もう何度か書いていますが、スキーシール(スキン)もメンテナンス方法について記載します。
※このページで記載するメンテナンス方法は、
ブラックダイアモンド、ポモカ、コールテックス、G3のスキーシールでの方法です。
最新のシールのグルー(CT40やWhizzzなど)は接着方法が
異なっているので、詳細はメーカーに問い合わせてください。
以下のページは10年以上前に作成したものですが、
さすがに内容が古くなってきたのでそろそろクローズしようかなと思います。
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/6656/st2/skin/sskin.html
まず、はじめにメンテナンスのタイミングですが、大きく2通りに分かれます。
簡易メンテナンスのタイミング
以下のような感じがしたら簡易的なメンテナンスの実施をおすすめします。
・糊面の汚れの付着が多い
・初期に比べてはがれやすくなった
・部分的な糊のはがれた場所がある
上記の状態なら簡易メンテナンスで初期に近い状態を取り戻すことができます。
簡易メンテナンスは、多少時間がかかりますが、身の回りの日常品を使って行うので
費用はさほどかかりません。
本格的なメンテナンスのタイミング
以下のような状況になったら、面倒ですがグルーを完全に張り替える本格的なメンテナンスを行ってください。
・糊がスキーのソール側につくようになった
・糊の表面がベトベトして、手についてしまう
・高温の場所に長期間保管してしまった。(夏場など要注意)
上記の状態になった場合、あっという間に糊の劣化が進行し、
ツアー中に 面倒な状況に陥りやすいので、ツアー前の点検をおすすめします。
なお、この作業はとても時間がかかるので、シーズンオフ等に行ってください。
グルーチューブを数本、もしくは、グルーシートを使うので、費用はそれなりにかかります。
手順は今までの経験も含め内容を見直しています。上記の以前まとめたページを参考にしてください。
まとまりましたら公開します。
スキーシールを扱う上での注意事項
メンテナンスはとっても面倒ですので、そうならないようにするには
以下の点に注意することをおすすめします。
・シールを貼る前にスキーのソール面の水分、汚れを可能な限り除去する
・極力ツアー前にホットワックスをする。
※経験上ホットワックスをしていた場合の方がシールの付きがよく、汚れや水分も
シール側につきにくいためです。
・簡易ワックス(スプレーワックスなど)を使用した場合、シールを貼る前に
スキーのソール面の余分なワックス成分を落とす。可能であればタオル等で
こすっておく。
※簡易ワックスの成分はシールの糊面側に転移しやすく、糊が劣化しやすい場合が
多いからです。
・ツアー後は極力乾かしてから保管する。濡れた状態で放置しない
・高温の場所に保管しない
以上です。メンテナンス方法は後日アップします。