備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

『スクルージ』2019

2019-12-08 23:44:06 | 国内ミュージカル
あらすじ等は2013年のコチラ
2015年版の感想はコチラ

市村@スクルージ
台詞から歌まで安定過ぎる主役。
お約束なギャグもハズさない。
初日だから初見さんは少ないと思うが。

サンタ扮装での挨拶は、
『ほーほー、はひふへほ』

初日ということを差し引いても、
サビで声を張り上げる曲を
綺麗に聞かせるので、
オケに負けることも無い。

これは、音域を歌いやすいように、
変えている可能性も有るが。

本来は歌なのかな、
という部分を台詞にするのも何時も通り。
いい加減、ここの部分も歌で聞いてみたいのだが。

一幕最後は本人がフライング。
ハーネスを付ける様子が分かる席。
二幕冒頭は替え玉かな、
と思うけど、この年でも身軽。


武田@クラチット
映像の人、というイメージが強いけど、
あの印象で、舞台もこなす。主に発声。

病気の息子のために、
大げさにする演技がわざとらしくならない。

これ、実は匙加減が難しい役なので、
そこは映像畑の人たる、由縁なのかも。


田代@ハリー
更に、大げさな演技をする甥。

裏表の無い良い人役を
これでもかって、くらい、
演技と歌で披露。

こういう、坊ちゃん役が
ハマり役なので、
久々に良いマリオを観た感。

奥さんと歌うと更に、声楽夫婦。

実咲@ヘレン
今回、演技よりは歌の人にシフト。
若い頃のスクルージの恋人役なのは、
分かったけど、街中シーンが判別つかず。


畠中@トム
胡散臭さは抑えめ。
意外とソロが多く、
かなり踊る。ダンス枠なのか、一応。


安崎@マーレイ
イロモノ。
歌は少ないけど、
声に特徴が有るので、
扮装をしていても判別可。


愛原@クラチット夫人
ちょっとキツメの夫人と、
スクルージを導く過去の精。

夫人役に、ヅカ風味が無い。


阿部
アンサンブルで大変に目立つ。
それは、歌ってもだし、
台詞を話してもだし。

若いスクルージの親方で、
特に、その存在感を発揮。

赤坂で二演して、
更に大きな日生公演。

フライングとかクリスマスツリー
が映えるかな、とは思うが、
そこまで日生の広さの
必要性を感じない広さ。

特に、クラチット家がスカスカ感。

今井@現代のクリスマスの精
オープニングの市民が、
何処にいるのか分からない前方席。

確か、裏に居たような、
という事は覚えていたが、
田代氏の真裏に居た。
コーラスに参加してるものの、
その声を判別するには難しい。

更に、その裏にはスクルージが待機。
完全に人間壁扱い。

その後、クラチットの
街中買い物シーンでも登場。

買い物をしているモブで、
女性と一緒だが、あれは、
実咲さんなのか愛原さんなのか。
それともアンサンブルさんか。
前方席だけど、判別不可。

その後、酒屋で高い酒を買わされる。
(クラチットと同じ酒では無いのか?)
ここで、本日、最初の台詞。


一幕、後半、本役で登場。
大声と共に、椅子に座って登場。
スクルージを恫喝し、宙に飛ばす。


二幕冒頭。
アンサンブルが歌う中、
お立ち台に乗り、
ノリノリで指揮をする。
途中、無駄に腰を振ったり。

まず、クラチット家へ。
ここでは、普通に、
スクルージと窓から覗き見。

からの、脇から部屋に入る。

クラチット家の晩餐をマジメに見守る。
特に、演技をすることなく、
病気の次男の話では、ちょっと反応。


更に、ハリーの家に。
コチラでは主賓のため、
(クリスマスパーティーなので)
連想ゲームでは、更に、変なフリを。
ここは、結構、適当と思われる。
が、日替わりネタな振り付けになるかも。

スクルージに現実を見せつけ去る。

最後、スクルージを窓から
過去のクリスマスの精と
一緒に移り込み、出番終了。

ラストシーンでは出てこなかった。

久々の再演。
前回、前々回と出演してるので、
今回、目新しい変更はなく、安定の続投。

途中、スクルージをリードして踊ったり、
『はっ』と言って笑ったり。
最近、ライブでその笑い方をするけど、
実は演出でなく、素で有った事が判明。

ともかく、出てくるまでに時間がかかり、
出オチで、登場からずーっと、あの衣装。
ここ最近の日生作品では、出演時間や
歌が多い役では有るけど、次の初役での
出演作と、どちらが先に決まっていたのやら。
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