Kanedaiのブログ

ぼくの きょうみのあること おもったこと

永さんの話

2013年11月07日 | Weblog
先日の永さんの話は、当初、しっかりとした主旨・目的があり
国の行く末など、そんな話が繰り出されるのかな?
と思っていたけれど、蓋を開けてみれば、本当に日常会話のような
思いつくままに語り、笑わせてくれる内容であった。
ただ、永さんは全てが有機的につながる、生き字引のような人なので
そのつなげ方が本当に見事だった。
内容を忘れてしまいそうなのでメモがてら、ちょっとだけ記しておこうと思う。

○山本太郎の話から園遊会の昭和天皇の話
園遊会では、あいさつで交わされる言葉の台本が事前に用意されていて
天皇と黒柳徹子のやりとりの話だが
台本では
天皇「本をお書きになったそうですね」
黒柳「窓際のトットちゃんという本です」
天皇「これからも頑張ってください」
黒柳「ありがとうございます」
という会話が交わされる予定だったのだが
天皇「窓際のトットちゃんという本を書いたそうですね」
黒柳「たくさん売れました」
天皇「それは儲かったでしょう」
黒柳「・・・」
そんなやりとりになってしまった話
また
○湯布院での天皇と町長とのやりとりの話も面白かった…(省略)
また
○永さんが病院でリハビリをする時の話だが
ジャカルタから来ている研修医が
パーキンソン病の永さんに
「下を見て歩いているから もう少し上を向いて
リズムを取るために歌を歌って歩きなさい」 と言われ
「みんが知っている上を向いて歩こう♪を歌いましょう」と言われ
永さんは「そんな歌は知らない」と答えたら
研修医が「日本人ならみんな知っているはずの
歌を永さんが歌ってくれない」と担当医に言いつけ 
その後 担当医から「永さん嘘はつかないで下さい」と指導され
次に研修医に会った時に
「先日は 自分の作った歌だから恥ずかしくて歌わなかった」と正直に答えたら
「永さん また嘘をついている」と言われた話

こう文章で書くと 面白さが伝わらないが
永さんがしゃべると 本当に面白いのである

僕の尊敬する 江戸っ子の故上野博正先生と
凄く似ている気がして もっともっと聴きたい と思いながら過ごした
あっというまの90分でした

今日の一曲♪「黄昏のビギン

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