備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

『ロミオとジュリエット』雪組

2011-03-11 11:48:46 | 国内ミュージカル
ロミオ@音月。宝塚男役でも低音が意外に出る。ただ、主役としてはこれといって前に出るモノ(歌唱力的なモノ)がなく、地味。

ジュリエット@舞羽。台詞部の声が異様に高い。これは娘役だからかジュリエットだからか?ただ、歌に関しては、高音域も無理なく歌えているので実は上手いのかも。

マキューシオ@早霧。ロミオ三人組では、歌が弱い。ソロパートなどは気にならないが、他の人が歌った後だと、声量の無さが目立つ。

ベンヴォーリオ@未涼。結構、ウタウマな人。ロミオ三人組で、安定した歌唱力と迫力のある声量。ソロ曲"どうやって伝えよう"も聞き応えあり。ちょっと、ティボルトでみてみたい。

ティボルト@緒月。大変、宝塚の男役な発声。かなり作っている声なのが、残念。

大公@大凪。かなり上擦った声。プロモと違っているので、調子が悪いのかも。二幕は少し、取り戻した感あり。

神父@奏乃。チョイ役だが、ソロ曲もあり、きっちり美味しい処を持っていく。切々と歌う処に、イマイチ感(女性が無理に低く歌う)があるものの、それでもハズさない。

乳母@沙央。一番、役にあった役者な気がした。普段は男役?なのか、低音をきかし、ソロ曲も聞かせあげる。


宝塚観劇、二回目。幕にタイトルが表記されているのは慣れたが、やはり役者登場で拍手には違和感が。(って、歌舞伎・大衆演劇もか)
何がビックリって、ロミオ登場シーン。セリで上がってくるとは思わなかった。
"死"の衣装・メークが城田@トートを彷彿。勿論、あちらより寸胴(何かいれてる?)だし、同じ演出家なものもあるが。
レビューの"天使の歌が聞こえる"で、本当に天使衣装を着た役者が出てくるのがかなりツボだった。

B席から観劇。音響的に後ろからガンガン響いてくるので、メイン役者の曲はかなり音が大きく聞こえる。もちろん例外もあるが。
ダンスシーンは上から観ると壮観。もちろん、フランス版のアクロバティックなダンスに比べると見劣りするが、それでも赤と青の衣装が踊っていると観ていて面白い。
衣装に関して気になったのは、放浪している時のロミオの衣装。青なのは分かるが何故に原色。
レビューで衣装が変わるともう誰が誰だか。ジュリエット曲を歌っているのが、ジュリエット役者じゃないという衝撃の事実を後から知った。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ヨセフ・アンド・ザ・アメ... | トップ | 『MONTE CRISTO』(モンテ・ク... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

国内ミュージカル」カテゴリの最新記事