アフリカを彩どったカンガ（中央公論）

　　　アフリカを彩った日本製カンガ（中央公論）

　久しぶりに『大同コレクション』の話題を紹介します。今月発行された「中央公論-7月号」に、国立民族博物館の準教授鈴木英明先生が寄稿された『アフリカを彩った日本製カンガの旅』の中に大同が載っていました。

　「大同染工ノ20年」から大同の写真が 2枚掲載されています。カンガの紹介ではいつもすっかりおなじみの、塩田さんと並んだ大きいカンガロールの1枚と、もう1枚は、出来上がったカンガ・ワックスを女性たちの手作業でする仕立台の風景です。巻頭のカラー写真に大同染工製と記入されたカンガの写真もあります。

　本文の中身を一部転記します・・・関西には（カンガの）デザインをプリントする工場がいくつかあり、そのうちのひとつが京都の大同染工だった。最盛期の1960年代半ばにはカンガも含めアフリカ市場向けに月産200万メートルを製造。この頃が日本製カンガの全盛期で、現地消費量の90パーセントが日本製であった。・・・

　今も、アフリカの衣装について話が出る時、必ず大同染工の名前がでてきます。皆さんも気がつかれたら、ご一報下さい。

　　　　　　　　　　東山十条９０

暫くぶりの月例コンサート

毎月１１日に３カ月ぶりに催された「東日本大震災メモリアルコンサート」に梅雨の初日雨降るなか夫婦で行って来ました。

コロナ禍のため３密を避けた会場づくりで、手指の消毒・マスク着用、来場者はたったの１５~１６人寂しい音楽会でした。いつもならその１０倍も集まり補助椅子を出すほどでしたのに・・・・。

 

プログラムはソプラノ・バスの歌手とピアノの共演で音楽を楽しみました。圧巻は「蝶々婦人」（ある晴れた日に）・「メリーウィドウのワルツ」・「夏の思い出」（日本歌謡）でした。

 

12曲の演奏会でしたが心の中から感動が沸き上がって来ました。

 

また来月の１１日には今日以上の音楽好きがきっとたくさん聴きに来るでしょう。

 

座敷童子（田中　頌）