走行中にチェーンがじゃらじゃらとチェーンカバーに当たるのが目立ち始めて早半年...いい加減にチェーンを交換することにした。チェーンの交換と合わせて前後のスプロケットも一新することにした。今回交換する部品は、チェーンはカシメ工具を持っていないことから、カシメ工具不要の江沼のチェーンを選んだ。スクリュージョイント対応の標準シールチェーンがGPX250Rで使えることから、迷うことなくこれを選んだ。また、スプロケットは前後ともサンスター製でフロントは14Tのクロムモリブデン鋼を、リアスプロケットはちゃっかり軽量化ということで、ジェラルミン製の円周上に穴が開いたものを選択した。
というわけで、モノは揃ったのでさっそくチェーンを外してみた。


このあたりまではどうってことはなく、リアタイヤを外してごろんと寝かしてみた。次に、リアスプロケットを外す。おそらくロックナットは結構なトルクで締まっているだろうから、気合を入れて外す。工具はスピンナーハンドルを使う。


リアスプロケットを見比べてみると、古いスプロケットも隙間が空いていて、それなりに軽そうに見える。しかし、両方を持ち楽べてみて驚いたのは、ジェラルミン製のスプロケットが軽いこと軽いこと。1kgは重さの違いがあるのではないだろうか。それくらいにジェラルミン製のスプロケットは軽かった。


ハブダンパーのゴムの劣化具合がすさまじかったのは知っていたので、これも交換することにした。新品のハブダンパーだと弾力があるせいか、リアハブにはめ込むときに手応えがあってゴムとして機能してくれそうな気が持てる。

ハブダンパーをはめ込んで、ハブにスプロケットを固定した。スプロケットはお約束の対角締めをお忘れなく。ジェラルミン製のリアスプロケットがとてつもなく眩しい...。

で、ひとまずリアスプロケットの交換はここまで一旦終了し、次にドライブスプロケットを交換する。ドライブスプロケットのカバーを外すと、そこにはどろどろとしたスラッジが溜まっていた。

風が吹いた拍子に落ち葉がスラッジに纏わり付く有様で、この汚れっぷりには閉口するしかない。次に、ドライブスプロケットを外す。この外し方にはユニバーサルホルダーで挟み込んで外す方法が有名だと思う。そんな工具を買うのも惜しいので、1速に入れて外した。カブなんかだとこれをやろうとすると、遠心クラッチのおかげでくるっとクランクが回ってしまう。そんな時にはチェーンをかけたまま、リアブレーキを思いっきり踏みつけて、外すなり締めるなりをやればボルトは外せる。ようは、クランクが回らないように少し工夫すればよい。


早速、取り外したスプロケットを観察してみる。左が新スプロケット、右が古いスプロケットだ。これだけだと汚れくらいしか目立った違いはないように思える。しかし、もう少し古いスプロケットの歯に注目してみる。

そうすると、スプロケットの進行方向の歯がよく減っていることが分かる。今までこんなスプロケットで走っていたのかと思うと、もう少し早く交換すればよかったと思う。

取り付けは新しいフィキシングプレートを使って、装着した。もちろん、1速に入れっぱなしで、ボルトは締めた。次に、最後のラスボスというべきチェーンの交換にとりかかった。
さて、カシメ工具がない場合にどうやってチェーンを取り外すかということが問題になる。不幸なことにこのGPX250Rにはエンドレスチェーンが装着されている。本当にどうやってチェーンを切断するか取り外すかは悩ましい問題だ。あれこれ考えると、スイングアーム外すか、電動工具で切断というのが選択として挙がる。スイングアームを外すのは現実的ではないし、電動工具も今回のために買うのも気が引ける。ここは、人間が頑張って金ノコで切断するという方法を選んだ。
事前にチェーンを金ノコでカット出来るのか調べてみると、ZRX400で実際に金ノコで切断して交換している人がいた。これに後押しされて、今回金ノコでチェーンの切断を頑張ってみることにした。実際に金ノコでチェーンが切れるかどうか心配だったけれど、気長に頑張ること数十分...なんとか切断できた。そんなにいうほど重労働ではない。でも、電動工具があるのならそっちを使ったほうが楽なのは間違いない。


古いチェーンを取り外し、新しいチェーンを用意した。

新しいチェーンを掛けて、スクリュージョイントでチェーンの端同士を接続した。次に、プレートを圧入する。


プレートを挿入し、ナットを使ってプレートを圧入していく。これは、8mmのレンチがあればできるので、カシメ工具は必要ない。なんと画期的な技術なんだと思う。でもまぁ、レンチで締めてプレートを圧入すればやってることはカシメとあまり変りない。このあたりの手順に関してはチェーン付属の説明書にやり方が書かれている。

手順に従って、ナットを締めて行くと、プレートがどんどん圧入され、既定の位置まで圧入できた。あとは、最後にOリングを挿入し、作業は終了となる。

チェーンの切断は少し時間がかかったものの、全体としてはそんなに大変な作業ではなかった。これで工賃を浮かすこともできたし、整備の経験値も増えてよかったと思う。

さて、早速新しいチェーンとスプロケットで走行してみたが、交換する前とは違って加速の手応えがとてもいい。特に、リアスプロケットはジェラルミン製の軽いものを使用しているせいかわからないが、リアが軽く感じる。新品のチェーンは古いチェーンのように偏伸びもなく、スムーズに動く。うーむ、今回の整備は手応えがわかりやすいものだった。チェーンとスプロケットはオイルメンテをマメにして、寿命を少しでも伸ばしてみたいと思う。もちろん、オイルメンテはこれからもエンジンオイルを使う。
というわけで、モノは揃ったのでさっそくチェーンを外してみた。


