地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

トリオ R-600

2005年03月19日 22時54分45秒 | 趣味と管理人から
 フロントパネルの大きさを比較するために、松下のRD-9830(アンテナカプラー)と共に撮しました。このR-600について、出品者様はリスニング波BCLリスナーと言うことでした(音質重視)。

 基本的には当方も似たようなリスナーですので、嗜好が合います。無線機然としたいでたちでしたので、シンプルな様に見えて受信性能一点張りのものかと思っていました。

 予想は良い意味で外れていました。出品者様の言うとおり、リスニング派に支持される音質と思います。ただし、オーディオ機器としての用途も考えていたラジオとは比較しない方がよいです。

 無線機然としているといいましたが、受信性能についてはオンリースタイル、と言わねばならないかも知れません。その姿から想像して、高い受信性能を要求される方にはすすめられません。


下記は、受信機と共に届いた取説からのもの。
 
受信周波数   150Khz~30Mhz

受信電波形式  AM,SSB,CW

受信感度(S+N/N 10dB以上、アンテナインピーダンス50Ω)
     150Khz~2Mhz
        SSB/CW……………………5μV以下
        AM(NARROW,TONE:中央)…50μV以下
     2Mhz~30Mhz
        SSB/CW……………………0.5μV以下
        AM(NARROW,TONE:中央)…5μV以下
    
選択度
AM(WIDE)……………6Khz(-6dB)・18Khz(-50dB)
AM(NARROW)……………2.7Khz(-6dB9・ 5Khz(-50dB)
SSB/CW……………2.7Khz(-6dB9・ 5Khz(-50dB)

イメージ比 60dB以上

IF妨害比 60dB以上

アンテナインピーダンス 50Ω/500Ω

低周波出力
 1.5W(8Ω負荷、歪率10%時)

低周波インピーダンス
 スピーカー、ヘッドホン共 4~16Ω

消費電力(無信号時)
 AC 100V  16W
 DC 13.8V 0.8A

電源電圧
 AC 100V 50/60Hz
 DC 12~16V

使用トランジスタ及びダイオード
 IC(17)、FET(11)、トランジスタ(40)、ダイオード(42)、表示器(1)

寸法 幅299(307)×高さ110(124)×奥行き200(241) ( )内は突起物含む最大寸法mm

重量 4.5Kg

 今やTRIOというメーカー名すら聞くことがありません。KENWOODなのです。もとはコイル等のメーカーです。写真のとおり、たくさんスイッチ類がついているわけでもありませんので、ものぐさな私にもぴったりです。良いアンテナを付けてやると、RF-2200やスカイセンサー5900の追随をゆるさぬ、無線機メーカー本来の受信機に化けそうなものです。当方がしつらえているアンテナが非力ですので、少しでも良いアンテナを奢ろうと思っています。意外と小さな筐体ですが、小さすぎるサイズでもありません。操作感覚は家電系BCLとは一線を画しています。

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1 コメント

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ラジオ・リパブリック・インドネシア (管理人)
2005-03-19 23:03:28
 午後9時台後半よりRRI(ラジオ・リパブリック・インドネシア)を聞いています。



 23時の放送終了近くに、RF-2200と比較しましたが、受信に関してはRF-2200は負けていません。そういう意味では、恐るべしRF-2200です。音質もRF-2200が上です。



 ただ、R-600は受信可能範囲が広いのと、受信の安定感で勝るような気がします。R-600はより良いアンテナを与えることで光るのかも知れません。

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