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安曇野の遊び人の日記

安曇野在住の遊び人の日記です。

大渚山-山スキー

2024-04-06 23:12:15 | テレマーク


天気が良さそうだったのでぶらっと大渚山まで行ってきました。

今回はテレマークではなくアルペン系ビンディングのディアミールがついた板とアルペンブーツで登りました。登りは2時間半、下り(滑走)は20分ほどでした。

稜線からは雨飾山や金山などの頸城の山々が一望。

雨飾山山頂付近の拡大

雨飾山もそうですがこちらも立派なブナが多い山です。
ブナ林を登っているとなんとなくほっこりします。

春は山とバイクツーリングを一緒に楽しむには良い季節です。帰りの心地よい風がなんとも


常念の登山道の偵察

2019-03-24 20:43:42 | テレマーク

まだ一ノ沢の林道のゲートは開いていませんが、一ノ沢の登山道の偵察とトレーニングをかねて笠原まで上がってきました。

少し前に雨がふり、その後ひえたのでごらんの通りかりかり、、、

1500mあたりからスキーを履いて上がりましたがえらい苦労しました。

できれば常念乗越まで登っておきたかったのですが、スタートが遅かったのと、運動不足で笠原までとしました。

ここのデブリですがなかなかのものです。まだ落ちきっていないようですので、もう数発でかいのが落ってきそうです。

常念乗越の方にも大きな雪庇が見えていたので、あれが落ちるまではしばらく近寄れそうにないです。

帰りは滑りが楽しめるかと思いきや、ガリガリ・でこぼこでとっても苦労しました。

雪がもう少し落ち着いたら再度登ろうかなと思います。


スキーシール(スキン)のメンテナンス方法ー簡易メンテナンスの方法

2019-03-07 07:56:22 | テレマーク

スキーシールの簡易メンテナンスについて

以下のような感じがしたら簡易的なメンテナンスの実施をおすすめします。  

 ・糊面の汚れの付着が多い  
 ・初期に比べてはがれやすくなった  
 ・部分的な糊のはがれた場所がある

簡易メンテナンスに必要な道具について

簡易メンテナンスを行うにあたって以下を準備してください

 ・シールグルー(ブラックダイヤモンドのゴールドラベルシールグルーがおすすめ)
 ・シールワックス
 ・ホットクッキングシート(安物は避けたほうが良いです)
 ・広告やカタログなどの厚手の紙
 ・アイロン
   糊でベタベタになるので温度調整のできるもので安物で構いません
   底面に穴など無いスキー用がおすすめ
 ・ スクレパー
   金属製がおすすめ。なければ金属製の板等でも代用可

メンテナンスの手順

  1. シールの毛のある側に、シールワックスを塗ります。
    ※これは、メンテナンス中に毛のあるほうにグルーがついてしまった場合に、除去しやすくするためです。
  2. 作業時に床等を汚さないようにするために、ホットクッキングシートをシールより長めに切り、その上にシールのグルー側を上に向けておきます。
    ※この上でアイロンを使うので、ある程度熱を加えても問題ないところで行ってください。 
  3.  広告もしくはカタログをグルー面に置き、上から80度程度の温度にあっためたアイロンでさっと温めます。
     
  4. しばらく(十秒程度)してから、広告もしくはカタログを剥がします。そうすると広告もしくはカタログ側に汚れがついてきます。
    これを、グルー面の汚れがなくなるまで何度か繰り返します。やりすぎるとグルーの追加が必要になるので適度に行ってください。
    表面の汚れがあまり無いようなら、この作業は行わなくてかまいません。
    グルー表面の皮一枚を剥ぐといった感じです。

    ここまでの手順は以下の動画を参考にしてください。

    スキーシールの表面の汚れの落とし方


     
  5. グルー面の汚れが取れたら、グルー面全体にホットクッキングシートを敷き、上から80度程度の温度にあっためたアイロンをゆっくりかけていきます。
    アイロンをかけるとグルーがのびてフラットな状態になるので、全体的にフラットになるようにアイロンをかけてください。
    アイロンをかけた後にコロコロやスプレー缶等を上から押し当てるように転がすとグルーがきれいに伸びます。
     
