大同マルタ会

大同マルタ会の方々が自由にこのブログに集い、会員の思いや写真などを思い存分に披露できる開かれた広場にしたい。

「大同コレクション」の本がでました

2019年05月25日 | 文化

 

「大同コレクション」 ― その後の 続き(

京都工芸繊維大学美術工芸資料館で展示会が開催されてから 5年たちました。

令和元年5月 「大同コレクション」の本がでました。

表題は、『アフリカンプリント 京都で生まれた布物語』 青幻舎の発行です。

迫力あるアフリカンプリントの写真がふんだんに掲載された、わかりやすい、見やすくて美しい本です。 大同マルタ染工のことが写真と共に詳しく載っています。当時のローラー捺染の様子や、日本一の輸出プリントの状況、アフリカンプリントの開発、 大同コレクション、なつかしい記事と写真が満載されています。

おわりの方に、佐藤、吉岡、萩原3名による座談会もご愛嬌です。

2500円 で少し高いですが、お希望の方、青幻舎へ直接申し込むか、吉岡まで連絡下さい。少し遅くなりますが、吉岡がまとめて申し込めば2割割引になります。  +税金と送料がかかりますが、直接郵送してもらいます。

 


セニアカーが来ました

2019年05月20日 | 感謝
 
暫く振りのノートです。
我が家にセニアカーがやって来ました。セニアカーとは電動車いすのことです。スズキ自動車の登録商標です。
私のように歩行困難者には大いに助かります。今まで外出には車いすで家内の介助がなかったらどうしようもなかったのですが、これで健常人のように自由に動き回れます。行動範囲も拡がります。
一回の充電で約30キロ走行できます。登坂能力もそこそこありますので、これで守山市内ならどこにでも行けそうです。 ケアポート(介護施設)で暫く運転練習をして、今日から本格的に路上運転を開始しました。交通法規的には歩行者扱いなので安心して乗れます。
これからは市内の図書館、コンビニ、スーパー、床屋、病院等へも一人で行けますし、今まで長い間自転車で通っていたプールにも足を延ばす予定です。自分の可能性がどんどん拡がってゆくのが楽しくてなりません。
 
座敷童子(田中 頌) でした

大学資料館に移った「大同コレクション」 その後(Ⅱ)

2019年05月01日 | 技術

大学資料館に移った「大同コレクション」 その後(

この頃スピード感が鈍り、前回投稿から気がつけば 1年経っていました。時が経つのは年々早く感ずる。昭和は長かったが、平成はあっという間に終わった。今日から令和元年、何となく響きがよく、新しい時代の新鮮な期待をもたせる。

この2年、大学の資料館「染織裂調査チーム」に参加し、このほど、佐藤忠孝氏と手分けした 『大同コレクション』 の調査がやっと終わり、 調査班4人連名で 『京都工芸繊維大学美術工芸資料館蔵・大同マルタ染織資料コレクション(AN.5680)から見たアフリカン・プリント』 という報告書にまとめた。 これは次回の繊維機械学会の会誌に掲載されます。

今、内容を紹介するわけにはいきませんが、大同染工の輸出プリント、大同コレクションについて末尾に(宣伝を兼ね)付記しています。

一方、大学の方では、美術工芸資料館 並木・青木・上田先生監修、青幻舎から、『大同コレクション』の本が出ます。先日、佐藤忠孝、萩原理一、吉岡 悠 の3人がインタビュ-を受けおおいにしゃべりました。これもどこかに記事になっていると思います。

168頁、定価2.500円。 すでに青幻舎から発売予告がでています。 これも楽しみです。

東山十条89