろう?! と思って お尻の下に手をやると
強度近視でビン底級の眼鏡が 見るも無残に 割れていた。
どうやら あまりの寝相の悪さにかけたままの眼鏡が いつの間には外れて
しまって自分のお尻の下にひいていたらしい・・。
プッチ○プリンの代償は あまりにも大きすぎた・・・・(号泣)
嫁のお尻の重さも あまりにも重すぎた・・・・(号泣)
「わ、わ、わ 割れとる・・・・」 と動揺している嫁に
棟梁は ちょっと 吹き出しそうになるのをこらえながら
「お前・・眼鏡屋さんへ行ってこいよ」 と言った。
嫁は 「うん。そうするわ・・・(泣)」と言いながら
棟梁には
「これはプッチ○プリンをこっそり食べようとした代償である」
ということは絶対内緒にしておこうと 心に誓った。
小さな小さな野望が
大きな大きな代償を生むことになった。
ということを 今日は 伝えたかった嫁なのでした(泣)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おしまい・・・・・
追伸・・かなりの強度の近視の為 眼鏡屋さんには在庫がなく本社工場からの
「お取り寄せ」になるとのことで 嫁は5日間ほど
【片目だけレンズなし】という おまぬけな姿で夜は過ごしています。
西井建築工務店ホームページ
http://www.isesima.jp/nishii/index.html