ダダダダ団長が行く!

小動物・自然観察、子育て・教育など日々感じることをつづります。時々「ガオ~!!」って吠えるけど猛獣ではありません・・・

カブトムシの幼虫と粘菌

2007年05月20日 15時09分16秒 | 無脊椎動物(昆虫)
ゴールデンウイーク中、ダチに誘われて子どもたちと一緒にカブトムシの幼虫獲りに行った。


車で走ること20分ほど。川原の畑に到着。

畑の横に山積みされている黒い物体。
高さ1m、幅5m、奥行き2mぐらい。

シイタケ栽培で入らなくなったホダ木だ。
ホダ木は木屑を固めたものにシイタケの菌を植え付けたもの。

黒い物体の山から、よく見るとシイタケいっぱい生えてる~!と、シイタケ採りにしばしハマル。


いえいえ、今日の目的はカブトムシの幼虫だ、と気持ちを切り替えて、ホダ木の塊をどける。数個どけると、ジメジメ感いっぱいの中に、「いた~!!!!!」
興奮する子どもたち。

これ↓


くるん!と丸くなったゴロゴロの幼虫が出てきた。

しかも、次から次にと発見!
というより、あまりに大量にいるのだ。狩猟本能に目覚めて掘りまくる子どもたち。


ダチの用意したビニールの袋に山盛りの幼虫。
「ちょっと、ちょっと、これって、食うのか!?」
というぐらいゲットしてしまった・・・。



山を全部掘り返したら、1000匹以上いるかもしれない。
でも、それはしない。大変だもんね。


幼虫は直射日光が苦手なはずだから、ホダ木のクズを幼虫にかけて保護。

ダチの子どもから、オス・メスの違いの見方を教えてもらったり、クワガタとの違いを教えてもらったり・・・子どもたちはよく知ってるもんだ、と感心した。



ところで、ホダ木の塊をどけている時に、鮮やかな黄色いものを見つけた。
湿ったホダ木の表面に網の目状に広がるもの・・・こりゃ、粘菌じゃないの!?
更に別のホダ木には、花のようになっている鮮やかな黄色が・・・粘菌の別のステージだ!

1人興奮!


ダチに「ねぇねぇ、これ粘菌!粘菌!」とみせると「年金?」と思ったようだった・・・



南方熊楠が調べた粘菌の話は有名だと思う。
東京にいた時に粘菌を育てようと思ったけど、上手く行かなかった思い出がある。

それがこんなところで、目の前に鮮やかに登場されてしまって・・・
興奮しすぎて写真を撮り忘れた・・・(ずるる・・・)




その後のカブトムシの幼虫は、どうなったのかって?
それは、こちらへ




時間が許すなら、粘菌が動き回る様子を南方熊楠のように眺めていたいと思うのだが・・・どうする?団長・・・
ランキング参加中。粘菌を観察してみたいと思った人はクリックをどうぞ。

人気blogランキングへ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。