
WayBackの感触がいまいちだったので、セミファット系でハードバーン向けのものがないかスタッフに聞いてみたところ、このBackupを勧められたので乗ってみました。
Spec 124-82-105 R:19m RockerType:SpeedRocker Weight 1475g(174cm)
この板はターンのしやすさもさることながら、ターン中および荒れたバーンでの安定感に優れ、今回試乗した板の中では一番自分好みの板でした。
感触としてはWayBackのターンのしやすさと、Enemy並みのコシの強さがあり、ショートターン、ロングターンとも、とてもスムーズにかつ安定してターンがすることができ、またターンマックスで圧を抜いてやるとばねのような反動が帰ってくるのでそれをきっかけにショートターンが面白いようにできるのでとても気持ちがよかったです。K2のよさをとても感じれる板でした。
ちょっと体を傾けてあげるだけで、エッジがくらいついてくれるので、意識しなくても自然にテレマークターンができ、ストレートではなくちゃんとターン弧がつながるシャッフリングなどもできて非常に気持ちのよいものでした。
ハードバーンよりの性格なのでパウダーではWaybackなどに劣るとは思いますが、それなりの装備を背負ってツアーをする場合なんかはやはりこちらの板のほうが悪雪などでも安定感があっていいんじゃないのかなあと思いました。
このモデル以外には、現行のShukusanとSIDESHOWを乗ってみましたが、Shuksanは今自分が使っているへったった板よりコシがなくなったような気がしました。
SIDESHOWについては、ファット系の板ですが、ターンするのが億劫になるくらい、板が直線的に走りやすく自分好みではありませんでした。(アルペン板としてはいいかも)