カメラは消耗品

カメラマンにとってカメラといえば、
フィルム時代は資産でした。今ももちろ
ん帳簿上は資産で、デジタルカメラに
完全移行されても償却率は同じままです。
この法律がおかしいのですが、仕方ない
から従っています。
デジタルになってもやることは同じでは
と考える方も多いようですが、メディア
がウェブになったり、他の仕事もあれや
これやと撮りだすので、フィルム時代に
比べて２～４倍ぐらいシャッター数を
きっているんではないでしょうか。
だから消耗も早いのでしょう。
そしてフィルム時代にはなかった作業が
ひとつございまして、センサー清掃という
面倒な作業が発生します。
プロの場合、レンズ交換を頻繁に行うため
どうしても埃とは縁があるのです。
自分でもお掃除できるのですが、かなり
面倒なので、時間のあるときはサービスに
持込みます。今日は先日のロケで埃が確認
出来たことと、ロケ前に清掃してもらった
にもかかわらず、一枚目から埃が付着して
いたため持込みました。
先日はこちらが急がせたのもあったため
埃の確認が出来なかったのもあるかもしれ
ないし、やったご本人がわざわざ出てきて
謝ってもいるし、デジタル歴が長い私は
常に埃とお付き合いしているので、
カメラマン責任として諦めることにして
います。そしてもう一つ重要な点検が
本日はあったんですが、メインカメラの
ショット数確認です。
こちらはちょい深刻でして、11万回を
突破していました。後継機はまだ出てき
そうにないので、来年春ぐらいに調子が悪
くなるかもしれませんね。
「3年持たないのか～～～」
いや～～～、デジタルになってから
カメラはコロコロ代わるので、自分のモノ
という感覚がありません。
ほんと消耗品です。
なのでフィルムカメラのように愛情も
湧いてきませんナ～～～
「消耗品だから諦めヨ～～～」