最近全然山に行っていないので、ここらで軽く一泊程度の登山に行こうかと登山用品を整理していたところ、ソックスがことごとくへたってぺなぺなになっていること気づきました。
そこできょうぶんりんへいってきました。探しものはこの"スマートウール"
登山用のソックスはいろんなメーカー、いろんな素材のものを使ってきたけど、やっぱりこれが自分の中では一番のお気に入りです。
理由
1.ウール+化繊であること
>ウール100%やウールの比率が高いのは冬期はいいのですが、夏は耐えられません。また乾きも遅い、、、
かといって化繊(ポリエステル系などの速乾素材)は、短時間や最初はいいのですが、後半戦かなりあせでぐちょぐちょで、最終的に異臭+極度の不快感で耐えられません。スマートウールはウールとナイロンの組み合わせにより、保温性、速乾(というか乾いてないけど肌側はべとつきにくい)、異臭がしにくい、クッション性が長持ちといった点で優れています。
2.構造
>表と裏で構造が違うのは最近のソックスでは当たり前なのですが、足裏の厚みのわりにサイドを薄くしているので、必要以上に登山靴の中で横幅がしめつけられず、長時間はいても気になりません。また、くるぶし付近などの構造や作りがいいのかへたりにくく、フィット感が長持ちします。
3.かなりリーズナブルです。ぶんりんでは、トレッキングヘビークルーのモデルが1890円でした。
円高で輸入価格が安くなったというのもありますが、他のメーカーのものに比べて安いです。(登山用のものとしてはですが)
良く、夏でもウールソックス?と思われること人がいますが、確かに、低山の短時間の登山などではその良さがわかりにくく、単に暑いだけと終わってしまいますが、一日8時間以上行動したり、縦走などで足を酷使していると、繊維内にも水分を取り込むためべとつきにくく、クッション性が長持ちするウールソックスはとても快適なのです。
化繊系のソックスは最初はいいのですが、繊維の性能の限界をこえやすく、汗でべとべとになりやすく不快で、また、豆や靴ずれがおきやすくなります。
尚、自分は薄い靴下と2重にはくのはおすすめしません。靴の中でずれやすく、このスマートウールのように内部の構造で効率よく汗を吸収できるように作られている靴下の性能を無駄にしてしまうからです。
また、靴のサイズを必要以上に大きくしなければならないといったこともあります。
いい登山靴を持っていても、靴下もいいものを持っていないと、せっかくの良さが活かせないので、自分にあったいい靴下を探してみてはどうでしょうか?