佐渡の二つ亀は小さいながらも陸繋砂州(トンボロ)・陸繋島の好例であった。陸繋島とは、沖合にある島と陸が、砂礫の堆積によって繋がれたものをさす。
国内各地にその例は比較的見られるが、函館山、潮岬、志賀島などは教科書的な例と言える。島の部分を陸繋島というが、陸と繋ぐ砂礫の堆積部分を陸繋砂州(トンボロ)という。函館・串本などはそんな砂州上に開けた町である。規模としてはずいぶん大きなものである。
さて、出雲崎の海岸線づたい。国道402号を通ると写真のような光景を見ることができる。もともとは沿岸部の浜を荒波から守るために敷設された堤防であるが、陸と堆積物で接続し、いわゆる陸繋島化している。
あちこち注意してみると、ご覧のように繋がったものもあるが、これから砂州の成長によって繋がっていくのであろうと予測させる場所もある。訪れることがあったらご覧いただきたい。写真を撮影しているような距離で、打ち寄せる波の様子を観察していると、何となくであるが、こんな地形の形成過程がわかるような気がする。読みは「りくけいとう」・「りくけいさす」である。
国内各地にその例は比較的見られるが、函館山、潮岬、志賀島などは教科書的な例と言える。島の部分を陸繋島というが、陸と繋ぐ砂礫の堆積部分を陸繋砂州(トンボロ)という。函館・串本などはそんな砂州上に開けた町である。規模としてはずいぶん大きなものである。
さて、出雲崎の海岸線づたい。国道402号を通ると写真のような光景を見ることができる。もともとは沿岸部の浜を荒波から守るために敷設された堤防であるが、陸と堆積物で接続し、いわゆる陸繋島化している。
あちこち注意してみると、ご覧のように繋がったものもあるが、これから砂州の成長によって繋がっていくのであろうと予測させる場所もある。訪れることがあったらご覧いただきたい。写真を撮影しているような距離で、打ち寄せる波の様子を観察していると、何となくであるが、こんな地形の形成過程がわかるような気がする。読みは「りくけいとう」・「りくけいさす」である。
久知川についてですが、久知川ダムができて何年になりますでしょうか。大きなダムができると上流からの土砂の供給量が少なくなりますので、河口部の砂浜は侵食を受ける一方となります。
砂防堤の様な小さなものでも、佐渡の河川のように小さな川ですと影響が出てくるかも知れません。
土砂の供給量の減少による好例は、信濃川です。大河津分水等の影響でしょう。新潟市は砂浜の後退が著しい一方で、分水河口に位置する寺泊・野積付近はどんどん砂浜が成長しています。
詳しいことはたぶん市の土木あたりの方々がわかっているのではないかと思います。