チャネリング初体験

霊媒師っていうか、イタコみたいな人が語る話をチャネルというなら、私は物心つく頃から体験済みです。
スピ系に進んでから、リーディングは何度かしていただいたんですが、ダイレクトなチャネルは初体験です！

そろっとリーディングを始めたいという想いもあり、日頃いろいろと気になっていることを聞いてみようと。

リーダーなら自分のことは分かるだろう？
いえいえ、自分のことや家族のことが、一番分かんないんだわ。(笑)

そこで今回は、 グレース・リリーさん に紹介していただいた、某チャネラーさんにコンタクトをとってみました。
最高次元意識をチャネルしていらっしゃるということで、必要とあらば、その場で徐霊までチャッチャとやってのけてしまうという、強者チャネラー様です。

高次の意識体をおろした途端に、チャネラー様のエネルギーが変わるんですよ。
実際にチャネルの前から、チャネラー様とエネルギーがつながっていくのが、分かるんですよね。
チャネリングが終了するまで、互いに上手くエネルギーのやり取りができたかな？と思います。

一番聞きたかったのは、私が日々受け取っているエネルギーは、どこから来ているものなのか？変なものじゃないのか？
ということでした。
これがクリアされれば、後はスルスル行きそうな気がしたのでね。

正直、チャネルが始まった途端「変なのに憑かれてるから、まず徐霊します」って言われたら、立ち直れないかも～っ！ってドキドキだったのよ。
でもよかった！最も高い所から、一切何も経由せず、真っ直ぐあなたに降りてきている光のエネルギーです。と教えてもらえて！

その高次の意識体は、私が生まれる前にいた場所や前世のこと、今生の目的など、いろいろ話をしてくれました。

今回も、自分に自信がない私というものが浮き彫りになってしまい、ガツ～ンと怒られちゃいました。。。(涙)
早い話が、これだけのエネルギーが来ているのに、無駄にするんじゃない！みたいな・・・

きっと、私はまだ『自分が』何かしようと思っているんですね。。。

バンバンお尻を叩かれつつ、チャネルは終了。
これは次につながっていく話になりそうです。

それでもなお・・・

「霊界」「霊現象」「心霊」・・・
私はこの手の言葉や現象が大嫌いなんです！
えぇ！聞いたとたんにどん引きしまくって、遙か彼方に飛びすさるくらい！
以前にも書いたんですが 、２０代の頃に、恐～い霊絡みの体験をいっぱいしました。
イヤなものを山ほど見たし、勝手にケガもしたし・・・
おまけに「霊能者みたい！」と、甚だしい勘違いもしたし・・・

そんなこんなで、ほぼアレルギー、完全トラウマ状態です。

「心霊現象」絡みとは、一生涯お付き合いしたくないぞ！と、関連のありそうな物も考えも一掃し、立派に三次元を生きていく！って思ってたのになぁ・・・
気がついたら、立ち位置同じ？みたいな？（茫然自失？）

今、私がどんなに亡くなった方をリーディングしても、あの頃のような、霊現象モドキは発生しません。
いつものように、意図しないのにエネルギーが私に接続しようともしません。

そしてあの頃とは逆に、すごい愛情のエネルギーを届けてくれ、楽しかった人生の一コマを見せてくれるんですよね。
まるで時間をさかのぼって、私の方がその方に憑依しているかのように。。。

それでも私の中に恐れがあるの！
恐い思い出は、なかなか消えない！
そして、私はまた何か勘違いしているんじゃないかしら？
そんな思いをぬぐい去れずにいます。

「恐い思いをしなくていいように、今は私達がいるでしょう？」と、天使の迦陵達が笑っています。
そういえば、強い味方も増えたなぁ～と思いつつも、やはり完全にぬぐえないものがあるんですよね。

こうなると経験を積んでいくことで、払拭していくしかないのかも知れません。
今度は光に向かって歩いていきたい！
そんな気持ちになる日々です。

たった一つの I Love You

愛しているよ・・・
その言葉の意味することがすべて！
なんの説明も必要とせず、カケラの修飾語も枕詞も入る余地なく、あまねく天空の端々、ミクロもマクロも、その隅の隅まで！
たった一種類のエネルギーに満たされる瞬間がある。