  6. アイロンがけが終わったら、このまま8時間以上放置します。


    ここまでの手順は以下の動画を参考にしてください。

    スキーシールのメンテナンスーグルー塗布後、もしくはクリーニング後の処理



  7. 8時間以上放置したら、ホットクッキングシートを剥がします。この時、グルーが部分的に剥がれていた場合は、グルーを追加して、スクレパーである程度ならした後に、再度ホットクッキングシートを敷いて、アイロンをかけた後、同様に8時間以上放置します。
    シートを剥がした時に、表面が凸凹になってしまった場合も、同様に再度ホットクッキングシートを敷いて、アイロンをかけた後、同様に8時間以上放置します。
    ※注意事項:水分の多い日に放置すると、クッキングシートが水分を吸って、しわになってグルー面が凸凹になりやすくなります。こうなると接着力がさほど回復しません。
  8. 放置後に、グルー面を触ってもべとつかずに、凸凹のない状態に仕上がったら、実際にスキーに貼り付けて接着の強度を確認します。
    簡単に剥がれてしまう場合は、グルー面通しを貼り付けて、引き剥がす作業を何度か行ってください。接着力が回復してきます。
    この作業を行っても、接着力が回復しない場合は、本格的なメンテナンスを実施してください。

以上です。 


スキーシール(スキン)のメンテナンス方法ーメンテナンスのタイミングは?

2019-03-07 07:55:59 | テレマーク

もう何度か書いていますが、スキーシール(スキン)もメンテナンス方法について記載します。

 ※このページで記載するメンテナンス方法は、
  ブラックダイアモンド、ポモカ、コールテックス、G3のスキーシールでの方法です。
  最新のシールのグルー(CT40やWhizzzなど)は接着方法が
  異なっているので、詳細はメーカーに問い合わせてください。 

 

 以下のページは10年以上前に作成したものですが、

 さすがに内容が古くなってきたのでそろそろクローズしようかなと思います。

 http://www.geocities.co.jp/NatureLand/6656/st2/skin/sskin.html

 

まず、はじめにメンテナンスのタイミングですが、大きく2通りに分かれます。

簡易メンテナンスのタイミング

以下のような感じがしたら簡易的なメンテナンスの実施をおすすめします。  

 ・糊面の汚れの付着が多い  
 ・初期に比べてはがれやすくなった  
 ・部分的な糊のはがれた場所がある

上記の状態なら簡易メンテナンスで初期に近い状態を取り戻すことができます。
簡易メンテナンスは、多少時間がかかりますが、身の回りの日常品を使って行うので
費用はさほどかかりません。

 

本格的なメンテナンスのタイミング

以下のような状況になったら、面倒ですがグルーを完全に張り替える本格的なメンテナンスを行ってください。  

 ・糊がスキーのソール側につくようになった  
 ・糊の表面がベトベトして、手についてしまう 
 ・高温の場所に長期間保管してしまった。(夏場など要注意)

上記の状態になった場合、あっという間に糊の劣化が進行し、
ツアー中に 面倒な状況に陥りやすいので、ツアー前の点検をおすすめします。
なお、この作業はとても時間がかかるので、シーズンオフ等に行ってください。
グルーチューブを数本、もしくは、グルーシートを使うので、費用はそれなりにかかります。 

手順は今までの経験も含め内容を見直しています。上記の以前まとめたページを参考にしてください。

 まとまりましたら公開します。


スキーシールを扱う上での注意事項

メンテナンスはとっても面倒ですので、そうならないようにするには
以下の点に注意することをおすすめします。

 ・シールを貼る前にスキーのソール面の水分、汚れを可能な限り除去する
 ・極力ツアー前にホットワックスをする。
   ※経験上ホットワックスをしていた場合の方がシールの付きがよく、汚れや水分も
    シール側につきにくいためです。
 ・簡易ワックス(スプレーワックスなど)を使用した場合、シールを貼る前に
  スキーのソール面の余分なワックス成分を落とす。可能であればタオル等で
  こすっておく。
   ※簡易ワックスの成分はシールの糊面側に転移しやすく、糊が劣化しやすい場合が
    多いからです。
 ・ツアー後は極力乾かしてから保管する。濡れた状態で放置しない
 ・高温の場所に保管しない

