備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

BEST MUSICAL LIVE 2018

2018-05-20 23:20:00 | コンサート感想
”オン ブロードウェイ”『42nd ストリート』
全員

ミュージカルコンサートらしく、
全員がソロを歌い継ぐ、こちら。

石井氏の甘い声、
深堀氏の低い声、それが確認出来る一曲。


”ひそかな夢”『BB』
深堀@ビースト
バリトンになるのか、
結構、低めの声で、冒頭は台詞歌。

ともかく、説得力のある声で、
むしろ、この声で”愛せぬならば”を聞きたくなる。


”あんな人が”『ジキハイ』
亜季緒@ルーシー
ともかく、ストレートに歌い上げ、
クセの無い歌声という認識。

どうしても、歌謡曲な印象になる曲なので、
如何にそこを外すかがポイントになるのだが。


”最高の相棒”『アラジン』
石井@ジーニー
この曲、ソロで歌うには、
かなりのパフォーマンス力がないと、
大変になるという事を知った。

裏声から合いの手まで、
高低の差が激しく、さらに、
メンケンコーナーでは、
それぞれの曲を披露と、
ちょっと、石井氏のキャラと違う印象に。

それでも、演技力よりは、歌唱力で乗り切る。
それに、ダンサーも参加し、パフォーマンス部分も、
オリジナルな要素で、挿入されていく。


元四季MCコーナー
ダンサー三人が同期。
この三人が近しい関係で、
最後に、沼尾さんが、
大変に模範解答な受け答え。

というか、名乗らなかったけど、
知名度が一番高い人なので、問題ないのか。
さらに、沼尾さんが関西弁なのを知る。
最初、ちょっと片言だったので、
日本の人では無いのか、と思ったら、
関東の人では無かったというオチ。


”行こうよ どこまでも”『アラジン』
鎌田@ジャスミン、石井@アラジン
最近、ミュージカル出演をしているらしい。
そのため、デュエットを歌うことで精一杯感。

そんなジャスミンを誘う、アラジン。
この四季の主役感漂う、歌い方。
(持ち役では無いけど)


”世界が終わる夜のように”『サイゴン』
亜季緒@キム、深堀@クリス
キムは沼尾さんかと思ったら亜季緒さん。

クリスが結構、高音を出す曲なので、
どうなんだろう、と思ったら、意外と合う。


”スチームヒート”『パジャマゲーム』
生川@ベイブ with ダンサー
ダンサー枠だけど、歌える生川さんがメイン。

どこまで、オリジナル振り付けは分からず。
フォッシーを意識したか振り付けか?
そう言われると、フォッシーっぽさは有った。


”二人は永遠に”『ウィキッド』
沼尾@エルファバ、石井@フィエロ
沼尾さんのエルフィー。
この破壊力がハンパなく、
声楽系のエルフィーを始めて聞いたかも。

それに対し、石井氏は甘い歌声でハモっていく。


沼尾さんのMCコーナー
あらためて、関西弁なのが分かる。
そして、結構、天然キャラ。


”パートユアワールド”『リトマ』
生川@アリエル
基本はダンサーさん。
しかし、意外と歌もイケる。
ただ、この曲は単調なので、
そこまで、実力が出る曲では無い。


”彼らの心は天国に”『JCS』
深堀@ユダ
低音よりはシャウト系で、ちょっと辛そう。
無理をした高音だけど、コレはコレで有り。

声楽系がロック系を歌うとこうなるよね、と。


”シネマイタリアーノ”『ナイン』
亜季緒@ステファニー
ダンスナンバーなので亜季緒さん枠。
勿論、ガー、っと、歌い上げる。

コレ、ダンサーさんのダンスも注目。
舞台狭しと、踊るのだけど、
フォーメーションが面白い。

ダンサー紹介コーナー
ここで、MCに慣れている人、
慣れていない人の落差が結構、激しい事に。


”悲惨な世界のために”『スカピン』
石井@パーシー
一応、公式には”ひとかけらの勇気”に
なっていたけど、歌詞は梅芸版。
ただ、若干、本公演と歌詞が違うような。

出演していただけ有り、
聞き込んでいるのか、
パーシー感がにじみ出る。


”I am changing”『ドリームガールズ』
鎌田@エフィ
元々、ゴスペルと言っていたので、
このタイプの歌い上げが本領発揮。

むしろ、シスアクとか、
そういうタイプの選曲の方が、
合っていたような気も。
(二曲しか歌ってないけど)


”メモリー”『キャッツ』
深堀@グリザベラ
まさかのALW縛り?
男性テノールがコレを歌うと、
サビが苦しくなくて、好きなんだけど、
ちょっと、苦しそうなグリザベラ。

ダンサーさんが入るので、
シラパブ?と思ったら、ダンスのみ。


”影を逃れて”『M!』
石井&大場@ヴォルフ
歌う前に、お手伝い、と
言っていたので、ハモリの方かと
思ったら、メインボーカルが石井氏。

声楽系ヴォルフだけど、
声が通るので、本役で観たくなる。
それこそ、オルタネイティブ配役で、
観たいけど、日本では無理なので、
他のヴォルフ曲を歌うなら、聞いてみたい。


”TOM”『POTO』
沼尾@クリスティーヌ
最後に満を持して。本役だけに振り付きで、
途中に深堀@ラウルが、客席から登場(笑)

正当派過ぎて、本役が想像出来るけど、
観てみたい、とはならない。
ま、安全パイなクリスっぽさが。


アンコール
”This is me”『The Greatest Showman』
亜季緒さんがメインで。

今期のガラコンでは、
結構、聴きそうな曲だけど、
ちゃんと聞くのは初めて。

英語歌詞が前提なので、
そこのハードルが高そうだけど、
〆には結構、合いそうな楽曲。

”ララバイ オブ ブロードウェイ”『42ndストリート』
全員
オープニングと対になる一曲。
全員で、歌い継ぐ曲としては最適。


沼尾さん有りきな企画かと思いきや、
歌うのは二曲で、石井氏が大活躍。

アンサンブルでしか観たことが無かったけど、
どのタイプの曲でも、安定しているので、
ソロコンとか、ミュージカルをメインに
歌う機会が有るのなら、観てみたい。

後は、深堀氏の低音の魅力。
前回のレミゼに出てたらしいが、
学生に居たら、結構、目立ちそうな声。
ただ、何故、今回、その選曲?多数。

他の出演者は特に印象に残らず。


選曲がメジャーだけど、
出演者は事務所の意向が。
ALW楽曲は三曲だけど、四季訳だし、
版権的に、そこまでしか出さないのか。

ただ、スカピンは小池訳がアウトなのかと思ったら、
M!が小池訳なので、バラ売りなのかも。

むしろ、スカピンが梅芸版を
ベースにしたオリジナル歌詞というのが、斬新。

以前にもやっていたようなので、
セトリが気になったコンサート。
(特に、石井氏が何を歌ったのか)
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