そのエネルギーに触れると、私はどうしていいか分からなくなるの。
胸がいっぱいになり、満たされ、張り裂けそうになり、溢れ出て感動に打ち震える！
踊り出そうか？歌い出そうか？走り回ろうか？
・・・どうしていいか分からなくて、泣くことでお茶を濁す感じ。

愛しているよ・・・
ミディアムシップ(Mediumship)といわれる、亡くなった方をチャネルする、リーディングすることは、私の能力の一つです。（たぶん）

幾度かチャネルする機会をいただいているのですが、亡くなった方が生きている人に向ける愛情の深さ、その純粋なエネルギーに驚かされます！

さぁ！クライアントさんに伝えよう！
どんなに愛しているかと・・・

「愛しているよ・・・」と・・・
・・・え？一言？一言で終わっちゃうじゃん？あれ？
だいたいこの方、生前こーいういい方なさらないわよね？
ちゃんと伝わらないわ！マズイじゃん！

あのたった一種類の、それが全天を覆うエネルギーの凄さを、どうやって言語に置き換えればいいんだろう？
どうやって文字に直せばいいんだろう？

これが対面とか電話でのセッションなら、まだ一考の余地はあるけど、メールとなったら四苦八苦。
エネルギーを相手に分かるように言語に置き換えていく能力の不足を、痛感させられます。

まったく逆を考えれば、人間の言語って複雑で、エネルギーが絡み合いすぎてる感じ。
愛しているは、単純に愛しているで終わらない。
裏もあれば表もある。
Ｔ．Ｐ．Ｏにあわせて言葉を選び、それでも問題が発生し、「口は災いの元」などということわざまであるし。。。

なんのてらいも掛け値もなく、ただ一つの状態として在るということ。。。
そんな単純なことを私達が経験するのに、どれほどの努力がいるんでしょう？

そんなことを考えさせられもしています。
精進あるのみ！

ホラ吹きの人

人は、自分が生まれた土地の近くに、自分の守護山を持っているそうです。
私にとってその山は、きっとここ！
以前にも紹介した 国上（くがみ） という山に行ってきました。
介護疲れやら、GW疲れやら(笑)、リーディングもイマイチ冴えない自分に、ちょっと渇！？

３００ｍということもあり（山なのか？）、ほんとに１０代の頃から何かあると頭を冷やしに来る場所です。

知ってか知らずか、山も手を替え品を替え、私を元気づけてくれるんですよね。

以前、山頂で野ウサギに出会ったの！
手を鼻先まで持っていっても、逃げない！
芝に腰を下ろしてウダウダと愚痴を言ってる私の横で、ずっとつき合ってくれたことがあった。

この間は、野兎が脱兎のごとく（ってか、まんま！）目の前の山道を駆けていった！
運がいいと猿も出るらしい・・・
清浄な空気や美しい景色、土や水、美しい草木、鳥や獣、昆虫や爬虫類、四季折々のいろいろな命が私を迎え入れ、癒し、帰してくれる。

元気出せ！私！
誰にだって、上手く行かないことがある！

山を下りてくると、遠くから不思議な音が・・・

ぶぉぉおおお～～っ！
ぶんふぅぉおおおお～！

はて？この音は聞き覚えのある・・・
しかし・・山伏が修行するような、そんな霊山でも険しい山でもないはずだが？

少し行くと、まさに山伏が持つ法螺貝を持ったお兄さんとすれ違った！
思わず「すいません！それ、今、吹いてませんでしたか？」
「は？はははっ、はい。はははっっ・・・」
お兄さんは、笑いながら去ってしまったのですが・・・どうも吹きながら登っているらしい。。。（汗）
この山は手を替え品を替え、なんと変わった品を見せてくれることだろう！

法螺貝の音を聞きながら、私は笑いだし、それが涙に変わっていきました。
なんだか音の響きに、山の優しさに、洗われていく気持ちでしたよ。