大同マルタ会

大同マルタ会の方々が自由にこのブログに集い、会員の思いや写真などを思い存分に披露できる開かれた広場にしたい。

リハビリ記録を読ませてもらいました

2014年01月31日 | 感謝
方方の方からFBを読んでの反響がありました。私の高校の後輩からです。

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 リハビリ記録を読ませてもらいました。

方法を変えただけで、今までできなかったことができるようになる成功物語。

リハビリの方法にもいろいろあるのですね。

認知運動療法というのは、身体を動かすのではなく、

脳を動かすということなのでしょうか。

これだけの効果が出るとすれば、

現在リハビリの効果が上がっていないことに悩んでいる人たちへの朗報になります。

ともあれ、良かったですね。おめでとうのダブルヘッダーの新しい年になりました。

いずれ、一緒にお酒を飲める機会があればいいと思っております。

大のプレスリーファンより

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リハビリの記録を読ませていただきました

2014年01月29日 | 感謝

もとIBMの支社長からメールをもらいました。

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ブログで昨年11月からのリハビリの記録を読ませていただきました。

ここ3年は毎年お会いしていたので、今回のリハビリを受ける前の状況がそんなに

厳しかったとは思っていませんでした。妻もびっくりしていました。

また、まだまだ人間の精神・肉体には未知の分野があるとはいえ、

この2-3ヶ月間の『認知神経リハビリテーション』の目覚しい効果には

重ねてびっくりしています。

このまま順調に回復し、そのうち車の運転やゴルフもやられるかもしれませんね。

本当に今までのリハビリは何だったんでしょうか。

『俺の8年の老後を返せ!!!』と琵琶湖に向かって叫んでいる姿を想像しつつ、

またお会いできる日を楽しみにしています。

                   あなたを兄貴と慕ってる弟分より

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元電算課の課長さんからメールが来ました

2014年01月28日 | 感謝

大同マルタ会・大同マルタOB会のサイトを良く見ていますが、

リハビリに関する記事はあなただったのでしょうか。

一連の記事を読んでいて、ふと、

私が良く通る、小さな寺の門前に掲かげられている

「当たり前の事が、当たり前に出来る有りがたさ」

という一言法話を思い出しました。

 

画面には、普段の当たり前の生活に感謝する気持ちが伝わって来ます。

本当に、劇的な回復お目出とうございます。

今年は良い正月を迎えられた事と思います。

 

確かに、失って初めて知る大切さは、

私も健康面では嫌というほど知らされています。

私は現在、高血圧、慢性膵炎、難聴と3つの大きな病を抱えております。

私も高血圧・慢性膵炎・難聴と色々な持病を抱え、

不自由な中ながらも、お陰さまで何とか毎日を過ごしています。

 

私の場合、慢性膵炎でアル―コール類が全くダメなのに加えて、

最近、難聴で周囲が騒がし会場などでは、

会話が聞き取りにくい様な次第です。

また、80歳を超えると、体力の衰えを自覚する様になって来ました。

階段を下りる時には端の手摺を持つなど、

十分注意する様に心がけています。

上りの場合は転倒だけで済みますが、下りの場合は転落の危険が有ります。

 

もう歳をとると、私には食べる事が一番の楽しみとなって来た様です。

たまには家庭での簡単な料理を作っておりますが、

中でもジャムや漬け物など保存食作りが得意です。

また、月に一度くらいは安くて値打のあるレストランなどを探し出してきて、

外食するなどをして居ります。

 

それでは、これで失礼。

                           山科醍醐の里の住人より

 


リハビリテーション-21 足の裏の肉球って?

