宝塚・宙組公演
ネタバレ注意
(パンフ続き)
まず、ダングラールに復讐。借金を帳消しにする儲け話を持ちかけ信用した処に、架空の投資話を持ちかけ破産に追い込む。その後、ヴァンパに捕まり、復讐されたことに気づき、狂ってしまい、川で溺れ死亡。
正気を失い、苦しめることが出来なかった事から、次は慎重になるエドモン。
ヴィルフォールに対しては、妻に毒殺されるように仕向ける。しかし、全てを知り、拳銃で自殺するヴィルフォール。
フェルナンには、エデ自らに殺されよう仕向けるが、思い止まったエデから、逃げてしまうフェルナン。
しかし、そんな父親に対する仕打ちを聞き、エドモンに決闘を挑むアルベール。決闘が始まるが、銃は空砲。ベルツッチオが、弾を抜いていたのだが、そのタイミングで、アルベールの父親がエドモンであることを告げるメルセデス。
そのまま、ハッピーエンドかと、思いきや、フェルナンが再登場し、エドモンに発砲。しかし、メルセデスに庇われ、無事。と言っても、別にメルセデスが撃たれた訳でもなく、そのまま寄り添いハッピーエンド。
鳳稀@エドモン・ダンテス
冒頭は、長い航海から帰ってきた風味で浅黒い。そして、大変に若作りというか、幼い。
その後、刑務所で、髪と髭がボーボーな姿に。ヅカでこの衣装・メイクは有りらしい。
そして、ロン毛に顎髭なモンテクリスト伯爵に。やはり、この姿が一番、シックリくる(エドモンのビジュアルとして)。
その後、老紳士や司祭に変装とかもするが、正体を表す時には、謎の模様の入った赤い衣装にオールバックと、そこは宝塚仕様。そして、その格好で、復讐された人がエドモンと気付く、遠山の金さんの桜吹雪的な流れ。20年経っていても、気付くらしい。
声はいい加減、覚えたが、相変わらず、微妙な音域。こう、上がらず、下がらずな中途半端な歌い方は健在。声色を作ってマス的な。
実咲@メルセデス
今回は、宝塚娘役に則った発声及び衣装で、大変に娘、娘とした演技。
悠未@ダングラール
最初に復讐される悪者。守銭奴というイメージだったが、単にエドモンの下で働きたくない、という理由からエドモンを陥れる。
エドモンの婚約パーティーシーンから登場し、無駄にピンスポが当たり、何か悪い顔をしている。
残念な事にソロ曲が無いため、ほとんど歌を聞けないが、フェルナンと歌うナンバーは、印象に残る。
ショーでは、紫の男。声を覚えたので、歌えば分かるが、2・3曲しかなく、結局、残念なことに。
緒月@ベルツッチオ
エドモンの手下。大変にお調子者キャラで、憎めないキャラに。途中、『エドモンのために死んでも良い』みたいな台詞が登場し、『これは身代わりフラグか?』と思ったが、普通にメルセデスがエドモンの身代わりになっていたので、本当に最後まで、お調子者キャラ。
ショーでは、それなりにソロがあるものの、割合としては少な目。好みな低音なだけに残念。
朝夏@フェルナン
パンフレットに於ける紹介文がエドモンの恋敵という位置づけ。間違ってはいないが、今回の舞台に於ける大変に象徴的な紹介文。
金持ちのボンボンで、蔑ろにされた船長を殺そうとしたり、エデの両親を殺害してたりと、かなり悪どいを事をしている割には、そんな紹介文。
で、エデに撃たれそうになりつつも、逃げ切ってしまい、最後はエドモンを撃とうと戻ってくる恋敵振り。そこで捕まり、そのままフェードアウトだが、何とも中途半端。
キルヒアイスだった過去を考えると、まあ、その辺りの位置づけか。でも、ショーでは、意外とソロもある。
寿@ファリア・モレル
この二役を兼任するとは、老け役者が居ないらしい。
ファリアは本編では、アッサリ退場するものの、エドモンの心の声として、セリ上がって登場したり、ラストは生き返り、ニューファラオン号に乗り込んだり(笑)
結構、登場シーン多数。
蓮水@ヴィルフォール
ここで、検事登場。エドモンに陥れられ、自殺するが、他の2人に比べると、ウェイトが低い。
こちらも、ロイエンタールであった事を考えると、その辺のポジションに納得。
七海@ルイジヴァンパ
ベルツッチオが良い処を持っていくため、ほとんど登場せず。海賊のボスなのに。
ミッターマイヤーであった事を考えると、所詮、その位置づけか。
一幕モノの短さで、『岩窟王』の内容をザッと上演。途中、解説要員が登場し、合いの手が入る。
そのため、この話で、一番分かり辛い、ナポレオンからの手紙の犯罪性も分かりやすく説明。
正直、そこまで解説しなくとも、と思わないこともないが。
また、簡易版かと思いきや、アルベールの友人、フランツまで登場。
そして、そこで歌わんでも、と思うくらいに主役が歌う。その分、他の役者に歌わせい、というのは、ヅカの場合、禁句か。
ま、ショーがあるから、そちらで聞けるかと思ったら、そうでもないし。
今まで観た宝塚は二幕モノで、いわゆるショーが入る公演宝塚を初めてみたが、
なかなか長かった。四季と違うタイプの統制のとれたダンスなのだが、フリルの付いた衣装での群舞はイマイチハマレず。やはり、軍服で踊る事に、意味があるのかも。
