備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

今井清隆 sway with me

2019-02-22 22:22:47 | コンサート感想
昨年末の赤坂コン、
シャンソン館、
忘年会ライブの感想はここ
2018年辺りに。




まずはセトリ。

第一幕
”フィーリンググッド”(マイケルブーブレ)
”ストレンジャーナイト”(フランクシナトラ)
”ひまわり 愛のテーマ”『ひまわり』
”フライミートゥーザムーン”(フランクシナトラ)
”哀愁のカサブランカ”『カサブランカ』

弾き語りコーナー
”あの日にかえりたい”(松任谷由実)
”ひとり咲き”(CHAGE&ASKA)

誕生日を祝うコーナー
”ハッピーバースデー”

”sway”(マイケルブーブレ)

二幕
”そして、神戸”(前川清)
”また会う日まで”(尾崎紀世彦)

”ソーインラブ”『キスミーケイト』
”神よ、何故許される”『モーツァルト!』
”ブイドイ”『ミスサイゴン』
”ミュージックオブザナイト”『オペラ座の怪人』
”ニューヨークニューヨーク”(フランクシナトラ)
”This is the moment”『ジキル&ハイド』

アンコール
”掌”『風と共に去りぬ』




第一幕(あくまで本人、曰く、幕)
スーツに白シャツ、黒ネクタイに
ストールというスタイルで登場。

”Feeling good”英語
(マイケル・ブーブレ)
一曲目がコレ。
数年前のJOJ氏のソロコン、
二部の幕開きがこれだったので、
色々と思い出してしまう一曲。
(主にダンス面を)

途中、吠えたり、間奏では
ボックスっぽいステップを踏んだり。
最後はこれでもかっと、低音で『グッド』。


”Strangers in the night”英語
(フランク・シナトラ)
間奏ではバンドメンバーのソロが
あるので、そっちの方を向いたり。
ジャジーなノリでも、これはミディアムテンポ。
本家のシナトラよりは低音と思われる。

あと、”2”という歌詞で、
右手で指二本、なジェスチャー。

ジャズの定番だし、歌番組では
聞いたことはあるけど、
生で聞いたのは初、たぶん。


”ひまわり 愛のテーマ”日本語
『ひまわり』
先日の忘年会ライブで、
歌い忘れた映画音楽シリーズから。

映画を観て、マストロヤンニの
演技に鳴いたと言いつつ、
その嗚咽のジェスチャーが(笑)

いや、役者なんだから、
その泣きの演技、どうよ?
と言った、嗚咽のジェスチャー。


”Fly me to the moon”英語
(フランクシナトラ)
ベースとドラムメインで、
如何にもジャズと言ったアレンジ。

ただ、それゆえに、
英語の発音が露わに。
(色々な処からツッコミが入るアレ)

最後の”ユー”で、
客席に指さし、という定番。


”哀愁のカサブランカ”英語
『カサブランカ』
前にヒットした映画から、と。
(前って、かなり古いし。
バンドメンバーは知らなかった。)

ま、哀愁のカサブランカだと、
日本語の郷ひろみになってしまうが。

ギター弾き語りコーナー
”あの日にかえりたい”(松任谷由実)
まずは座って一曲。

懐メロと言いつつ、75年の作品なので、
そこまで古くは無い気がするけど。

間奏はちゃんと、ギターを弾いていた。

歌い終わった後、『ユーミンの』
と言い掛けて、終わり、
タイトルを忘れたっぽい。


”ひとり咲き”(CHAGE&ASKA)
次は立って一曲。
(座りと立ちの段取りをYUKAさんに確認)

『これ、好きなんだよ』と言ってから。
完全にチャゲアス風ではなく、
河島英伍風になってたけど。

最後の『ひとり咲き』という歌詞が、
もう、入り込んでる感満載な一節に。

で、歌い終わった後に、
『ヒット曲は皆の胸に刻まれる、
例え、何があろうと』
と、ASKAについて、触れてみたり。

ここで、突然、今日、
誕生日の人を客席に聞く。

で、客席を巻き込み、
”ハッピーバースデー”
ユーをお客さんの名前に替えて。

実は、事前に知っていたらしい。

なお、誕生日の方のお名前が"よしこさん"
そこで、『よしこさん、好きです』と、
モノマネを披露。多分、初代三平師匠の
モノマネを意識したと思われるも、
微妙過ぎて、伝わらない結果に。


”sway”(マイケルブーブレ)
今回のライブサブタイトルにもなっているコチラ。

縦ノリよりは横ノリの曲中心という意味かと思ったら、
一緒に踊ろう!という意味で、これをつけたらしい。
結構、横ノリな曲でも、縦ノリで踊っていたので。


二幕
ストライプシャツに着替えた。
ジャケットは変わらず、前を開けて登場。

”そして、神戸”(前川清)
ジャジーな夜と言いつつ、
休憩開けは、いきなりコチラ。

『神戸』の部分で、前川清モノマネ。
(正確には、前川清モノマネを
するコロッケのモノマネ)

