知っている人は知っている、小山駅のきそば店。
そう、新海誠監督の「秒速5センチメートル」にも登場したお店です。
私は小学生の頃から両毛線沿いに住んでおり、
高校生の時の通学にも両毛線(かぼちゃ電車)を利用しました。
部活の軟式テニス(=ソフトテニス)の大会では宇都宮市の西川田運動公園に行くので、小山駅は中継駅として利用し、このきそばを何回も食べたことがありました。
私は月見ソバが好きでした。
両毛線ホームのきそば店はしばらく前になくなり、
今回は最後に残っていた宇都宮線の系列店舗が閉店するようですね。
記憶に刻まれた歴史の一コマになります。
<関連記事>
■ 小山駅も登場 「秒速…」劇中歌が駅BGMに 新海誠監督の代表作、山崎まさよしさんヒット曲のピアノ版
【小山】JR小山駅でアニメ映画「秒速5センチメートル」の劇中歌となった山崎(やまざき)まさよしさんのヒット曲「One more time,One more chance」がBGMに使われ、利用者に好評だ。
映画には同駅や両毛線が登場し、「栃木デスティネーションキャンペーン(DC)」期間中の6月まで流れる。
映画は2016年公開の「君の名は。」を手掛けた新海誠(しんかいまこと)監督の代表作の一つ。07年に公開され、小学校で出会い好意を寄せ合いながらも離れ離れになった男女の再会と心の動きが描かれている。
DC期間に合わせ、訪れる人に映画の世界を感じてもらい、思い出を残してもらおうとJR大宮支社などが企画。同駅の構内と両毛線のホームで、午前7時~午後10時まで同曲のピアノバージョンが流れている。
■ 小山駅の人気立ち食いそば店が閉店へ 新海誠監督アニメの聖地
JR小山駅構内の宇都宮線上りホームにある人気の立ち食いそば店「小山駅きそば」が、来年1月14日で閉店する。会員制交流サイト(SNS)には閉店を惜しむ声があふれ、同店には「最後の一杯」を求める客が続々と押し寄せている。
小山駅も登場 「秒速…」劇中歌が駅BGMに 新海誠監督の代表作、山崎まさよしさんヒット曲のピアノ版
閉店はJR東日本のグループ再編に伴う委託契約の終了のため。今月初めに正式に決まり、閉店1カ月前の14日に委託運営会社の中沢製麺(栃木市平柳町)の中澤健太(なかざわけんた)社長がツイッターで公表すると、瞬く間に広まった。
「ある程度反響はあるだろうと思っていたが、想像を超えている」と、中澤社長は驚きの表情だ。1日の平均売り上げは閉店公表前の2倍以上、公表直後の週末には1日600杯以上売れたという。
小山駅きそばは、1950年代前半には今の場所にあった。かつて同駅構内には宇都宮線、両毛線、水戸線のホームに3店舗あった。中沢製麺は1991年から3店舗を運営しており、宇都宮線店は最後に残った同社の直営そば店だった。
人気に火がついたのは、2007年公開の新海誠(しんかいまこと)監督の短編アニメ「秒速5センチメートル」で、両毛線店がモデルとして登場したころから。「聖地巡礼」で店を訪れるアニメファンが増えた。10年に3代目を引き継いだ中澤社長はネットでの情報発信に力を入れ、旅行雑誌に取り上げられることも増えた。
昭和を感じさせるレトロなたたずまい、安くておいしい立ち食いそばは、アニメや鉄道ファンだけでない幅広い層のファンを獲得した。
中澤社長は「いろいろな相乗効果があいまって、あの店が成立したのだと思う。閉店までの時間は短いが、できるだけ多くの方に食べていただきたい」と話していた。
■ 「最後の一杯」求め長蛇の列 新海誠監督「秒速…」の聖地、人気駅そば店が閉店 栃木・小山駅
人気アニメの「聖地」として注目を集めたJR小山駅(栃木県小山市)構内の立ち食いそば店「小山駅きそば」が14日、最終営業日を迎えた。宇都宮線上りホームにある店の前には、「最後の一杯」を求める客が長蛇の列を作り、会員制交流サイト(SNS)には閉店を惜しむ投稿があふれた。 閉店はJR東日本のグループ会社再編に伴う委託契約終了のため。委託運営会社の中沢製麺(栃木市平柳町)によると、先週末の3連休にはホームに100メートルほどの列が絶えず、普段の平日の3倍以上に当たる1日1千杯近いそばを売り上げた。 中沢製麺は1991年から、かつて小山駅構内にあった3店舗を運営していた。新海誠(しんかいまこと)監督の人気アニメ映画「秒速5センチメートル」で、両毛線ホームにあった店がモデルとなったことがある。 同社の中澤健太(なかざわけんた)社長もこの日、自ら行列の整理に当たった。「この店は多くの人の記憶に刺さっているのだと、改めて感じた」と感慨深い面持ちだった。 天玉そばを食べに来た東京都葛飾区、教員男性(61)は「鉄道マニアの間でも閉店が話題になっていた。チェーン店にはない個性的な店がホームからなくなるのは寂しい」と残念そうに話していた。
■ 小山駅「きそば」閉店 ホームの駅そば、また一つ消える 旅情ある乗換駅からの“新展開”