ネタバレ注意
(パンフ続き)
まず、ダングラールに復讐。借金を帳消しにする儲け話を持ちかけ信用した処に、架空の投資話を持ちかけ破産に追い込む。その後、ヴァンパに捕まり、復讐されたことに気づき、狂ってしまい、川で溺れ死亡。
正気を失い、苦しめることが出来なかった事から、次は慎重になるエドモン。
ヴィルフォールに対しては、妻に毒殺されるように仕向ける。しかし、全てを知り、拳銃で自殺するヴィルフォール。
フェルナンには、エデ自らに殺されよう仕向けるが、思い止まったエデから、逃げてしまうフェルナン。
しかし、そんな父親に対する仕打ちを聞き、エドモンに決闘を挑むアルベール。決闘が始まるが、銃は空砲。ベルツッチオが、弾を抜いていたのだが、そのタイミングで、アルベールの父親がエドモンであることを告げるメルセデス。
そのまま、ハッピーエンドかと、思いきや、フェルナンが再登場し、エドモンに発砲。しかし、メルセデスに庇われ、無事。と言っても、別にメルセデスが撃たれた訳でもなく、そのまま寄り添いハッピーエンド。
鳳稀@エドモン・ダンテス
冒頭は、長い航海から帰ってきた風味で浅黒い。そして、大変に若作りというか、幼い。
その後、刑務所で、髪と髭がボーボーな姿に。ヅカでこの衣装・メイクは有りらしい。
そして、ロン毛に顎髭なモンテクリスト伯爵に。やはり、この姿が一番、シックリくる(エドモンのビジュアルとして)。
その後、老紳士や司祭に変装とかもするが、正体を表す時には、謎の模様の入った赤い衣装にオールバックと、そこは宝塚仕様。そして、その格好で、復讐された人がエドモンと気付く、遠山の金さんの桜吹雪的な流れ。20年経っていても、気付くらしい。
声はいい加減、覚えたが、相変わらず、微妙な音域。こう、上がらず、下がらずな中途半端な歌い方は健在。声色を作ってマス的な。
実咲@メルセデス
今回は、宝塚娘役に則った発声及び衣装で、大変に娘、娘とした演技。
悠未@ダングラール
最初に復讐される悪者。守銭奴というイメージだったが、単にエドモンの下で働きたくない、という理由からエドモンを陥れる。
エドモンの婚約パーティーシーンから登場し、無駄にピンスポが当たり、何か悪い顔をしている。
残念な事にソロ曲が無いため、ほとんど歌を聞けないが、フェルナンと歌うナンバーは、印象に残る。
ショーでは、紫の男。声を覚えたので、歌えば分かるが、2・3曲しかなく、結局、残念なことに。
緒月@ベルツッチオ
エドモンの手下。大変にお調子者キャラで、憎めないキャラに。途中、『エドモンのために死んでも良い』みたいな台詞が登場し、『これは身代わりフラグか?』と思ったが、普通にメルセデスがエドモンの身代わりになっていたので、本当に最後まで、お調子者キャラ。
ショーでは、それなりにソロがあるものの、割合としては少な目。好みな低音なだけに残念。
朝夏@フェルナン
パンフレットに於ける紹介文がエドモンの恋敵という位置づけ。間違ってはいないが、今回の舞台に於ける大変に象徴的な紹介文。
金持ちのボンボンで、蔑ろにされた船長を殺そうとしたり、エデの両親を殺害してたりと、かなり悪どいを事をしている割には、そんな紹介文。
で、エデに撃たれそうになりつつも、逃げ切ってしまい、最後はエドモンを撃とうと戻ってくる恋敵振り。そこで捕まり、そのままフェードアウトだが、何とも中途半端。
キルヒアイスだった過去を考えると、まあ、その辺りの位置づけか。でも、ショーでは、意外とソロもある。
寿@ファリア・モレル
この二役を兼任するとは、老け役者が居ないらしい。
ファリアは本編では、アッサリ退場するものの、エドモンの心の声として、セリ上がって登場したり、ラストは生き返り、ニューファラオン号に乗り込んだり(笑)
結構、登場シーン多数。
蓮水@ヴィルフォール
ここで、検事登場。エドモンに陥れられ、自殺するが、他の2人に比べると、ウェイトが低い。
こちらも、ロイエンタールであった事を考えると、その辺のポジションに納得。
七海@ルイジヴァンパ
ベルツッチオが良い処を持っていくため、ほとんど登場せず。海賊のボスなのに。
ミッターマイヤーであった事を考えると、所詮、その位置づけか。
一幕モノの短さで、『岩窟王』の内容をザッと上演。途中、解説要員が登場し、合いの手が入る。
そのため、この話で、一番分かり辛い、ナポレオンからの手紙の犯罪性も分かりやすく説明。
正直、そこまで解説しなくとも、と思わないこともないが。
また、簡易版かと思いきや、アルベールの友人、フランツまで登場。
そして、そこで歌わんでも、と思うくらいに主役が歌う。その分、他の役者に歌わせい、というのは、ヅカの場合、禁句か。
ま、ショーがあるから、そちらで聞けるかと思ったら、そうでもないし。
今まで観た宝塚は二幕モノで、いわゆるショーが入る公演宝塚を初めてみたが、
なかなか長かった。四季と違うタイプの統制のとれたダンスなのだが、フリルの付いた衣装での群舞はイマイチハマレず。やはり、軍服で踊る事に、意味があるのかも。