なお、前川清さんの奥さんが、
今井氏のファン、らしい。

”また会う日まで”(尾崎紀世彦)
前回、忘年会ライブで話題に上ったコチラ。
エピソードも若干、盛っている。

とりあえず、『赤い夕日のミスサイゴン』
という、謎のタイトルに出演していた(笑)

歌う前の『はっ』から始まり、
もの凄い気持ちよさそうに歌い上げ。
普段から歌い込んでる感、満載。

歌唱後、尾崎さんのレコード(笑)
は大体持ってる、と話し、その流れで、
上條恒彦さんも好きと言い、
『どこかで誰かが』と”出発の歌”を
上条さんモノマネで一節、披露。


『そろそろ、ミュージカルを歌わないとダメかな』
とミュージカルコーナーに。(一応、需要は分かってるらしい)

”ソーインラブ”『キスミーケイト』
今回はルンバ調で。

ただ、あくまでアレンジがルンバってだけで
歌い方は変えてないので、別に歌唱に違いはなし。

社交ダンスのルンバの話題になり、
あの手をピンと伸ばす仕草をしてみたり。

なお、現在、松平氏が演じてる役を以前に。
(劇中の)スター同士の恋の話でイメージ通り。
と、自分がよばれなかった事をボソッと。

その流れで『王様と私』にナベケンさんが
出演すると、ミュージカル俳優の持ち役が、
脅かされると、いうような事を、チラッと。


”神よ、何故許される”『モーツァルト!』
以前、観たこと無い発言をしていたので、
ま、そこは流しつつも、ヒットしてたら、
出たくないと、負けず嫌いな一言も。

ただ、観たことない、と言いつつ、
今回、マイクを持たない、右手の
位置がアコーディオン唱法で、若干、
某猊下を意識してる?という手の位置。

Aメロ最後の『敗北する筈がない』を
『敗北認めるのか』と、作詞。
最初から弱気な猊下風でコレはコレで有り。
(Bメロの歌詞をウッカリ歌ったと思われる)

この作詞以外にも、
譜面よりも歌いやすい、
ようにアレンジしてる箇所、数カ所。

何回か聞いてるけど、
『神よ』をハッキリ発音しない、
以外でアレンジが入るのは初めて。

最後のフォルセットを決めた後に、
右手を掲げる、いつものポーズ。

で、開口一番、
『忙しい歌だね』と一言(笑)


”ブイドイ”『ミスサイゴン』
20年ぶりに歌います、とコチラ。
(正確には14年前か)

二度ほど演じたと、初演と再演という意味?
ここでもジョン役を『お払い箱』と自虐ギャグ。
曰く『クリスが若返って、友人役が出来ない』

オープニングのコーラス部分はチェロで。

で、歌い終わった後も、
役が来ないと言いつつ、エンジニア発言。


”Music of the night”『オペラ座の怪人』
段取り確認で、YUKAさんからファントムという符丁。
聞き返す、その声がデカいので、
ファントムというフレーズで客席から拍手。

劇団フォーシーズン(本人談)で、
やらされていた(本人談)と言いつつ、
一年出来て嬉しかった(本人談)と。

仮面を付けると、半分見えないので、
平衡感覚が可笑しくなるという、出演者ならではのエピも。

ただ、それ以上に素頭の事を
”オカカ頭”と名付ける衝撃的な一言。

四季訳でマイクを持たない左は劇中の振り付き。
なので、クリスのお触りシーンも、忠実に再現。

ただ、間にクリスを挟まないので、その間隔が狭く、
ちょっと、自前の腹を撫でてるような結果に。
(前から観てれば、気づかないだろうけど、
真横から観ていると、確実にクリスが居ない隙間)

以前、歌会で福井氏が歌ったときは、
『連れてきた』からだったので、
ちょっと、編曲に期待したけど『静かな』から。

歌い終わった後、
『今、やったら、もう少し上手く出来る』
と、謎のポジティブ発言。


”New York New York”(フランクシナトラ)
『お風呂に入ろう、お風呂に入ろう』
という定番紹介でコチラ。

バンド編成では散々歌ってるので、
最後はコレでもかっていうくらい歌い上げ。


”This is the moment”『ジキル&ハイド』
『出演してたけど、ハイドの役では無い』と一言。
石丸幹二と呼び捨てにしつつ『素敵ですね』と棒読み。

なお、前回はホリプロからラカージュを依頼されたらしい。
好きなんですよ、お父さん(ダンバース)の役。
エマを抱けるし、と謎の本音をポロッと。

歌唱後、インストの中、一端、退場。
で、再び、登場。早々に登場したことで、
帰られると困るから、とイツモのネタ。


話す前に、バンドメンバーに、
鳴り止まない拍手を喜ぶ表情を見せる今井氏。
これは、端じゃないと観れない表情。

で、改めて、バンド紹介。

なぜか、着ているスーツを誉めたり、
(ただこの方、『風去り』のオケメンバー
なので、そっちの話を振るのを忘れた今井氏)