2014年01月27日 | 感謝

二足歩行を更に完璧なものにさせようと本田先生は僕を次に挑ませました。

今度は足の裏の肉球を使えと言う事らしい。

肉球と言う言葉は本田先生から何度か聞いておりましたので、

足の裏のどこにあるのかだけは知っておりました。

先生の手を借り足首を持ち上げて、先生が考えただろう機材を用い、

足の裏が地面にどの程度当たっているかを、目を閉じて訓練を繰り返しました。

この時、不自由な右足だけでなく健康な左足も同じように訓練を繰り返しました。

不自由な右足は、健康な左足の地面に触れる感覚を感じ取って覚えて行くのです。

初めのうちは右足は繰り返すので、幾分鉛の感覚が続きました。

次第に左足の軽い感覚に近づいて来たのが分りました。自分でも信じられません。

この時、足の踵と親指に近い肉球を意識して、地面に強く当てる訓練もしました。

すると足の裏の重心の移動がスムーズに足の裏の内側にできました。

何だこんなに簡単だったのだ、初めて気が付きました。

この感覚を覚えて、早速床で歩行実習です。

肉球を意識して、胸を張って歩きました。

折り返しをしてからは肉球を意識しなくても肉球がしっかり地面を捉えてます。

全然疲れません。小指から着地しないため、幾分蟹股の様な癖が出ないようです。

今日は先週より威張って病院の廊下を歩いて行けました。宝塚の男役のように。

この成果は私よりも本田先生が喜んでいるかもしれません。


リハビリテーション-20 水泳を再開しました

2014年01月24日 | 感謝
 二足歩行が健常な人なみになったと心の中で思ったので、一大決心しました。

昨日病院の帰り守山イトマンスイミングスクールに入会手続きに行って来ました。

リハビリにはもってこいだし、ダイエットにも有効と考えたからです。

スイミングスクールはこれで5軒目です。いずれも遠いので止めました。

米国に行く前を含めて20年近く続けていたスクール通いを再開しました。

今度は自転車で10分ほどの近さです。小さな施設ですが、まあまあのところです。

早速今日から水泳を始めました。

足に不安があったので念のためフロート(浮き)を持参しました。

先ず初めは浮き無しで25mクロールで挑戦です。15m程は前に進みました。

その後がいけません。手を動かすストロークと足のリズムが狂ってしまいます。

左足はどうやら就いて行くのですが、右足は言うことを聞きません。

挙げ句の果ては左も右も一緒に動いてしまいます。制御が利かないロボットです。

このまま25m泳いで行くと足の方から沈みかけます。

仕方なく途中で一休み、気を取り直して再び挑戦して25mを泳ぎ切りました。

復路はゆっくりとしたストロークで手を動かし、足が就いてくるようにしました。

やはりそれでも往年の様に優雅に泳げませんでした。

やっと50mのスタートに戻りました。リハビリ前と大して変わりありません。

その後は浮きを付けて優雅なクロールを心行くまで楽しみました。

その後バタ足だけの練習をやり、再び浮きを付けてクロールをやりましたが、

何の進歩もありませんでした。

今日は諦めて、来週出直すことにしました。

さてどうなることか、大分不安が募ってきました。


リハビリテーション-19 歩行練習の仕上げに入りました

2014年01月23日 | 感謝

リハビリの記録を撮っていたDVDを見る限り僕の歩行は大分改善されたと思っておりましたが、

健常人の歩き方より劣る点がたくさんありました。

重心の移動がまだスムーズでなく、とてもぎこちないのです。

特に足首の下での重心の移動が全然理解してないのです。セラピストさんに紙の上に描いて貰ったのに。

どうしても右足で上手いこと映像(イメージ)として捉えられないのです。

これでは認知神経リハビリテーションにはなりません。目を閉じて左足の動きを右足で何回も繰り返しました。

そのうちにやっと左足の重心の移動が右足でも少しずつ出来るようになりました。

実際に室内で胸を張って、まるで軍人さんのように威風堂々と歩けと 言われたように歩いてみました。

初めは意識して重心の移動を確かめていました。終いには意識しないでも胸を張って歩いていました。

長年直そうと思っていた猫背(前屈み)が無くなっていました。胸を張っても転倒の恐怖が無くなりました。

自分の歩き方に自信を持ったのです。スイスイと足が前に出ます。まるでファッションショウの女性モデルです。

リハビリが終わってから病院の廊下を歩いてる僕はどんなに得意げに歩いていたのでしょうか。


リハビリテーション-18 数の子を咽せずに飲み込めました

2014年01月19日 | 感謝

リハビリを始めて、数の子を飲み込むと咽ることが分かりました。

