人生には降りられない舞台がある・・・。
まちのため。家族のため、友のため、
そして自分の人生のために、
少女たちはフラダンスに挑む。
■監督・脚本 李相日
■キャスト 松雪泰子、蒼井優、豊川悦司、山崎静代(南海キャンディーズ)、富司純子、岸部一徳、高橋克美
□オフィシャルサイト 『フラガール』
昭和40年、福島県いわき市の炭鉱町。 「求む、ハワイアンダンサー」の貼り紙を見せながらここから抜け出す最初で最後のチャンスだと、 早苗(徳永えり)は紀美子(蒼井優)を誘う。 今や石炭から石油へとエネルギー革命が押し寄せ、閉山が相次いでいる。 この危機を救うために炭鉱会社が構想したのが、レジャー施設“常磐ハワイアンセンター”だった。 紀美子と早苗はフラダンサーの説明会に出かけるが、ほかの娘たちは、逃げ出してしまう。 残ったのは、紀美子と早苗、それに会社の庶務係で子持ちの初子(池津祥子)、そして父親に連れてこられた一際大柄な女の子、小百合(山崎静代)だけだった。
おススメ度 ⇒★★★☆ (5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★★★
この映画は最初観なくてもいいかなぁと思っていました たまたまチケットの予約をしに行くときかみさんに、 「フラガール観たい?」ってメールで確認したら、「観てもいいよ~」と言う返信だったので、観てみることにしました
それともう一つ、
たまたま毎日職場で聞いているFMの、とある番組の映画紹介コーナーで、映画コメンテイターの襟川クロさんが「4回は泣ける」と仰ってました
彼女、あまり邦画をおススメすることってなかったように記憶するのですが、この映画は良いとおっしゃっていたので、では騙されてつもりで観てみようと思った次第です
そして、
4回どころか、それ以上号泣しました~~~
いつものようにレビューするより、このブログを見て、どうしようかと思っているあなた、cyazに騙されたと思ってまず観てみて下さい
今年、不覚にもここまでで一番泣いた映画となりました。
・・・何故、この映画のキャスティングで主役が松雪泰子なのか
・・・そして何故、豊川悦司、しずちゃん(山崎静代)、富司純子なのか
・・・それは観ればわかります
余談ですが、豊川悦司は『やわらかい生活』で寺島しのぶと共演、そしてこの映画で富司純子と共演、母子に縁があるようですね(笑)
この映画の監督であり脚本も担当された李相日監督はとても素晴らしいと思います。 ストーリー展開の軸がしっかりしていて、特に派手さもなく、さりげなく進んでいく中に、観ている側をどんどん引き込む魅力を持たせていました。
観終わって、本当にやられた~って感じです
ジェイクの音楽も良かったですね~
彼のウクレレは日本人に合う音色を奏でますね~
本当にいい映画はすぐにメールで映画好きさんに教えるのですが、この映画は即変身~、じゃなくて送信~でした
冗談はさておき、とにかく観てみて下さい
そして、蒼井優ちゃん。 ここのところの活躍は目を見張るものがあります 今年も後残すところ三ヶ月足らずですが、僕の中では今年のベストシネマ邦画編の主演女優賞に一番近い存在です 彼女のラストのフラにはもう口があんぐり開きっぱなしでした(ファンタスティック)
ハンカチ王子のようなタオル地のハンカチではなかったですが、薄いハンカチがビショビショでした(笑)
そして、エンドロールの最後に、この映画のモデルである平山まどかさんは現在70歳を越えて、まだフラダンスを教えているとのことでした
さ、さらに
なんとこの映画、米アカデミー賞最優秀外国語映画賞部門に日本代表として出品されることが決定しました~
≪追記≫
この映画の平山まどかさんのモデルとなったカレイナニ早川さんの興味ある記事が、いつもお世話になっているkimion20002000さんのブログ、「サーカスの日々」に掲載されていましたので紹介しておきます。
「ダンス教師役のモデル カレイナニ早川さん(asahi.com)」
私も最初この作品を予告で観た時には期待薄か感じがしたし、主演の松雪さん好きじゃないし、ストーリーがどうかな・・・と思っていたのですが、その酷評を大きく変えるほど今季5本の指に入る効作品となりました。
しかもこれが実話だという事が凄いんですよね。
実話でなければここまで感動できる作品だったかわからないですね。
口コミで段々増えるかな!?
トヨエツとまどか先生のロマンスをもうちょっと観たかった気もします。。。
観たかったのに、観れなくってじれてた状態でしたので
日曜朝一鑑賞させていただきました(笑)
正規料金払っても、だまされたと思ってえーーい!!って
中盤以降の泣き笑いで、朝っぱらから腫れ目ですよ(笑)
でも、ほんっと大満足な映画です。
松雪さんと優ちゃんのダンスシーンの迫力が、ダンス好きとしては
ポイント高いなぁ~
たましょくも最初は、何となく観たのですが
まさかこんなにも熱い思いにさせてくれる作品
だとは!出演者の演技のひとつひとつが物語を
体現していて、胸をギューと締め付けられる感
覚。
松雪泰子の男顔負けな役柄や蒼井優の芯の強
い真っ直ぐな役、しずちゃんがあれほど見事な
演技をしてくれたとゆー驚き。全てが奇跡だと。
試写会当たればよいな~・・・で(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ
で、この罰当たりが~~というくらい
泣きました。
いやまさかしずちゃんで泣くとは思わなかった。
なめてかかってエライ目にあいました。
いや、いい意味でここまで涙腺が緩むとは
思わなかったもので。
ヘソを出すのも腰を振るのも
抵抗があるし、偏見がある。
それでも覚悟を決めたオンナってのはかっこいい。
んで、ちゃんと結果を出せば
みんなが結束する。
当たり前っちゃ当たり前だけど
あの当時、「一山一家」のまとまりが
新しいものをなかなか受け入れられなかった時代に
よくここまで地元のみんなで頑張ったなって。
うん、やっぱり余程雨がひどくならない限りは行く価値アリみたいで楽しみになりました。
李監督にしては、ごくノーマルに描いていましたが、
すごく良かったです。
私も蒼井優ちゃんのラストには見とれてしまいました!
この作品は観る価値ありですよね。
富司純子さんもスクリーンで拝見するのは初めてでしたが、素晴らしい女優さんですね。
本当に良い作品でしたね。TBさせて頂きます!
腰を振りすぎて痛いです…
フラダンスは難しい。・゜゜・(>_<)・゜゜・。
話しが変わりますが
荻原浩の小説が原作の「僕たちの戦争」がドラマ化され
9/17、TBSで放映してたのですが見ませんでしたか?
森山未来くんが主演で戦中にタイムスリップする話で
決してハッピーエンドではないけれど
感想を聞きたかったのですが…(`‐ω‐´)
9/17、TBSで放映してたのですが見ませんでしたか?
森山未来くんが主演で戦中にタイムスリップする話で
決してハッピーエンドではないけれど
感想を聞きたかったのですが・・・(`‐ω‐´)
観終わったら目がしょぼしょぼしました。
実際には、泣かせ部分はフィクションなんでしょうけど、
それでも気持ちよく泣かされてしまう・・・・
ひたすら泣いてました。
フラガールに皆さん、みんな素敵だったし
お母さんもおにいちゃんも、炭鉱のみんなも良かった!
ベタでもこういう映画は素直に好きです。