備忘録

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『スリルミー』柿澤&松下ペア

2012-07-29 15:27:29 | 国内ミュージカル
柿澤&松下ペア

柿澤@彼
演技よりも歌派。なんだかんだいって、通る声。マイクの調整もあるかも知れないが、結構、声量があると思う。

『春のめざめ』以来かと思ったら、『海辺のカフカ』で先々月も観ていた。その時は蜷川演出に染まっていたので、台詞部分に違和感を感じなかったが、元々、開口では無いのかも。

そして、メルヒオールの時も思ったが、"自分スキー"なSキャラが似合い過ぎる。


松下@私
以前『リタルダント』を観た時は、あのメンツの中にいても、ウタウマかと思ったが、今回、ガッツリ二人芝居だと、ちょっと物足りない。

そして、冒頭の老け演技が妙に苛つく話し方。審問自体にウンザリな演技なのか、単なる老け演技の幅がアレなのかが謎だが。
そして、その籠もった台詞廻しに山口祐一郎氏の話し方(声質?歌唱法は全く異なる)に似ていると感じてしまったのだが、骨格が似ている?(と書くと、各方面から苦情がきそうだが)


ピアノが朴氏。そのため、音楽が前面に出てくる。これは初演と変わらず。今回、ハコが大きいため、六本木ではアップライトだったのがグランドピアノに。多分、ピアノ自体にマイクが入っているからだが、よりダイナミックに弾きあげる。


全体的に演技の"私"と歌の"彼"といったイメージ。ただ、マイクが入っているので、ちょっと"私"のマイクバランスが大きい?
また、再会時の"私"の台詞は『大人びたね』


個人的な声質の好みとしては、"私"を田代氏、"彼"を柿澤氏で観てみたいと思ったが、"私"は年下に見えないとダメっぽい。

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