リハビリのセラピストさんに話すと、嚥下障害を起こしていると言われました。

そしてもう少し口の中の認知神経リハビリテーションを続けましょう。

そうすれば、きっと嚥下障害は良くなるでしょう、との返事でした。

今は餅を食られたし、水も一気飲み出来たし、数の子をトライしたくなりました。

家内に近くのスーパーで数の子を買って来させました。

「お父さん、また咽て嫌な思いをしても知りませんからね。」

そう言われれば益々トライしてみたくなります。

遂に清水の舞台から跳び下りました。数の子は縦横無尽に飛び跳ねました。

しかし塊は小さくなったものの、粒粒はそのまま口の中で飛び跳ねています。

咽ないので、好い加減に噛むのを止めて、そっと飲み込みました。

何事も無く、喉の奥に、その粒粒が下りて行ったのでした。

本当にスムーズにです。心配していたことが何も起こりませんでした。

目の前で見ていた家内も気が抜けたように唖然としていました。

僕は、これって嚥下力回復の証しなんだと思って、「良かったぁ」と叫びました。

そう言えばこの頃、お茶の澱みを少し喉に通しても咽ることが無くなりました。

やはり僕の嚥下力は回復に向かっているのです。

明日のリハビリで二人のセラピストさんに報告しましょう。

きっと喜ぶに違いありません。


リハビリテーション-17 僕のリハビリの成果をDVDで検証しました

2014年01月17日 | 感謝

一通り足の動きも板に付いてきましたので(?)、今日は身体で認知する運動はお休みにしましょう。

今までの成果をまとめてDVDに撮ってありますので見てみましょう。

明日認知神経リハビリの学習会があるのでその教材用にあなたの認知治療の様子を発表します。

ということでそのDVDのラッシュを見ました。

僕の歩行の様子をリハビリ前後を映像でで見た時は声を失いました。

僕が最高の歩き方で歩いた姿が見ておれないほどでした。

何回かのリハビリを受けた後は、ほとんど健常人と変わりありません。

セラピストさんに心から感謝いたしました。

近日中にラッシュをまとめて僕に呉れるとのことです。

その時は出来ればFBとブログで発表しようと思っています。

それまでアップロード法を勉強しなくちゃぁ!


リハビリテーション-16 家内が僕のリハビリを見学しました

2014年01月16日 | 感謝

昨日何時もの様にリハビリを受けていると、家内がひょっこりと現われました。

セラピストさんにお願いしてリハビリの様子を見学させて欲しいと言うことです。

家内は学生時代の友人と電話で僕のリハビリのことを話し合ったらしいのです。

友人はそのような奇蹟にも似たことがあったのならその様子を是非見て置くべき。

そう勧めてきたので見学に踏み切ったのです。

45分×2単位セラピストと時折会話をしながら僕のリハビリを見学してました。

セラピストさんの熱心な回復への努力には本当に感心していました。

家内は自分はあのような作業は続けられない、頭が下がりますと言っていました。

身体の回復で終わらずに、心や脳のことを考えたケアということを知ったのです。

ずっと笑顔を絶やさずに励んでいたセラピストさんに感心していたのです。

その日の私との会話はセラピストさんのことだけでした。


リハビリテーション-15 靴も簡単に脱げました

2014年01月10日 | 感謝

この間、今まで苦労していた大作業の靴が履けましたので、さて脱ぐことです。

靴を履くのと同じです。今どうやって靴を脱いでいるかのおさらいです。

健常な足、左側はいとも容易く脱ぐことができました。

セラピストさんは同じようにやってご覧なさいと言います。

やってみましたが足が言うことを聞きません。

左足で靴を抑えて子供のように右足をバタバタさせて四苦八苦して脱ぎました。

脱げることは脱げましたが、靴を放り出したと言ったとほうが正しいでしょう。

セラピストさんは足にあるの関節全部を一つずつ動かす練習を教えてくれました。

僕の右足は8年間動かそうと思って動かしたことがありません。

セラピストさんの力添えで動かされました。ゴリゴリ・ボキボキ大きな音です。

それでも何回もやっているうちに自分で意識して動かせるようになりました。

さてこれからです。左の足で靴を脱ぐのを良く観察して頭に入れました。

確かに足の関節が奇麗に順序よく曲がって靴からスムーズに抜けてゆきます。

右足も同じようにそれをイメージして靴を脱いでみました。

確かにその様子は僕の頭にイメージできましたが左足のように上手くゆきません。

4~5回イメージでの練習でほぼ右左とも簡単に足を抜けるようになりました。

これで靴の履き脱ぎができるようになりました。

 

