サッカー

僕は、時間のあるときには、家の裏のグラウンドに行って
一人あるいは子供とサッカーをする習慣があるのですが、
今日は、一人ではありませんでした。
というのは、子供は昼寝をしていたので
一人でシュート練習をしていたのですが、
夕刻、屋内での部活が終わった女子中学生が、
サッカーしましょう、と突然言ってきました。
僕は、よくこんな不審な僕に声をかけてくるな…
と思いながら、それならサッカー経験のない分際だけど教えてやろう
…と思い一緒にサッカーをしました。
僕含めてたった４人だったので、
2オン2みたいに、攻守に別れて１つのゴールで争いました。
また、パスの練習もしました。
時々「ワンタッチの多い本田は
周りに要求するレベルが高すぎるから
チームの流れを狂わせているんだよ」
と自分でも意味が分からない内容を中学生に指摘して、
みんなで不思議になりながら、小一時間練習をしました。

さて、僕自身、まさか36歳というこの年になって
女子中学生とサッカーで盛り上がるなんて思ってもみませんでした。
ストーカーとか、痴漢とか、犯罪多き時代の中、
そして人間関係の希薄さばかりが目立つ現代社会において、
よく勇気を持って僕に声をかけてくれたな、と感心しました。
寅さんみたいな人間同士の温かさを感じる、なんかとても嬉しくなった一時でした。
中学生よ、今日はありがとう。