このあたりまではどうってことはなく、リアタイヤを外してごろんと寝かしてみた。次に、リアスプロケットを外す。おそらくロックナットは結構なトルクで締まっているだろうから、気合を入れて外す。工具はスピンナーハンドルを使う。


リアスプロケットを見比べてみると、古いスプロケットも隙間が空いていて、それなりに軽そうに見える。しかし、両方を持ち楽べてみて驚いたのは、ジェラルミン製のスプロケットが軽いこと軽いこと。1kgは重さの違いがあるのではないだろうか。それくらいにジェラルミン製のスプロケットは軽かった。


ハブダンパーのゴムの劣化具合がすさまじかったのは知っていたので、これも交換することにした。新品のハブダンパーだと弾力があるせいか、リアハブにはめ込むときに手応えがあってゴムとして機能してくれそうな気が持てる。

ハブダンパーをはめ込んで、ハブにスプロケットを固定した。スプロケットはお約束の対角締めをお忘れなく。ジェラルミン製のリアスプロケットがとてつもなく眩しい...。

で、ひとまずリアスプロケットの交換はここまで一旦終了し、次にドライブスプロケットを交換する。ドライブスプロケットのカバーを外すと、そこにはどろどろとしたスラッジが溜まっていた。

風が吹いた拍子に落ち葉がスラッジに纏わり付く有様で、この汚れっぷりには閉口するしかない。次に、ドライブスプロケットを外す。この外し方にはユニバーサルホルダーで挟み込んで外す方法が有名だと思う。そんな工具を買うのも惜しいので、1速に入れて外した。カブなんかだとこれをやろうとすると、遠心クラッチのおかげでくるっとクランクが回ってしまう。そんな時にはチェーンをかけたまま、リアブレーキを思いっきり踏みつけて、外すなり締めるなりをやればボルトは外せる。ようは、クランクが回らないように少し工夫すればよい。


早速、取り外したスプロケットを観察してみる。左が新スプロケット、右が古いスプロケットだ。これだけだと汚れくらいしか目立った違いはないように思える。しかし、もう少し古いスプロケットの歯に注目してみる。

そうすると、スプロケットの進行方向の歯がよく減っていることが分かる。今までこんなスプロケットで走っていたのかと思うと、もう少し早く交換すればよかったと思う。

取り付けは新しいフィキシングプレートを使って、装着した。もちろん、1速に入れっぱなしで、ボルトは締めた。次に、最後のラスボスというべきチェーンの交換にとりかかった。
さて、カシメ工具がない場合にどうやってチェーンを取り外すかということが問題になる。不幸なことにこのGPX250Rにはエンドレスチェーンが装着されている。本当にどうやってチェーンを切断するか取り外すかは悩ましい問題だ。あれこれ考えると、スイングアーム外すか、電動工具で切断というのが選択として挙がる。スイングアームを外すのは現実的ではないし、電動工具も今回のために買うのも気が引ける。ここは、人間が頑張って金ノコで切断するという方法を選んだ。
事前にチェーンを金ノコでカット出来るのか調べてみると、ZRX400で実際に金ノコで切断して交換している人がいた。これに後押しされて、今回金ノコでチェーンの切断を頑張ってみることにした。実際に金ノコでチェーンが切れるかどうか心配だったけれど、気長に頑張ること数十分...なんとか切断できた。そんなにいうほど重労働ではない。でも、電動工具があるのならそっちを使ったほうが楽なのは間違いない。


古いチェーンを取り外し、新しいチェーンを用意した。

新しいチェーンを掛けて、スクリュージョイントでチェーンの端同士を接続した。次に、プレートを圧入する。


プレートを挿入し、ナットを使ってプレートを圧入していく。これは、8mmのレンチがあればできるので、カシメ工具は必要ない。なんと画期的な技術なんだと思う。でもまぁ、レンチで締めてプレートを圧入すればやってることはカシメとあまり変りない。このあたりの手順に関してはチェーン付属の説明書にやり方が書かれている。

手順に従って、ナットを締めて行くと、プレートがどんどん圧入され、既定の位置まで圧入できた。あとは、最後にOリングを挿入し、作業は終了となる。

チェーンの切断は少し時間がかかったものの、全体としてはそんなに大変な作業ではなかった。これで工賃を浮かすこともできたし、整備の経験値も増えてよかったと思う。

さて、早速新しいチェーンとスプロケットで走行してみたが、交換する前とは違って加速の手応えがとてもいい。特に、リアスプロケットはジェラルミン製の軽いものを使用しているせいかわからないが、リアが軽く感じる。新品のチェーンは古いチェーンのように偏伸びもなく、スムーズに動く。うーむ、今回の整備は手応えがわかりやすいものだった。チェーンとスプロケットはオイルメンテをマメにして、寿命を少しでも伸ばしてみたいと思う。もちろん、オイルメンテはこれからもエンジンオイルを使う。
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