何もする気が起きず
ただボォォォ~~~~~っとしていた。
そういえば『アメイジング・グレイス』を観た。
2006年イギリス製作。
奴隷貿易廃止に貢献したウィリアム・ウィルバーフォースの
半生を描いたもの。
「アメイジング・グレイス」が作られた経緯も描かれている。
最後にバグパイプで演奏される「アメイジング・グレイス」が
凄く綺麗で聴き澄ましてしまった。
カメラがどんどん引いていくと
パーカッションや管楽器が入ってきて
壮大になっていく。
フルートやクラリネットなのか縦笛が木製だった。
時代背景は1800年前後。
それに合わせた楽器選びだったのか
その音楽隊がいつも使っている楽器だったのか・・・
ピアノやアカペラもいいがやっぱりバグパイプが一番良い。
内容は奴隷貿易によりアフリカ人の人権を取り戻そうと
イギリスの議会でバトルを繰り広げる。
しかし、なかなか廃止法案が可決されず
主人公やその仲間たちが走り回る。
ただ、もう少し生々しい奴隷の輸送方法を見せてもよかったんじゃないか。
「イギリス議員のバトル」としか映らなかった。
廃止法案反対議員のエラそぶりが伝わってこなかった・・・・というか
反対議員に嫌悪を抱けるような持っていき方をしていれば
もう少し気持ちが入った気がする。
でも、「奴隷貿易」というものを知ることが出来た。
歴史映画はちょっとした雑学が手に入る。
役に立つわけではないが・・・・・