備忘録

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Y′s Live Vol.5 井上智恵 サロンコンサート

2018-04-02 13:07:41 | コンサート感想
”さくら”
”春の歌・メドレー”

遅刻して到着。
ロビーに入ると、
滝廉太郎の”花”を歌唱中。
これがメドレーの最後だった。

”さくら”は誰のverかは分からず。
意外とオーソドックスに、童謡の可能性も高い。
森山直太朗なら、独唱が付くだろうし。

”落葉松”
やはり唱歌。
この作曲家に教わっていたとか。
かなり、歌のお姉さん風味。
声楽を専攻していたんだろうな、
というのが分かる正統派な歌い方。

なお、昼は同作曲家の”この道”

ここからミュージカルターン。
”ゴッドヘルプ”『ノートルダムの鐘』
ソンダンで歌っていたので久々に聞いた。
なので、歌詞はディズニー映画版だし、
途中のコーラスパートも歌う。

本編には出演してないので、
最後、前に手を差し出す、
ソンダン演出の振り付け。

若干、ミュージカル歌唱というよりは、
クラシック発声というか、高音重視な歌い方。

エレクトーンでアントラクトを
弾いている間に、衣装替え。

”美女と野獣”『BB』
歌詞は四季版。
でも、ポット夫人は演じてないハズ。
やはり、高音重視な歌い方。
立て続けに、二曲も
歌い上げる曲を歌ってしまうセトリ。

なお、昼は”わが家”。

"僕の願い"『ノートルダムの鐘』
ここでゲストのリタオ氏、登場。
ソンダンで歌っていたコチラ。
ハスキーな声で、よくこの歌を
歌い上げていた事を思い出した。

なお、昼は『ウィキッド』の
”人生を踊りあかせ”
オリジナルキャストだけに聞きたかった。

”迷いつつ(リプライズ)”『アイーダ』
ゲストに合わせたデュエットの
リクエストを募った結果、コチラに。

冒頭、アイーダのソロから始まるこのver。
昼は普通の”迷いつつ”だったらしい。

途中から、ラダメスが掛け合うが、
更に高音を歌うリタオ@ラダメス。

井上さんのアイーダがちょっと想像出来ないが、
(どちらかというと、アムネリス)
リタオ氏のラダメスは何となく分かる。

二部。
”野に咲く花のように”(ダ・カーポ)
『裸の大将』の主題歌でお馴染みのコチラ。
歌詞に共感した、と話していたが、
聖書の言葉を引用しているとは知らなかった。

”いのちの歌”(マナカナ)
朝ドラ、挿入歌のコチラ。
ちょっと意外な選曲。
普通に『だんだん』を観ていたのだろうか?
女性二人の曲をわざわざ、一人用に編曲してるし。

再び、ミュージカルターン。
出演作『エビータ』から二曲。
なお、昼は”SOM”から。

”共にいてアルゼンチーナ”『エビータ』
衣装を変えて登場。
やはり、本役だけに、
最後は手を掲げる振り付け。

”You must love me”『エビータ』
映画版のみのこの曲。
退団後の初ライブで、日本語版を披露したとか。
そのため、リクエストが多く、コチラ。
”私を愛して”という高橋知伽江さんの訳。

同じALW楽曲だけど、
前者がオーソドックスな、
如何にもALWなコード進行に対し、
後者は”LND”に似た後期のALWかな、と。
メジャーかマイナーの違い?

また、エビータをALWの前で演じたエピソードも。
本当は一幕だけのハズが、ALWの希望で二幕も演じたとか。


ここから『POTO』ターン。
やはり、”アントラクト”演奏中に衣装替え。

”Think of me”
冒頭の不安な表情演技は無し。
旧版の四季演出に則った歌い方。
最後のアリアも難なくこなす。

"墓場にて"
冒頭の台詞から始まり、
最初は後ろを向いていた。
そこから、振り返り、熱唱。

"All ask of you"
リタオ@ラウルとデュエット。
もう、ずっとラウルを見つめて、
歌っているので、サビまで目を離さない。


クリスティーヌ三曲を、
MCを交えつつ、熱唱。
基本、本役なので、演技付き。

回替わりのセトリだけど、
昼に歌った『SOM』は、
この前のガラコンで聞いてたから、
夜のALW楽曲コーナーはかなり、美味しかった。

四季出身だと、この辺の曲を
コンサートで歌える利点が。

”物語り”
リタオ氏のソロ。
普段はギターをバックに歌うとか。
そのため、間奏中、ピアノを見ることなく、
自分の世界に入るという、普段のママ、
なんだろうな、という瞬間が垣間見えた。

中国っぽい楽曲。
実際、そっちのテイストを
意識して取り入れているらしい。


”ワイズ体操”
かなり、スッキリした衣装に着替え、登場。

まさかの観客参加型。
座ったまま出来るタイプの体操だけど、
みなさん、普通にやっていたので、
常連さんなんだろうな、と。

これ、真面目にやったら、
結構、ハードだと思う。

”愛した日々に悔いはない”『コーラスライン』
出演はしてないらしい、この作品。
すると、リクエストが多いのか?

〆に相応しい、一曲。
そういえば、DIVAコンでも歌ってたか。


”私だけに”『エリザ』
アンコールはコチラ。
大阪『キャッツ』で連投出演中、
電車内で聞いてたとか。

最初、他の劇団と言ったので、
ヅカ作品か、と思ったら、まさかのコレ。
K&L作品は期待してなかった
だけに、まさかのサプライズ。

先日のガラコンで”星金”を歌ったが、
コレを聞けるとは、それも、この至近距離。



劇団時代はそこまで縁がなく、
たぶん、役で観てないと思われる井上さん。
代わりに、ソンダン55で何回か。

昨年、DIVAコンの”若手枠”で、
クリスティーヌを聞いて、
ガラコン(アイラヴミュージカル)で
『SOM』メドレーを聞き、
正統派な歌い方だな、と興味が。
ただ、”星金”を聞いて、ALW楽曲でなく、
K&L作品も聞いてみたいという気に。

で、今回、マチネ後、
移動時間10分の会場で
コンサートをしてたので、突発。
(それでも、遅刻)

ミュージカル曲以外も有るけど、
ほぼ、四季時代のメジャーな曲が
聞けたし、特に、クリスティーヌの
代表曲3曲を通しで、聞けたのでコスパ高め。

更に、『エビータ』の映画版も
日本語歌詞で聞けたし。
高橋さんの歌詞は結構、
当たり外れが有るけど、
今回はそのまま訳したかな、という印象。

そして、〆にシシィ。
まさか聞けるとは思わなかったので、
最後の最後で元は取れた、と。

遅刻する迷惑な客だけど、
ダッシュして良かったというコンサート。

ただ、舞台で、役として観れるのは、
果たして、何時の事やら。
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