これまで何度か立山で雪崩の跡などは見たことがありましたが
今回、雪崩直後に出くわしました。（発生１０分後ぐらい）
場所：山崎カール下部
時間：2009.11.22 AM11:00ごろ
雪の状態：30-40cm下に非常に固い雪の層（氷に近くストックでつついたくらいではなかなか陥没しなかった）が
存在しその上についた雪の層が雪崩れた。
この斜面付近のみ全体的にクラスト気味で、この左右面の斜面はあやうさを感じにくい雪であった。
ただし、一ノ越から山崎カールまでのトラバース斜面は全体的に弱層になりやすい同様の固い層が存在していました。
幅：30-40m
流れた長さ：10-20m 下の部分がなだらかになっていたのでとまったようです。
僕の前に一人の滑走者と二人の先行するパーティーがいましたが、滑走者が通過した際は雪崩れず、
二人組のパーティーが入った際に雪崩れたと思われます。ただし、この二人も雪崩の危険性を
認識していたようで、一人がある程度先行し確認してから二人目が進むようにしていたので、
二人同時に巻き込まれず、比較的浅かったので、そのまま進めたと思います。
（そのまま先に行ってしまったのでお話を聞くことはできませんでした。）
立山では知人が二人雪崩に遭遇しており、この時期の雪崩の危険性を認識しながらも、進んでしまった自分に深く反省し、
雪崩に遭遇しないように気をつけたいと思います。