以上です。メンテナンス方法は後日アップします。


2017.12.15 八方バックカントリースキー

2017-12-16 00:19:24 | テレマーク

今日は良い天気でしたので、今シーズンお初のバックカントリースキーに行って来ました。

場所は八方押出沢(ガラガラも少し味見)。グラードクワッドが準備中でリフト一本分ハイクアップしましたが、それでも滑走ポイントまではたいした距離ではないのでいい感じで登れました。

ところで八方のゴンドラ片道券、登山者・バックカントリー向けの販売の方法が年々厳しくなっているような気がします。去年は言われなかった気がするのですが、片道券で上がった場合は、下山時はスキー場内の滑走はダメなんだとか。なんなのかなあ。

 

良い雪!

 

押出沢は安定しておりいい雪でした。

 

 

絶好のコンディションでさいこー

 

 

 

 

 

 

 

ガラガラ沢も程よい感じ

 

 

下部はさすがに重い雪でしたが、地形がほぼ隠れており、問題なく下まで滑れました。

 

 

今回のGPSログ

 

 


面倒くさがりやさん向けのバックカントリースキーのホットワックスについて

2017-12-13 22:01:15 | テレマーク

バックカントリースキーにおける自分なりのワックス方法について説明します。 

より良い滑走性を目指すなら、ゲレンデスキー同様

  1. 滑走面のクリーニング(リムーバー等使用)
  2. 雪の状況にあわせてストラクチャーの処理
  3. ベースワックス処理
  4. スクレパーでベースワックス除去
  5. ブラッシング
  6. 雪温・湿度に合わせた滑走ワックスをホットワックス
  7. スクレパーで滑走ワックス除去
  8. ブラッシングで余分なワックスを除去
  9. 登る時は滑走面を良好に保つためにシールを付けずにスノーシューで登る
  10. 滑走直前に雪質に合わせたフッ素系などの簡易ワックスを塗る

というのがベストですが、さすがにこんな手間シーズン中に毎度やってられませんし、コストもかかりすぎます。また、スキーシールをつけるのなら、上記作業ははっきり言ってグルー等が付いてしまい無意味なので、滑走はそこそこかつワックスの持続性がよく、効率的に毎週もしくは隔週バックカントリーに行く場合の自分なりのワックス方法に付いて説明します。

用意するもの

  • アイロン(スキー用でなくても可)
     
  • スキーを置く台(木材が2つほどあれば良い)
  • ブルーシートなどの下に敷くもの
     
  • ワックスリムーバー
     
  • ティッシュなど汚れを拭き取るもの
  • ナイロンブラシ(スキー用がベスト)
     
  • プラスチックスクレパー(もしくはプラスチック定規)
  • 滑走ホットワックス
    ※生分解性に優れたパラフィン系の0度以下用がベスト。フッ素の配合が多いもの、グラファイト系や0度以上用のものは、おすすめしません。
     例:SWIXのCH7やCH8など 

手順

  1. ブルーシートなどワックスが垂れても床が汚れないように床に敷き、スキーを置くための台を設置し、滑走面を上にしてスキーを置きます。必要に応じで、台の上に両面テープを貼ってスキーがずれにくいようにします。
  2. 滑走面にリムーバーを吹き付け、汚れが浮いてきたらティッシュ等で拭き取ります。グルーや古いワックスが残っていた場合は、スクレパーを使って除去します。
  3. ブラシで滑走面をブラッシングし、滑走面の余分な汚れを除去します。
  4. 滑走ワックスをアイロンを使ってホットワックスします。この時、ワックス後の表面がなるべくフラットになるように2-3度アイロンをトップからテールに向かってかけてなじませます。これを行うことで、滑走性の持続性の向上と、シールの貼り付きがよくなります。

