Crystal Heart ・・☆

私はどこから来てどこへ行くのか・・・光の世界を追いかけて

姥石

2009年07月20日 | 心模様


座禅に行った 慈光寺 の杉並木に、「姥石(うばいし)」という、大きな石の頭が地表に出ている場所がある。

白山は修験道の道場だったので、「女人禁制の山に登ろうとして石になった」とか、「天狗が山から大石を投げて姥と子が下敷きになった」とか、「戊辰戦争で若君を官軍から守るため石になった」等々・・・伝説がある石。

けっきょく姥石は、聖界と俗界を分ける「結界石」。

姥石という名前のせいなのか、その時ふっと浮かんだ想いがあった。

聖界と俗界。
異界と俗界。
あの世とこの世。
次元と次元。。。

黄泉比良坂も道反之大岩も天の岩戸も、どっか遠い土地や山の中じゃなく、私達の内にあるんじゃなかろうか?

女の体の中には、次元と次元を確実につなぐ場所がある・・・

そう、子宮。
生まれた時から、そこに命の通路が常にある気がする。

「女性は子宮でものを考える」というのは、今まで褒められているとは捉えられなかったけど、本来は褒め言葉なのだ!

次元を越えた異界の思考。
女性は生まれながら、この世の道理では捉えにくい、異界の思考を持っているのではないか?
瞬時に命を満たす(本質的にいろいろな意味で)思考が出来るのではないか?・・・と。

そう思ったら、なんだか自分の身体が愛おしくなった。

これからは女性の時代だともいわれるし、自分の心も体も見つめ直したいなぁ・・・


皇己のセッションルーム Angel's smail です。