しばらくは靴の履き脱ぎの練習と足の関節の自由な動きの練習は必要でしょう。

8年間動かしてなかったつま先から踝(くるぶし)までを僕の友達にしよう。

長い間仲間外れにしていたことを謝らなければならない。


リハビリテーション-14 靴を上手く履く

2014年01月08日 | 感謝

どんな時でもあなたは靴を脱ぎ履きできますか? 立ったままできますか?

普通の人なら難なく出来るでしょう。僕は殆どできないのです。

玄関の上がり框(かまち)にどんと座ってもなかなか上手くできないことが多いのです。

本当にイライラします。大人数の時は、急かされている様で尚更にイライラします。

今日セラピストさんに足首の教育の時、靴の履き方を教育してもらいました。

先ず健常な足をどうやって靴を履いているかの観察から始めました。

次にセラピストさんがどうやっているかをセラピストさんとじっくり観察しました。

その様子を僕の頭に叩き込み認知しました。

その結果、僕の右足の親指が靴の中で殆んど動いていないことが分かりました。

足を靴の中に入れたら親指で前の方に漕ぎ出さないとダメなのです。

漕ぎ出すとすんなりと足全体が靴の中に簡単に収まることが分かりました。

意外と簡単な動作でした。なぜこんな簡単な動作が忘れていて出来なかったのだろう。

左足の動き、セラピストさんの動きを認識してそれを学んで自分のものにする。

これが大切で、あとは練習を繰り返せば自ずとできるものだと分かりました。

 

靴が履けたら、今度は脱ぐのはどうするのだろう?

サッカーでボールを上手く蹴り上げるのはどうすればよいのだろう?

色々課題がぼくの周囲には転がっている。

 


リハビリテーション-8 担当の二人のセラピスト

2014年01月08日 | 感謝

 僕がリハビリ科へ行ったのは名誉院長の西村先生の勧めがあったからです。

リハビリに行くまで、リハビリ科はどんなことをするのか全くわかりませんでした。

脳梗塞で入院していた頃、通りがけに時々リハビリ科を覗いたことはありましたが、さほど興味がありませんでした。

多分手足を動かしたり、柔軟体操などするものと思っていたのです。

リハビリ科に指定の日に行きました。二人のセラピストが僕の治療に当たると紹介されました。

さて治療に当たることになりましたが、机と椅子が用意されている部屋でカウンセリングから始まりました。

いつになってもいわゆる肉体運動による療法は行ってくれませんでした。

僕と二人での何故手足が動かないか、口の筋肉が動かないのかの話が入るプログラムでした。

僕は初めてのうち、正直言って、こんなことで回復するのかなと思っていました。

そろそろ効果が現れて来た頃、これは大変なことをやっているのだと思い始めました。

早速ネットで二人のセラピスト、本田慎一郎・三宅未知を見ました。

やはりそうでした。お二人は立派な先生だったのでした。

軽度摂食・嚥下障害(脳卒中片麻痺)4症例に対する認知神経リハビリテーションの試み
 守山市民病院 リハビリテーション科○本田慎一郎 三宅 未知

発表なさっていたのでした。

その頃、僕の嚥下障害をはじめ方々の患部の状態が回復に向かっていったのは、このブログで書いたとおりです。

それなのに僕はお二人の治療を軽く見ていたのでした。

しかし今となってはこの二人のセラピストと西村先生の力がなかったら、

このような奇跡があり得なかったと思っております。

今回の治療はもう少し続きますが、必ずや僕の麻痺した患部がまた元通りになると信じています。


あまり売れない本の宣伝です

2014年01月07日 | 文化
 
 
 
