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しんちゃんの大工日記・2

三重県で伝統工法による無垢材と土壁の
家作りをしています。
奮闘中の棟梁の姿を嫁が綴っています。

漁村の朝・・・・

2007-12-04 06:21:09 | 田舎の風景
           漁村の朝は早い。



           
           朝日が昇ってくる頃







    ひと仕事終えた漁師さんの姿がもうそこにある。












         だから夜も早い。







最近 近くの公園にクリスマスイルミネーションの電飾を付けてくれた。

でも実は私も子供達も 
点灯式の時の一度しかその綺麗な電飾を見ていない。



毎日 公園がキラキラピカピカ輝いている頃には

いつもすっかり 夢の中でいるから・・・・・。






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里山のめぐみ・・・・・・

2007-11-14 06:21:24 | 田舎の風景


          棟梁の大好きな 『柿』




沢山頂いたので 干し柿に。




秋の恵み。

里山の恵み。

自然の恵み。




いただきます。





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行くべきか?! 行かざるべきか?!

2007-11-09 06:23:04 | 田舎の風景


よく通る道にある とある看板。

道からは その店が果たしてどんな店なのかは見えない。

その見えないという現実が、より一層 一度見てみたいという欲求を駆り立てる。



どうやら道を曲がった所にあるようだ。






行くべきか・・・


いや・・・行かざるべきか・・・。






あなたなら・・・さぁ!どうする?!









追伸・・・「田舎ぐらしの・・・」は どうやら 好評分譲中らしい?!





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シンマイ・ドンマイ

2007-09-18 06:22:06 | 田舎の風景
家の前に広がる海も空も、
いつの間にか 秋の海と秋の空になっていた。




食卓に並ぶお茶碗の中には、真っ白な




「新米。(シンマイ)」













どんなに頑張っても頑張っても、どうにもならない。

そんな時もある。







そんな時は



大きな声で




「ドンマイ!!」




                       by ラブリー・フランソワ
                            (久々の登場)







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伝えたい田舎の風景・・・・・・田んぼの「がじ棒」

2007-09-07 06:28:41 | 田舎の風景
我が家の近所に、共に80歳を越えるご老人のおじぃちゃんとおばぁちゃん
お二人暮らしのおうちがあります。

最近では 足腰が随分弱くなってしまったようで、外に出られることも少なく
なってきました。




そこのおうちの外壁には、こんなものが吊り下げられています。







嫁は平成生まれなので、これが何なのか分からなかったのですが
    (↑ここ。つっこむとこです!お忘れなく)(笑)



これは、田んぼの「がじ棒」と言って
田植えの時に、苗がまっすぐ植えられるようにすじをつける道具なのだそうです。




きっと 今から30年も40年も前、
まだここのおばぁちゃんが嫁ぐらいの年代だった頃・・・・

おじいちゃんと二人で
元気に この道具で田植えをされていたのでしょうね・・・・。


今は農業も機械化が進み、この「がじ棒」使って田植えをする光景は
滅多に見られなくなってしまいました。












台風が近くにいるせいか、小雨が降り ざわざわと風がふくなか

少し 寂しいような気持ちになる そんな田舎の風景のひとこまでした。








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伝えたい田舎の風景・・・・・・テングサ採り

2007-07-14 06:39:40 | 田舎の風景
田舎の海辺の田舎の風景。


天日干しされている これは 何でしょう・・・?!



     これは 寒天の原料の「テングサ」 です。






紫色をしたテングサは、まだ海から採ってきたばかりのものです。

この紫色のテングサが、こうやって天日干しをされ 又 雨に打たれて
また乾かされ・・を繰り返しながら このような 白いテングサになって
いくそうです。



このテングサは、生まれも育ちもこの海辺・・の海人の近所のおばちゃんが
採ってきたものです。

きっと このおばちゃんは、どこのどの辺に どんな海藻があるのか・・・
全部 頭の中に入っているのでしょうね。

まさしく この海と共に 生きてきたような方達がここにはたくさん
みえるのです。







追伸・・大型の台風4号が接近してきています。
    皆さん 十分 お気をつけくださいね。





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田舎モン バンザイ!!