最後、YUKAさんを
『心の支え』と紹介。

今回、ピアノ側に座っていたのだが、
曲の前後で、やたらとYUKAさんに
アイコンタクトを取り、文字通り、
”心の支え”と言ったポジション。

アンコール
”掌”『風と共に去りぬ』
ここで、作品内で違う性格の
二役を演じたネタに触れる。

バトラーとアシュレイ、
野獣とガストン、
バルジャンとジャベール等。

『自分で言わないと、
誰も誉めてくれないから』
最後には『人手不足だから』とぼそっと。


チェロの音色から始まる珍しい編曲。

『掌を見ていると』という歌詞を
『掌を広げると』と冒頭から作詞。

そりゃ、広げたら『想いは溢れる』
し、指の隙間から溢れ落ちます(笑)

以上、本編の感想。


まずは今後の出演作ネタ。
・歌会ネタ
『(懐メロなんて)、聞いたことな〜い(語尾上げ)』
という、突然、オカマキャラに。
今、色々な稽古をやっていて、その影響らしい。

なお、インタビューでも触れていた、
桃太郎の鬼役をポロッと話してしまい、
これは言って良いんだっけ?
と、YUKAさんに確認したら、
『お客さん限定で』とフォローが。

『女装が無かったら、ガッカリでしょ?』
と一応、賛同を求める。

・『ハル』話
台本読んだら、良い話で滂沱の涙。
(でも、まだ決定稿では無い)
やる気が出てきた(本に期待してなかった)
なお、ジャニのグループ名は覚えた模様。

・『ピピン』話
散々話したジャグリングネタ。
練習したら突然、出来る様になったらしく、
エア・ジャグリングを理想版と現実版で披露。

他、気になったMCネタ。
・『今日はジャジーの夜にしたいと思います。
って、知るかって、カンジですね』
(セルフボケツッコミ)

・『皆、食べてる?注文してね。
と、(店から)言われてる』
(アッサリばらす)

・『あっ』という思い出しの
感嘆符がデカすぎるね。
(忘年会ライブで、笑い方を入絵さんに
ツッコまれたのを気にしてるらしい)

・本日も客席に対し、
『この、正直者!』出ました。

・途中、ギターを弾くのに、
ジャケットを脱ぎ、それを椅子に。
ただ、思い切り、ジャケットに
座ってしまうので、客席からツッコミ。
(皺になるのを気にしない)

なお、座って弾くと、指が
(太ってて)見えない、と自虐ネタ。

・最近のヒット曲を知らないので、
歌うのは懐メロになってしまう。
そこで、お母様の話題に。
お母様が懐メロを歌う、と言って、
”月がとっても青いから”(菅原都々子)
をワンフレーズだけ披露。

・緊張した、という事をいいたいのに、
『喉から手が出るほど緊張した』
って、それは欲しがってる慣用句だから。

このネタ、前回、『心臓から唇』という、
今井語録が誕生していたが、更に、
語録が増える結果になっていた。

・客席に居た、今井氏が社長と呼ぶ方、
本田美奈子さんの事務所の社長らしい。


以上、ツッコめるMCネタ。


11月の赤坂、12月の忘年会ライブ、
そして、今回のバンドを入れてのライブ。

今回は趣向を変えて、という触れ込み通り、
前半はあまり歌った事が無いジャズメインの選曲。

マイケルブーブレから始まりマイケルブーブレで終わる。
しかし、途中、安定のフランクシナトラ路線。
ジャズと言ったら、このラインらしい。

後半はミュージカルをメインに。
ただ、その選曲が中々にマニアック。
でも、初披露曲は無かった気が。

次回の歌会のマッシュアップ曲は
”ブイドイ”なのかな、と思われる。

そして、頑なに、”時が来た”
という、日本語詞では歌わないし。
そこは拘り、なんだろうか。


会場は南青山マンダラ。

この会場、縦に長いので、
歌声を堪能するには、正面奥のソファ席か。

歌会スピンオフの時に、下手にピアノが有り、
楽譜でセトリが確認出来たので、今回は下手に。

足踏み、もといステップは、
そこまで見えなかったけど、
やたらと視線を貰える席でした。

バンマスに、何度も助けをこう、本日の主役様(笑)
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