ダダダダ団長が行く!

小動物・自然観察、子育て・教育など日々感じることをつづります。時々「ガオ~!!」って吠えるけど猛獣ではありません・・・

250円の給食

2008年10月09日 00時03分09秒 | 子育て・教育・PTA
昨日の「給食格差」に引き続き、給食の話題。



給食はありがたいと思う。


特に学校内で給食を作ってくれる環境がある学校は最高だ。

体調の悪い子には別メニューを用意してくれたり、

アレルギー食にも対応してくれるのは、保護者としてはありがたい限りだった。


すでに過去形。

そう、引っ越してくる前の東京ではそうだったのだ。




今、秋田に住む団長のむ娘の学校給食はセンター方式。

特に給食を「おいしい」といわなくなったむ娘。


引越ししてきた最初は差がありすぎて、む娘も文句がすごかった。

東京を100としたら、秋田は10だ、とも言っていた。



こちらの小学校の給食試食会に行った団長も、しっかり気がついた。

違う。ぜんぜん、違う。


その場では、なかなか言えないけど、本音ではがっかりした。

なぜこうも違う?


過去に、団長ブログでも給食のことは何回か書いた。

例えば、
にんじんごはん



1食250円という予算は全国横並びで決まっている中で、これだけの差が出てしまうのは、

現場の人数の違いもあるだろうけど、

なんだかさ、現場の力量と熱意が大きな差になってきてると感じてるんだよ。



こんなこと書くと、秋田の現場が怒りそうだけど、本当だから仕方がない。




東京品川区立の某小学校の給食↓

←クリックするとでかくなる


秋田の小学校の給食の写真はないので比較できないけど、

材料の品数が多いと思う。いろんな食材を少しずつ入れている。

(準備が大変なのは想像がつく)


さらに刻んだり、混ぜたりの手の加え方が多い。

ダシもちゃんととってるし。

手づくりのデザートもある。

品川区立の小学校では、多少の差はあるけど、普通にこんな感じ。




センター方式では、絶対に無理!と言われる。

人が少ないからだそうだ。

自治体の給食にかける人件費が少ないから、手間をかけたくてもかけられないという。


それって、子どもたちが不公平だ。



表面的には、部外者の団長は「ふ~ん」としか言いようがない。




医師も看護師も少ないので、秋田では手術できません。

まともな診療・治療もできないんです。

手間をかけたくても、かけられないんです。



って、言われてるのと一緒だ。





医療格差と給食格差、共通点多し。






やっぱ、手づくり弁当復活か?
冷凍ばっかになりそう・・・なんて、だめだよね。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
う~~ん、難しい。 (まる)
2008-10-09 13:03:23
うちの子達はアレルギーがあるので給食のメニューに似たお弁当を食べさせています。学校内で一番献立表をじっくり見ている母親だと思います。笑

堺市はセンター方式の給食です。おまけにO157の影響ですべての食材を加熱しています。メニューが限られてしまいます。

私は食材の少なさだけではなく、組み合わせのちぐはぐさも気になります。

ごはん・味噌汁・牛乳・・・。牛乳って・・・?和風メニューのときくらい牛乳はずしてもいいのでは?

パン・うどん・温サラダ・牛乳・・・とかも違和感あります。


そんな給食ですが、家庭の事情で「給食だけで体を維持している子ども達」がいることも事実です。

以前はみんなお弁当にしちゃえ~~!と思っていたりもしたのですが、家庭で食事を食べることができない子どもがいることを知って、どんな給食でも(失礼!)なくしてはいけないな、と思うようになりました。

日本中、成長中の子ども達が安心して食べることができる美味しい給食だといいんですけどね~~。

長くなってスミマセン。
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給食を考える (団長)
2008-10-11 01:09:32
給食の件では、過去にいろいろ経験しました。

財政の問題で、子どもの食にしわ寄せがくるのは、おかしいと思います。

優先順位が変!


ちぐはぐなメニュー、確かにありますよね。

まあ、牛乳は団長は許しますけど・・・



アレルギー食づくり、お疲れさまです。

給食の子どもたちより、愛情いっぱいのおいしいものを食べていますよね。

まるさんの子どもは幸せです。
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