2007-06-07 06:20:59 | 田舎の風景


しんちゃん棟梁は 三重の海辺の田舎で
嫁は 三重の 山の田舎で  生まれ育ちました。

そんな田舎モンの二人の間に生まれた子供達も もちろん 

「生粋の田舎モン」

であるわけです。





ある時 嫁が 

「私らってどこへ行っても、なんとなく「田舎から来たなぁ~」って
バレルよなぁ」

と言うと・・・・







「ええやん。ええやん」
「えっ?!なんで?! 田舎モンって あかんことなんか?」

と しんちゃん棟梁は 言いました。





その言葉を聞いて


「あぁ、そうなんや。田舎モンって恥かしい事でもなんでもないんや。

こんな自然一杯の中で毎日が暮らせて、子供達も伸び伸び遊べて
暖かい田舎の人達に囲まれて家造りという仕事が出来るっていうことは

むしろ 「誇り」を持っていいことなんやなぁ」

と気づきました。







もう随分前の話でしたが・・・・



こんな風景を見て  

ふと

そのときの事を 思い出しました。







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海の男たち・・・・・・

2007-05-31 06:14:59 | 田舎の風景
          「海の男・ベテラン」

「ワシはこの海の事ならなんでもわかるんや。喜んどる海も悲しんどる海も・・」



   BGM 「兄弟舟」・・・・・・・・・・・ by鳥羽一郎









           「海の男・中堅」

「週末はいつもここで 波を待つ。時間がここでは止まっているのさ」



  BGM 「いとしのエリー」・・・・・by サザンオールスターズ










          「海の男・新人」

「毎日が楽しいぞぉ!海が好きだぞぉ!だから叫ぶんだぞぉ!」


              「ソイヤー!!」


    BGM 「前略 道の上より」・・・by一世風靡セピア
         

        






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伊勢神宮のお木曳きに参加してきました!

2007-05-11 06:21:14 | 田舎の風景
5月5日 こどもの日。
しんちゃん棟梁一家は 伊勢神宮式年遷宮のお木曳きに参加してきました。



「お木曳き」とは・・・http://www.e-ise.jp/sengu/okihiki.htm





      御神木のヒノキを外宮まで運びます。



しんちゃん棟梁一家が参加した奉曳団は 総勢700人。
「エンヤ」「エンヤ」の掛け声とともに 綱を引っ張ります。





     しんちゃん棟梁とジュニア達も引っ張ります。





伊勢の町並み。
鎧囲いの外壁にむくりの屋根。
この建物は昔から伝わる薬屋さんです。



     しんちゃん棟梁奉曳団のちびっこ軍団達。
次回 20年後のお木曳きの時には もう私達親からは 巣立っていっていることでしょうね。





お木曳きすること 約1時間。

やっと外宮に到着です。
無事 皆 怪我もなく 御親木を外宮まで 運びこむことが出来ました。





最後は 奉曳団全員で「ばんざ~い」の三唱。

写真は おじいちゃん(七十歳)に肩車してもらって
一緒にばんざいしているジュニアその3(四歳)。



二十年に一度の記念すべき この遷宮のお木曳き行事に
こうして 家族全員が元気に参加出来た事は しんちゃん一家にとっても
本当に心に残る思い出となりました。







なぜ二十年ごとにこのように建替えをしていくのか・・・


それは このような伝統的な行事や、
建替えに携わる職人さん達の技の継承という意味があるのだといいます。




昔から伝わるものを継承していく事。

日本にいる色々な分野の職人さんの技も
こうやって遷宮のように ずっと ずっと 継承されていくことを

心から願った一日でした。







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伝えたい田舎の風景・・・・・・ひじき取り

2007-03-24 07:29:41 | 田舎の風景
春先のこの時期になると、しんちゃん棟梁家の前の海辺では
こんな風景が広がります。



         ひじきの採集の時期です。
      ここは、「ひじきの里」とも言われています。







こうやって天日干しをして乾燥させた後 まず、よく洗い塩を落とします。
塩を落としたひじきを、各家々が庭先で大きな釜を火にくべ 今度は蒸すのです。
蒸されたひじきを 又 天日干しをして ようやく乾燥ひじきが出来あがります。


そうやって 少し前までは 庭先で釜をくべていたのですが、最近では
やはり ひじきの採集のされる方の高齢化が進み、そういう作業が困難になってきました。

今では
写真のように 採集したひじきを天日干しにして乾かした状態で漁業協同組合などに出荷するようになってきました。

漁業協同組合が、集荷したひじきをまとめて 機械で、蒸して、乾燥させたものが
市場にでていきます。








この辺で採れるひじきは 太さが違う!と評判のひじきです。




天気の良い日は、こうやっておばちゃん達が出荷前のひじきを裏返し裏返し
を繰り返し 満遍なく乾燥させる作業を続けています。









それでも、今でも 

「自分とこで食べる分だけは 昔ながらに、釜で蒸したものを食べたいのさ」

と、庭先に釜をくべている風景を 時折 見掛ける事があります。







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