大同マルタ会のメンバーが頑張って翻訳本を発刊いたしました。
発刊費用は旧労組から寄付された資金を有効利用させていただきました。
大同マルタ会の会員各位にはいろいろとご協力頂いた事を心から感謝いたします。

書名は“Textile Printing” (改訂第2版 日本語版)です。
A4版の300ページにわたる立派なものです。有名大型書店でご覧になってください。
値段は税込みで5,250円です。

本書の紹介文をコピーします。

 さてこの度、村山守生氏の提唱から始まって、8年前の平成15年に当時賛同した大同マルタ染工のOBと現役の技術系メンバー数名を中心として、英国・SDC協会発行 “Textile Printing”(改定第2版)の翻訳作業を終えて、翻訳版“Textile Printing” (改定第2版 日本語版)を㈱繊維社・企画出版、大同マルタ会監修で誕生する運びとなりました。

 この翻訳を始めて間もなく、ご承知のように大同マルタ染工㈱はその長く輝かしい歴史を閉じて、黒川ダイドウとして生まれ変わりました。暫くの間は翻訳作業を中断の止む無きに至りましたが、OBの親睦会であります大同マルタ会の後押しで、再び翻訳作業から発刊にこぎつけました。

 この翻訳に携わった者たちは、全て翻訳に一度も関わったことのない全くの素人でしたから、企画出版を快くお引き受け下さった㈱繊維社の坂上社長様には大変なご苦労をお掛けいたしました。その甲斐あって、今日ここにようやく皆様にこの翻訳本をお届けすることができました。

 どうかこの翻訳本が日本の捺染の火を絶やすことの無い、何らかの力添えとなるように願って已みません。
 
大同マルタ会会長   田中 頌 でした

リハビリテーション-13 お正月お餅を戴きましたが・・・・・

2014年01月07日 | 感謝

お正月の元日と2日はお雑煮をいただきました。

我が家のお餅は関西風で丸餅です。

オーブンで焼いた香ばしいものです。大き目のお椀に2個入っています。

鶏肉の入った醤油味の普通のお雑煮です。

一口で食べるにはちょっと多きかなと言う感じです。

歯で食いちぎり、二つか三つに分けて口に運びますが、

時には一度で食べることもあります。

そんな時、良い加減で飲み込んでしまうこともあります。

この時いつも思い出すのは、餅を喉につかえて命を落とす老人のことです。

餅一個をそのままお椀の中に入れる、

我が家のような老人宅ではいつ何時不幸が起きるかわかりません。

そう思い2日からは、家内に言って四つに切って焼いてもらいました。

口に入れる前にお餅の大きさをしっかりと目で確認し、それから食べ始めます。

こうしてお餅を口の中に入れると、

お餅の大きさ、形が口の中でどうなっているかもはっきりわかりました。

つまり食べる対象物をしっかりと認知し出したのです。

これによってお餅が喉につかえる心配がなく、安心してお餅が食べられました。

 

お節料理の数の子を戴きました。あの数の子を噛んでいる歯触りの心地よさ。

その歯触りを暫らく楽しみました。ところがその後が大変でした。

噛んで小さくなった数の子を呑み込もうとしましたが、上手く飲み込めません。

それどころか咳込んでどうにもならないのです。

数の子の粒粒は小さくなっても最後まで粒粒が硬いまま残るのでした。

それが嚥下作用に悪さを与えるのです。

 

それと同じことが緑茶を飲んだ時おこりました。

お茶を飲んで最後に湯呑の底に残された澱を飲んだ時です。

途端に咳込みました。塗炭の苦しみとはこんなことなのですね。

味噌汁の鹹めの(しょっぱい)澱を飲んだ時も同じでした。

 

つまり一寸した小さな物でも喉もしくは気管の付近に張り付くとそれを食道の方へ

嚥下力不足で送り込めないため、咳込み(喘息)が起こると考えました。

ここで僕はまた勉強しました。

物を食べるとき、飲むときはしっかりそれらのものを良く観察することと。

つまり対象物を良く認知して、脳に理解させて行動を起こすことです。