備忘録

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『美女と野獣』四季版

2010-11-04 12:54:00 | 国内ミュージカル
福井ビースト。開幕キャストだったが、やっと初観劇。意外に台詞の多いビーストだが、ほとんど開口は感じさせない。系統としては石丸氏系の音域だが、かなりの独自路線な歌い方。なので、"愛せぬならば"のラストのロングトーンを含め、好みな声と再認識。やはり、ラダメスで観たかった。演技に関しては…。そもそも、ビーストのボケキャラな部分を演じきれる役割が四季にいるのかが疑問だが。また、魔法が溶けても、王子(というよりは貴公子?)の格好に違和感無し。というより、茶髪でも違和感がない。プロフ写真とは別人だが。

坂本ベル。基本の歌声の音域ラインが低い。でも、台詞は典型的四季女優の開口(かなり高め)。歌まで下手に娘・娘するよりは好み。ただ、作品としては駄目なのか?

松下モリース。相変わらずの安心して聞けるモリース。坂本ベルとだと、親子でも通じる。

田島ガストン。かなり開口。昨年観た時よりもそれが強い。でも、歌えば気にならず。そして、相変わらず新感線の橋本じゅんが、頭に。やはり髪型か?

百々ルミエール。こちらもかなりの開口。人間らしさを失う演技?ただ、"ビーアワゲスト"になってからのはじけ具合がすごかった。やはり、イロモノ系役者か?

大和タンス夫人。今回、一番気になった役者。テーマ曲を歌うので、基本的に聞かせる人でないとマズいのかもしれないが、それでもかなり印象に残る歌声。同じメロディをラストで、メイン二人が歌うがそっちよりも、記憶に残った。

メイン二人が開幕キャスト(他にも、いるかもしれないが)ビジュアルの問題はさておき、声・歌い方は二人とも好み。ただ、妙に開口率高し。
昨年の5月に一度、京都で観たが、印象そのものは変わらず。ただ、ベルをもう少し若いキャストで一度、観てみたいかも。そして、『スルース』後の下村@ルミエールは、叶わない夢か?

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