屋根の雪下ろしも一人じゃ寂しい。
今日は妻が助手。
屋根下にいて指示に合わせて下ろすロープの先に
スコップやスノーダンプをくくりつけてよこす。
彼女は自分が落とした雪を少しずつ消雪パイプ
のある道へとスノーダンプで運んでいる。
たいした量は稼げぬも、それでも助けになる。
屋根から雪を落とすタイミングと、下でそれを
待つタイミングをはかりながらの作業。
楽な作業で . . . 本文を読む
年を越す前、2005年12月30日に訪れたのが昨年最後の訪問である。雪の量は既にその頃から多く、今まで報告してきたとおり。紹介した写真は、道端にあった車庫兼物置であるが、この時既に車庫の一階部分とほぼ同じ高さまで雪は積もっている。屋根は県内の豪雪地域ではごく普通のカマボコ型のもの。
この形なら、ある程度積もれば雪は自重で滑り落ちていくはずだ。よく考えられている形。ただ落とす手間はあまり . . . 本文を読む
山間(やまあい)の曲がりくねる道を進む。
日はもうのぼっているはずだが、登ったばかりの
太陽高度の低さもあり、あちこちで山々が背後か
らの陽光にシルエットだけを映し出している。
この様な風景は当然であるが夕方にも見ること
になる。どちらを好むか? 雪の深くなった時期
に陽の光はありがたい。この写真は? 先にも述
べたが日の出の..である。
<2005.12.30> 20 . . . 本文を読む
自然が豊かな山間部などではごく普通の風景。冬眠しないのかなぁ~。なんて思うのであるが、結構活動的に動き回る動物がいるようだ。
紹介のあしあとはうさぎなどの動物たちのものであろうが、キジなど鳥のあしあとを見ることもある。山歩きを趣味とされる方がいるとするなら、このようなあしあとや真っ白な雪面に、シミのように点在する糞のあとなどにも目を配れることであろう。雪が覆った世界が単調とは思えない瞬 . . . 本文を読む
除雪のないただ踏みしめてあるだけの道を選んで歩いてみ
ると、長靴一つで特別の装備もなく自然とその営み、人の暮
らしからなる風景をかいま見て歩ける。
これは贅沢な一時。現場に行くにはそれなりの準備をして
いくが、装備は特別ではない。とにかく行ってみよう。とに
かく豪雪地がどのようなものか見てみよう。
ここに一枚の額縁に納まった青空が写されている。この青
空の下にはたくさんの雪が積 . . . 本文を読む
かまぼこ形の屋根を持つ車庫。この形は豪雪に耐えるための形。
そして自宅近くではなく、道端に置いてあるのもポイント。除雪
を考えてのことである。雪の多い土地では車庫の形と設置場所に
も気を遣う。こちら中越地方の山間部にあっては、除雪のしっか
り入る道沿いに、このような光景はごくありふれたものになる。
▼追加写真(左端の小屋のさらに左側)
屋根から落ちた雪は..。
<2005.12.3 . . . 本文を読む
天気がよいと何もかもが美しく見える。うんざりするような
どんよりと、雪との格闘を続けてきているとこんな気になる。
しばらくの晴れ間をプレゼントしてもらった気分。12月30日
の朝はそんな朝であった。
いやなんだけど悪くない。雪国の厳しさ。たまにある良い日
の、ほんとうにありがたいこと..。
<2005.12.30> 2005年 地理の部屋と佐渡島 . . . 本文を読む
今年最後の栃尾市半蔵金取材を敢行する途上、長岡市郊外で撮影した写真。
朝の冷え込みはそれなりに厳しいものであった。夜間少し降った雪は結晶も
くっきりと見えるもの。だいたい冷え込みの厳しい時に見られるものである。
冷え込みが厳しくとも、天気がよい朝の東山丘陵は美しい。長年の経験で
そのことを知っている。この朝の東山もいつも同様美しい風景を見せていた。
これから日の出を迎えるというその直前 . . . 本文を読む
雪国の風景023の続き。東山丘陵から日の出があがろうとしている
ほんの一時。一筋の光が空に立ち上がっている。何という現象かは
わからないが神秘的であった。
これだから、日の出日の入りの写真撮影は止められない。ブログサ
イトを開設して二年目に入っているが、身のまわりの自然にずいぶん
と目を配るようになれた。こんな写真を撮るようになったのもブログ
サイトを開設したことと、コメントをくれる皆 . . . 本文を読む
12月30日。2005年もあと二日である。今日は朝から天気がよい。早起きをし、
早朝の半蔵金へと向かうことにした。自宅から国道17号のパイパスへ向かうとき、東
山丘陵を正面に見る。長岡の日の出はそちらからである。しだいに明るさを増し、日の
出が近いことがわかるのだが、その光の淡い色調の変化が実に美しい。
冬の到来が早かった今年もあと二日。来年はどんな年になるのだろうか?
<200 . . . 本文を読む
除雪用のローダーの車輪である。がっちりとしたチェーンが巻いてあり、その車重の効果とで路面をしっかりつかむ。スピーディーな除雪にきっと活躍することだろう。
除雪車には、ラッセル車、ショベルローダー、スクレーパー等々、色々なタイプがある。それぞれに活躍の場があるが、運転するのはいずれも人間だ。これからの季節、夜間の出動を強いられるオペレーター達の苦労がしのばれる。
職場を急ぐ運転手 . . . 本文を読む
今朝はゆっくりと出勤がかなうので、しっかりと寝坊を決め込んだ。それでも8時30分には車上の雪を落とし、駐車場の除雪をきちんとすませ出勤。昼過ぎに職場を後にして帰る道々例のごとく道草を始めた。
今日は国道17号の路側帯に車を止め、時折覗く青空なんかを撮影。大半は雪雲に覆われていてどんよりとしているのだが、時々雲間から青空や太陽が見えたりする。シャッターチャンスを待つ間雪に埋もれた枯れ草の . . . 本文を読む
半蔵金から山古志方面に向かうと、山道を登り切ったあたりに田代地区がある。道は現在のところ、ここでゲートが設置されていて、許可証がないと山古志へは通れないようになっている。
谷あいから山腹のまがりくねった道を、対向車の来ないことを願いながら行く。田代の集落の入口には、合掌造りのそれを思わせる三角屋根の小屋がある。写真のように、降り積もった雪の重みから小屋を守るためにこの様な形となったわけだ . . . 本文を読む
新潟県内では12月11日より本格的な降雪が始まった。
それは、ちょうど雪の半蔵金を撮影しようと出かけた日で
あった。ここ半蔵金や山古志以外にも、県内各地に豪雪で
知られる所がある。長野県との県境に位置する津南町。
一昨日から2m台の積雪量に至った。
さて、雪国の風景の中にあって、積もった雪の中に見る
一筋の小さな水の流れ、川の流れもまた撮影したくなる風
景である。今回紹介した写真はそん . . . 本文を読む
栃尾市新山地区から旧守門村福山新田へ抜ける道。この先は冬季は閉鎖される雪深い山道だが、出口の少ない山間部にあっては道路の確保は死活問題である。。
この道は以前紹介したことがある。尾根近くを通るこの道の周囲は崩れ落ちた土砂が道をふさいでいたり、斜面と共に道路そのものの崩落などがあった。また、左右の視界がひらける尾根に出ると舗装は大きくひび割れていたりもした。
取材に訪れた11月末で . . . 本文を読む