備忘録

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華麗なるミュージカル音楽の世界・ガラコンサート2012

2012-09-23 12:26:17 | コンサート感想
気になった楽曲のみ。そのため、一部セトリに抜け有り。

『Kiss Me, Kate』
"Another Opening Another Show"全員

普通に歌う人が多いなか、一人ノリノリで登場し、指パッチンをしながら、リズムをとる蝶ネクタイのオ○サン。

完全に本日の陰の主役になっている鈴木氏。


『Anything Goes』
"You’re the Top"
サットン、石井、鈴木、藤岡

一人の女性に言い寄る男ドモ。最初、このタイトルを聞いた時は、三谷脚本の同タイトル作品を思い出したものの、全く違う。←当たり前か

石井氏だけが残るため、サットンと腕を組んで去る、藤岡氏。慌てて逆の方に駆け寄る鈴木氏かなんかツボ。

"Easy to Love"
石井
あぁ、なんかこういう甘い歌が映える声。と、書いてて違う曲と勘違いの可能性も。


"Blow,Gabriel, Blow"
シルビア
こういうアップテンポな豪快な曲が似合う姐さん女優。


"Friendship"
玉野
自分をより良く魅せる演出。歌よりはダンスの人なので、その辺をカバーするタップ。

"Begin The Beguine"
姿月
こんなアレンジ初めて。ジャズの名曲をクラシックアレンジで、男性が歌う曲を男声で歌う。

『Anything Goes』
"It’s De-Lovely"
鈴木
いきなり演奏者をマコちゃん(宮崎誠氏)と呼び、話し始める。サットン専属の演奏者も居るのだが、其方が若干呆れ顔(笑)
そして、なんか舞台上をフラフラしながら、歌うし。

"Anything Goes"
サットン
ソロ二曲目でやっと知っている曲。でも、サビしか知らないけど。
『Shrek』
"I Know It's Today"

曲は知っていたが、子役二段階をえて、本役になるとは知らなかった。で、本役になってもフィオナに見えない昆さん。というか、サットンがフィオナなのが、意外。
ま、サットンも十分童顔なのだが、昆さんが姫か…。

『The Drowsy Chaperone』
"Show Off"
彩乃
多分、前にも何かで観ているのだが、こんなセクシーな役で観るとは。なんか、ボーイッシュイメージが強かったので。
ポイントは本役を以前、セクシー系女優が演じていたので、色々な意味で違い過ぎる。

『Me And My Girl』
"Me and My Girl"
藤岡、昆

昆さんに関してはイメージ通りなのだが、藤岡氏の若干低め路線がちょっと想定外で新鮮。というか、井上芳雄氏でしか聞いたことがなかったので、高音域でないのが、新鮮なのか?


『Les Miserables』
"On My Own"
サットン
クセの無いエポ。『縁などなーい』は伸びるが、エポとしては年齢が。やはり、ファンテのような。
"Stars"
鈴木
衣装、メイク、小道具が無い部分を目の演技でカバー。そんななか、間奏の十字を切るシーンで一瞬、目を瞑り、そして"かっ"と見開くあの一瞬が特に印象的なジャベール。

で、久々にジャベを聞き(本公演で一回しか聞いたことはないが)、つくづく、今井@バルと合わなかっただけ(対決でハモリが際立たなかった印象)なんだなぁと実感。
他のバルで観るべきだった。

"I Dreamed a Dream"
シルビア
マルシアとは違うタイプの訛り。三段上げは迫力。本公演でも観てはいるが、相変わらずの死にそうに無いファンテ。

"Empty Chairs at Empty Tables"
藤岡
多分、一番観ているマリウスなのだが、ソロで聞く分には、声量があるというか、マイクの使い方が上手いのか、サビの部分がかなり聞かせる。そして、妙に小芝居。でも、本公演ではバリケードで埋もれてしまうマリウスだったことを思い出した。

"Bring Him Home"
石井
大変に高音。この音域でこの曲を聞いたのは初めてかも。勿論、オリジナルのお爺ちゃん(コルム氏)も高いキーなのだが、ちょっとそれとは違う高さ。

"One Day More"
姿月@アンジョと保坂@テナ妻を楽しむ曲。コーラスが入っているため、バルのパートが埋もれ気味たが、そんななかでも、ジャベパートが聞き取れる珍しい"ODM"。単にジャベモードになっているだけだが。

2幕
『Grease』
"グリース・メドレー"
藤岡、昆

懐メロで80年代ファッション。藤岡氏の若干、覚束ないダンスと昆さんの何故か80年代ファッションが似合ってしまう昭和のかほりのする10代のアンバランスな2人を楽しむメドレー。

『Wicked』
"For Good"
彩乃、シルビア
この2人のハモリは鉄板過ぎるのだが、シルビア@エルフィーなら"DG"が聞きたかったな、と。

『Rebecca』
"Rebecca"
姿月
相変わらずの迫力ダンヴァース。
しかし、忠実な女中というよりは、何故かレベッカに対して、男性的恋愛感情を感じとってしまう、怨念ダンヴァース。こう、レベッカを巡って、マキシムと争う三角関係的な。

『Jekyll & Hyde』
"This Is the Moment"
姿月
日本語訳がかなりオリジナル。全く想像だにしなかったので、ちょっと意外な訳。英語配分が多め。こちらはちょっと迫力不足。

『Chess』
"I Know Him So Well"
石井 鈴木
英語なのが残念。と、それと同時に、歌詞内容的に英語で良かったな、と。なんか、この2人だと、別な妄想を。

『Jesey Boys』
"Can't Take My Eyes Off You" 藤岡
何故にこの選曲?有名な楽曲だし、嫌いではないが、妙にカラオケ感漂う藤岡氏。

『West Side Story』
"One Hand, One Heart"
石井 保坂
敢えて、この選曲。前回、別なマリアと"トゥナイト"歌ったからか。

『Little Mermaid』
"Part of Your World"

『ソンダン』で日本語版は聞いては居たが、台詞付きだと、また違う印象に。
で、シエラで観たいという結論。

『Mamma Mia!』
"Slipping Through My Fingers~Mamma Mia!~Dancing Queen"
保坂

ちゃんと、トランク一つで去って行くシルエットからスタート。
明らかに演歌調なのに、そうとは見えないのは、楽曲の為せる業?それとも初演ドナの貫禄?

で、タイトル曲。
あのマイナー調のサビ部分が聞けただけで、満足。ま、他2人に比べると…。

『Modern Millie』
"Only in New York"
保坂
で、こちらは歳相応の。って、本役の設定は知らないけど。


"Gimme Gimme"
サットン
流石にこれだけ有名だと、知ってる楽曲。やはり、ラストに来るだけに。



明らかに主役はサッチャンで、MCでの、出演者のベタボメが気持ち良いくらい(笑)

で、そのサッチャン。
売りは何でしょう?、という。ダンスの人イメージだったので、全く踊らなかったのが残念。

歌も普通だったし、三公演目でお疲れ? 多分、出演有名公演作品を知っていると、涙モノなのかも。

ま、今回のメインは一幕最後の懐かしレミゼだし。

と、身も蓋もない事で〆てみる。

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