安曇野の遊び人の日記

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スキーシール(スキン)のお手入れ-簡易編

2012-01-29 22:00:48 | テレマーク

バックカントリーツアーに使う、スキーシール(スキン)ですが、適切な保管をしておかないと、この通り、グルー(接着剤)がねちょねちょっと、スキーのソール側につくか、簡単にはがれてしまう状態になってしまいます。
そこで、まだ、グルーの状態がましな場合の簡易的なシールのお手入れ方法を紹介します。
*グルーが液状化して、すぐにスキーのソール側についてしまう場合はこの方法は使えません。フルメンテナンスの必要があります。

まずは、シールのグルー上の大きなごみを取り除きます。方法は、ポスターなどの表面がつるつるで少し固めの紙を用意し、グルーの上から貼り付け、その上から70-80度程度にあたためたアイロンをさっとあてます。
数分後、紙が破れない程度にさっとはがしてください。紙に若干のグルーと一緒にごみがつくはずです。これを表面のごみが取れる程度行ってください。
次に、シリコン加工等がされたクッキングシートをグルーの上に貼り付け、その上から70-80度程度にあたためたアイロンをトップからテール側に向けてゆっくり動かしながらあててください。
ポイントは、クッキングシート上から見たときに、グルーが熱で伸びて平らに伸びていれば良いです。
ただし、あんまりゆっくりやりすぎて熱を加えすぎると、シールの基材側の素材が剥離してきますのでほどほどにしてください。

上側がアイロンをあてた後で、下側がアイロンをあてる前の状態です。上側のようにグルーが伸びていれば良いです。
この感覚がわからない場合は、買ったときにシールの切れ端を残しておけば、それで試せばわかりやすいです。(自分はシールのカットを自分でやるので、テスト用にいつも切れ端を残しています。)

この後は、このまま一晩程度放置してください。あったまっている状態でクッキングシートをすぐにはがしてしまうと、グルーがクッキングシート側についてきてしまうことがあります。
シーズン終了後のメンテナンスでは、こんな感じてそのまま冷暗場所に干しておけばよいです。
ただし、夏に高温になる可能性がある場所で保管する場合は、チートシートなどにはっておくか、グルー面側どおしを貼り付けて保管したほうが無難です。
最悪の場合、グルーがすべてクッキングシート側にうつっちゃうなんてことになる場合もあります。

これがメンテナンス後のグルーの状態です。ごみとか若干残ってますが、グルーがこんな感じになっていれば、接着力に関してはさほど影響はありません。
なお、このメンテナンスを行っても、すぐにシールがはがれるようであれば、接着剤の寿命がきていますのでフルメンテナンスを行ってください。

参考は以前に作成した以下のページを参照してください。
http://homepage.mac.com/daaa1/skin/sskin.html


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