登場人物が各々悩みを抱えて、意外な真相が明らかになる。
女優の栗子は若いアイドル豊島との仕事が嫌がっており、また大学教授の中森との師弟関係をひきずった様な生活に嫌気が差している。その夫も、言いたい事が言えないことに不満を持っている。栗子のマネージャーの目黒は、アイドルを裏口で大学に入れてることを脅迫され、悩んでいる。その目黒の後輩である本郷は目黒からの簡単に話せない相談が気になっている。そんなある日、栗子は大金を拾うが、目黒に押し付ける。実は、相談が金の普請だと考えた本郷が栗子に渡した金だった。一方、本郷と不倫している栗子は本郷と噂のあった豊島との仕事に気乗りがしない。ある日、現場で豊島を殴ってしまう。それぞれの悩みはどうなるのか？
栗子夫婦は互いの言いたい事を言って仲直り。目黒の相談とは金の事ではなく、栗子と豊島の仲がなぜ悪いのかを聞いて欲しいと言うことだった。また、目黒を脅迫したのは栗子であり、本郷から渡された金を渡す相手を探すために出した手紙を目黒が勘違いしていた。また、豊島は殴られた後、ボクシングジムに通い、結婚してしまう。それぞれの悩みが解決して幕。
初、倉持作品。結構、シュールというか、淡々と進むというか。でも、キレイに伏線はまとめられた。
松嶋。約柄というのもあるが、結構見ていてツライかも。もう少し大人数でドタバタした雰囲気なら、平気かも。
近藤。普通。テレビで見るのとあまり変わらず。メインの役は珍しいかも。
酒井。普通の役というのが、目新しい。ただ、セリフの言い回しは相変わらずタドタドしい。
山西。この中では、一番舞台に馴染んでる。ただ、前のキャンディーズと似たようなカンジ。
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