作業の詳細は、以下の動画を参考にしてください。
面倒くさがりやさん向けのBCスキーワックス方法

以上です。慣れればスキー1ペア10分くらいで作業が終わります。 

ワックスが硬化した後の、スクレパーでのワックスの除去は必要ありません。ベースワックスの処理も、ワックスを除去しないので、必要ありません。
この状態で、山に持って行き、シールを貼る前に、タオル等で表面の水分や汚れをふき取ったあと、シールを貼り付けて登ってください。
ワックスをはがさないので、フッ素の配合が多いもの、グラファイト系、0度以上用の滑走ワックスは、はがれやすくシールの接着力を弱めてしまいやすいので、0度以下用のシンプルなパラフィン系の滑走ホットワックスをおすすめします。
0度以下用のホットワックスであれば、シールを貼り付けても早々に剥がれることもなく、シールの接着面への影響も軽微で、自分の所有しているシールでは、接着面がすぐにダメになったということはありません。

お手入れのページでも書いていますが、接着力をダメにするのは

  • 滑走面が汚れたままシールの着脱を繰り返す
  • 水分を除去しない(ツアー後に乾かさずにほったらかし)
  • 簡易ワックスなどの簡単に剥がれるワックスが残った状態でシールの着脱を繰り返す
  • 保管状況(高温・多湿の環境)

 です。

 滑る時ですが、ほとんどの場合、シールを外したらそのまま滑ってください。出だしは、滑らないことが多いですが、何十mか滑ったら、ホットワックスの上についていた、汚れやグルーが取れ滑走性が上がってきます。ワックスを除去しないので、滑走するにつれワックスが削れてきますが、ほとんどの場合、1-2回分のツアーくらいは滑走性が持続します。

もちろん、極低温化および乾燥した雪質ではこの方法では逆に引っかかり、滑走性が良くないため、おすすめしません。
白馬近辺の山では、自分の経験上ほとんどこれで問題ありませんが、やはり、すべての雪質に対応できるわけではなく、滑らない場合もありますがその場合は、多少表面をブラッシングするか、タオルでこすった後に、簡易ワックスを塗布すれば、ほぼ問題ない程度になります。

 ※シールを貼る前にはもちろん簡易ワックスはよく落としてね。

最初に書きましたが、よりよい滑走性を目指すなら、ゲレンデスキー同様の手順でワックス処理することをおすすめします。

あくまでこの方法は、

  • 毎週もしくは隔週バックカントリーに行く!
  • ワックスしている暇なんてそんなにない!
  • ワックスにそんなコストかけれない!
  • 手間をかけずにそこそこ滑走性をよくしたい!

という面倒くさがりの人向けの方法となりますので、そこのところご理解願います。

なお、春のストップ雪に関してはこの方法はあまり効果ありません。
滑る時はよく滑りますが、滑らない時は全く滑らず苦労しますので、その際は簡易ワックス等を適宜追加してください。

事例:2017.4.14 白馬乗鞍岳

この方法で仕上げて、シールを貼り付け山頂で剥がした時の滑走面の状況。
ほぼ仕上げたままの状態で、シール側にはワックス分はほとんど付いていません。

下山後の滑走の面の状況。

2000m付近までは非常によく滑りましたが、そこからはストップ雪のためひどい状況でした。
画像の通り、ワックスはほぼ全て削られて少しけばだった状態で、黄砂混じりでしたので、ティッシュ等でふくと汚れがつく状況でした。 
ホットワックスを塗りっぱなしの状況でもこのようになってしまいますので、ワックスをしていないと滑走面への影響はそれ以上だと思っていただけれと思います。

とにかく、面倒くさがらずになるべく滑走面のお手入れはしましょう!

スキーは滑走面の方が大事です!


2017.5.19 白馬鑓温泉バックカントリーツアー

2017-06-02 23:31:42 | テレマーク

GW明けに白馬鑓温泉に行った時の様子です。

この日は朝から快晴!人も少なくいいツアー日和となりました。

小日向のコルまで2時間程度

コルまで上がってくると白馬鑓がどーんとお出迎え

そこから一旦湯の入沢の源頭にちょっと滑って、そこから鑓温泉まで登り返します。

鑓温泉に到着!絶景の露天風呂です!

周りの景色も最高!

この時期ならではのいいツアーとなりました!