(承前)
スズカツ演出の平幹&西村verの感想はコチラ。
一幕最後は、舞台の緞帳を劇中劇の緞帳に見立て、ノーマンが劇中劇の口上をするために登場。その後、劇団員役の二人が、休憩時間を宣言。
ラストはノーマンが歌い、壁セットがはけ、赤い緞帳が見え幕。
橋爪@座長
安定のボケオヤジ。ただ、座長としてのアクはそれほど強くなく、普通にエロオヤジ。で、普通にワガママ。
タメのある台詞廻しが好きなのだが、普通に淀みなく、ぽんぽんと台詞が出てくるので、イマイチ座長としては…。
大泉@ノーマン
翻訳モノと分かっているのに、このアテガキ感。というか、ここまでイメージ通りなノーマンがくるとは思わなんだ。
秋山@夫人
とりあえず、声は覚えたのだが、どうもそれ以上が。普通に強気な夫人で、あの癇癪持ちも想定内なため、悪い意味でアテガキ感。
ま、あの役廻りで、役を越えた存在感は無いと思うが。むしろ、あの出演シーンだけで、座長に対するわだかまりや父親との葛藤とかを表現したら、スゴいし。
平岩@アイリーン
相変わらずの年齢不詳な役。可愛い顔して、ズバズバと。
実は、座長に取り入ろうとする腹黒さが見える小悪魔キャラ。
梶原@オクセンビー
今回、パンフを観て、キャスティングされていることを知り、老年俳優の助っ人タイプかと、思ったら、こっち。
ま、この手の一言が余計キャラも全く無問題。
銀@マッジ
舞台では初か。元ヅカ女優がやりそうな役なため、こっちの分野から持ってくるとは。映像作品で見せるサバサバ感は舞台でも、健在。
浅野@ソーントン
イヤミな役の方かと思ったら、こちら。二回ほど、ズレるダンスを披露するのだが、その微妙な外し方が、本気っぽくて。
舞台は、劇中劇の舞台袖、舞台から、楽屋口へ続く通路、座長の楽屋という三重構造。ただ、座長の楽屋の壁は1メートル程度の高さで、通る人が見える造り。
なので、暗転しない代わりに、セットが真ん中で割れて移動することで、話が展開。
ちょっとそういう場面展開も、三谷演出にしては珍しい。
翻訳モノの三谷演出、第2段。
ただ、今回は台本に忠実なためか、"三谷色"薄め。
一番は、センターにいる大泉氏がかなり独自路線。一人ボケ・ツッコミというか。何処までが演出で、何処までが氏の醸し出す面白さなのか、謎。
ただ、他の三谷脚本に出てくる登場人物では当てはまらないのも事実。
そして、ノーマンがオネエ系だと思っていたが、どうやら違うらしい。
座長に関しては、あの優柔不断というか、ワガママ振りが三谷演出かな、と思ったので、想定内。
以前、三國連太郎&柄本明のverを映像で観て、二人の関係が対等だと感じた。
また、平幹&西村雅彦verだと、座長の方が優位(当たり前なのだが)と感じた。
で、今回はノーマンが主導権を握っている感覚に。というか、台詞を聞いても、ノーマンに関しては他の二人の影は無いのに、座長に関しては、平幹@座長が脳内再生。
座長の台詞の間とか、全然違うのに、そういう錯覚をすることが、ちょっと不思議。
スズカツ演出の平幹&西村verの感想はコチラ。
一幕最後は、舞台の緞帳を劇中劇の緞帳に見立て、ノーマンが劇中劇の口上をするために登場。その後、劇団員役の二人が、休憩時間を宣言。
ラストはノーマンが歌い、壁セットがはけ、赤い緞帳が見え幕。
橋爪@座長
安定のボケオヤジ。ただ、座長としてのアクはそれほど強くなく、普通にエロオヤジ。で、普通にワガママ。
タメのある台詞廻しが好きなのだが、普通に淀みなく、ぽんぽんと台詞が出てくるので、イマイチ座長としては…。
大泉@ノーマン
翻訳モノと分かっているのに、このアテガキ感。というか、ここまでイメージ通りなノーマンがくるとは思わなんだ。
秋山@夫人
とりあえず、声は覚えたのだが、どうもそれ以上が。普通に強気な夫人で、あの癇癪持ちも想定内なため、悪い意味でアテガキ感。
ま、あの役廻りで、役を越えた存在感は無いと思うが。むしろ、あの出演シーンだけで、座長に対するわだかまりや父親との葛藤とかを表現したら、スゴいし。
平岩@アイリーン
相変わらずの年齢不詳な役。可愛い顔して、ズバズバと。
実は、座長に取り入ろうとする腹黒さが見える小悪魔キャラ。
梶原@オクセンビー
今回、パンフを観て、キャスティングされていることを知り、老年俳優の助っ人タイプかと、思ったら、こっち。
ま、この手の一言が余計キャラも全く無問題。
銀@マッジ
舞台では初か。元ヅカ女優がやりそうな役なため、こっちの分野から持ってくるとは。映像作品で見せるサバサバ感は舞台でも、健在。
浅野@ソーントン
イヤミな役の方かと思ったら、こちら。二回ほど、ズレるダンスを披露するのだが、その微妙な外し方が、本気っぽくて。
舞台は、劇中劇の舞台袖、舞台から、楽屋口へ続く通路、座長の楽屋という三重構造。ただ、座長の楽屋の壁は1メートル程度の高さで、通る人が見える造り。
なので、暗転しない代わりに、セットが真ん中で割れて移動することで、話が展開。
ちょっとそういう場面展開も、三谷演出にしては珍しい。
翻訳モノの三谷演出、第2段。
ただ、今回は台本に忠実なためか、"三谷色"薄め。
一番は、センターにいる大泉氏がかなり独自路線。一人ボケ・ツッコミというか。何処までが演出で、何処までが氏の醸し出す面白さなのか、謎。
ただ、他の三谷脚本に出てくる登場人物では当てはまらないのも事実。
そして、ノーマンがオネエ系だと思っていたが、どうやら違うらしい。
座長に関しては、あの優柔不断というか、ワガママ振りが三谷演出かな、と思ったので、想定内。
以前、三國連太郎&柄本明のverを映像で観て、二人の関係が対等だと感じた。
また、平幹&西村雅彦verだと、座長の方が優位(当たり前なのだが)と感じた。
で、今回はノーマンが主導権を握っている感覚に。というか、台詞を聞いても、ノーマンに関しては他の二人の影は無いのに、座長に関しては、平幹@座長が脳内再生。
座長の台詞の間とか、全然違うのに、そういう錯覚をすることが、ちょっと不思議。