最近は、一羽飼いの手乗り文鳥さんのことを、「握り文鳥」なんて呼んでいますが、実際に人の手の中にすっぽり収まって眠ってしまいます。文鳥は、それくらい無防備に人間に馴れます。
それもパートナーに選ばれたらべた馴れ状態に・・・
だから、4年飼ったらリピーターになってしまうらしいです。
私の初代の文鳥は、直ぐに大変懐いたので、コナンを我が家へ迎えた時も、疑う事無く「握り文鳥」になってくれると思っていました。
ところが、♀と♂の差か、私に懐いてくれても、私の所で気を許す事はあまり無く、どちらかというと、私を守ってるような感じで寄り添ってくれていたようでした。
もちろんライバルである主人には、グルグルいって威嚇します。
亡くなる前日も主人への攻撃は、忘れていなかったよね。
家族の口笛を聴いて作ったコナンオリジナルの囀りは、いくつか種類があって、一番のお気に入りは、長男の口笛からのものでした。だからか、長男が口笛で呼ぶと長男の所へ飛んで行ったものでした。(長男の部屋へも)
何もお世話をしない長男の所が大好きで、彼の所では、片足&首を羽の中へ入れて爆睡していました。
これだけは不思議だったし、妬けるよね。
本来文鳥は、チョンチョン跳ねるホッピング歩行なのに、何故か交互に足を出して歩いてたコナン。
君は人間だと思っていたんじゃないだろうか?
家族皆でそう話していましたが、実際に家族の一員でした。
先日、籠や壺巣等を片付けて、家族がそれぞれにお別れを済ませたので、ベランダにプランターのお墓を作って埋葬しました。
その前の事ですが、不思議な出来事がありました。
主人の夢の中にコナンが出て来て、グルグルいってたそうです。
「大事にしろよ。」と言われたみたいだったらしい・・・
夢の中でも会えたら嬉しいのに、私の所へは出て来てくれません。残念です。
それから、主人と私の間で、巣作り行為をしていたまめちゃんの声がコナンそっくりに。
まめちゃんの声は「ジュージュー」なのに、その時だけは「キューキュー」と、コナンの声だったのです。
まるで「お父さん、お母さん、仲良しでいてね。」と、言われたような気がしました。
意思表示の上手な彼でした。
出たい時も水浴びをしたい時も、ちゃんと教えてくれたものね。
うんそうだね~~わかったよ!
やはり彼との10年近くの日々は、簡単に整理が付きません。
どうかお許しを・・・