先々週あたりから、急に自宅のビルトイン食器洗浄機(NP-P45V2PK 松下電器製)が不調に。スタートボタンを押しても、洗浄が始まらず、場合によっては、扉のロックが正常にかかっていないとのエラーが出る状態。
何度か開閉を繰り返しているととりあえずスタートしお湯などが出るが、肝心の洗浄自体が行われない状態でした。
そうこうしているうちに洗わなければならない食器はたまる一方。しょうがないのでサービスに連絡したところ、修理が必要とのことで修理してもらうことになりました。
修理の方はきて機材をいじるなり、すぐに原因がわかったというか、わかっていたというか、おもむろに扉のロック部分の部品を見せて、ここの部品が壊れてますとのこと。
この部品、扉のロック部分を検知している部品で、赤丸の矢印の部分のプラスチックの部品の接続部分が折れていました。
構造としては、ロック部分が閉められると、この部品が押されて、下のボタンを押すことで、洗浄がスタートする仕組みになっていました。
プラスチック部品の拡大。
折れた部分がすごく細いのですが、よくこれで6年近くもったもんだと思いました。
洗浄機なので、この部分など熱くなるのはさけられないし、レバー付近なのでオイルなどが塗布されており、プラスチックが劣化しやすい環境(ケミカルアタック)があった上に毎日使いストレスが継続的にかかる部分なのですから、どー考えても耐久性をそれほど考慮していないか、酷使されることを前提にしていないような設計にしか見えませんでした。(この部品以外の部分はこことは違いかなりしっかりつくられていましたが)
設計時の耐久試験等では問題が出なかったでしょうけど、素人目に見てもこの部分のおかれる環境を考えれば、こうなるのは目に見えているですけどねえ。
こんな部品ですから、そこらじゅうで時限爆弾のように故障が頻発しているように思えます。修理の方も、「またここか」といった感じでした。
今回の修理費はこの画像の部品2000円+出張料+技術料で12000円でした。
パッキン等の消耗部品といえるようなものならまだしょうがないかと思いますが、また数年後にこの部品が壊れるのかと思いながら使い続けなきゃいけないなんて思うとなんか無性に腹が立ってしまいました。
形あるものは必ず壊れるとはいいますけれど、壊れてもしょうがないと予想できるところの故障はあきらめがつくのですが、なんでこの部分が壊れるのと思うような商品のきもとなるところの部品が壊れるのにはほんと頭にきます。
次回壊れたら、自分で部品を取り寄せて修理するか、このスイッチを常時入れておくように修正をかけようかと考えています。